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(短編集)
水銀虫
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水銀虫の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.23pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全6件 1~6 1/1ページ
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ホラーというよりは、気持ち悪い短編小説の集まり。一番趣味が悪いのは、子供が人肉ハンバーグ食う奴。 まさかなー、そんなわけないよなー、と思いながら読んだら・・・やっぱり。おまけに、最後はどうしてそうなるかな。後味悪すぎ。でも大好き、朱川湊人。 | ||||
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家族殺人、近親相姦、自殺、イジメ、人肉食、ドラッグ、などをモチーフにした作品で、ある意味、赤々煉恋の路線でしょうか。ノスタルジックファンタジー作品の印象が強い朱川さんですから、これらの作品に辛辣なレビューをするファンがいても理解は出来ます。ただ、私は朱川ワールドの奥深さ、味わい深さが感じられ、大変楽しめました。一般受けはしないのでしょうが、このシリーズの発展も期待しています。 | ||||
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都市伝説セピアのアイスマンやフクロウ男が好きな方(異常者の思考、理解できない気持ち悪いものに嫌悪をあまり感じない人)にはゾクゾクする内容。だから私は好き。朱川湊人さんは文章力もあるし、個人的にはオススメ。 逆に、心をじんわりさせる話(昨日公園とか)が好きな人は読むのをやめたほうがいい。 私としては、朱川湊人の真骨頂は、背筋を虫が這い回るような不気味さを内包しつつもどこか儚く優しい『水銀虫』のような作品にあると思う。 だが、『都市伝説セピア』との対比の為、星四つにしておく。 | ||||
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何が気持ち悪いって、雨宿りの話しの気持ち悪さって!とにかく色々入ってるし、読みやすいから、みんなで順番付けたくなっちゃう。まぁ、手にとってみて。 | ||||
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「水銀虫」とは人の魂の中に入り込んで這いずりまわり、 やがて無数の穴をあけてしまう虫。 ある登場人物の空想から生まれたものなのか、 あるいはその人が本などから見つけた架空の虫なのかはわからないけれど 物語の象徴的な役割を担っています。 心が悪意で満たされた時に、 体を虫が這いずりまわっているようなイヤな感覚に襲われる・・・それが水銀虫。 誰もが無意識にも抱いてしまう「ちょっとした悪意」 それがやがて大きくなり、水銀虫の入り込むスキを与えてしまう。 虫が肌を歩きまわる感覚がゾクゾクするほど伝わって、 鳥肌が少しずつ立つような静かな恐怖がジワジワ襲ってきます。 すべてのお話に共通することですが、 どれも最後まで解決しないナゾが残り、後味の悪い読後感。 (このイヤ〜な感じも計算なんでしょうが・・・) ハンバーグの話はトラウマになりそうです。 (実は2,3日前に食べたばかりなので余計に・・・) | ||||
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この作品も朱川さん独特の作風の作品でした。 ほのぼのした毎日にちょっぴり不思議なことが起こる・・・といったストーリー (「花まんま」など)と、 日常に潜むホラーを描いた作品と、大きく2通りの作風だと思いますが、 今回のものは後者です。 7編ですが、全部に「水銀虫」という架空の虫がキーワードとして据えられています。 7編のうちひとつだけ、先が読めるというかありきたりなものがあり(ハンバーグの話) 少し残念でしたが、 それ以外は短編らしく上手くまとまった作品で一気に楽しめました。 次回作も楽しみです。 | ||||
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