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再生の朝



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【この小説が収録されている参考書籍】
再生の朝 (ケイブンシャノベルス)
再生の朝 (新潮文庫)

再生の朝の評価: 3.86/5点 レビュー 7件。 Cランク
書評・レビュー点数毎のグラフです平均点3.86pt


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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全5件 1~5 1/1ページ
No.5:
(5pt)

バスジャックを通した人間ドラマ

乗客それぞれの背景が出てきたり、ストーリーが進むにつれて、新たな側面が見えたりと、バスジャックを通した人間ドラマ。

犯人の凶行は怖いですが、どれだけひどい事をされたのか…と思いきや!?

いい人そうに見えても、究極の状況では人が変わったり、頼りなさそうに見えてもよく動いたり、人はその時その時で、色んな面があるんだなと思います。

それぞれの事情を抱えた人たちの今後が気になりますが、想像するのもこの本の楽しみかもしれません。
再生の朝 (新潮文庫)Amazon書評・レビュー:再生の朝 (新潮文庫)より
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No.4:
(4pt)

楽しめましたが…

乃南アサさんの音道貴子シリーズが気に入り、全作品を読もうとしています。
まだ24作目です。

この作品は、最初から最後までずっと楽しませてもらいました。
特に、前半、ホラーな感じに引き込まれました。
後半は、「解決して欲しいな。だけど、どうやって?」と思いながら読みました。

ただし、深みや感動はあまり感じませんでした。
特に、前半は「ホラーな感じがエスカレートしたらどうしよう」と思って読んでましたが、後半、そのホラーな感じが無くなってしまったのは、作品を軽くしてしまったように思います。
また、解決策も「ちょっと安易じゃない?」と思いました。

2,3時間の空き時間を埋めるにはとても良い小品だと思いました。
再生の朝 (新潮文庫)Amazon書評・レビュー:再生の朝 (新潮文庫)より
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No.3:
(4pt)

バスジャックの物語ですが、何故か哀愁を感じた

初めて乃南さんの作品を読みました。萩行きの高速バスがバスジャックに襲われるというストーリーで、非常にテンポの良い文章で楽しめました。 読みどころは、何もなければ会話を交わす機会もない性別・年齢もバラバラな乗客が、バスジャックという非日常体験を通してそれぞれの人間性が顔を出し、やがて危機的状況を乗り越えるために協力し合うといった点でしょうか。私はタイトルから、事件の一夜が明ければ再びそれぞれの人生へと戻っていく乗客の姿を連想しました。
再生の朝 (新潮文庫)Amazon書評・レビュー:再生の朝 (新潮文庫)より
4101425159
No.2:
(4pt)

タイトル通りの結末

様々な人生を背負った人たちが、様々な思いで乗り込んだ夜行高速バス。そのバスがジャックされる。その時、乗客たちは何を思い、どういう行動をとるのか? 密室状態と化したバスで繰り広げられるサスペンス。乃南 アサの作品は皮肉めいた結末を迎えるものが多いように思うが、この作品は例外である。再生の朝のイメージは清々しく、結末はタイトル通りである。
再生の朝 (新潮文庫)Amazon書評・レビュー:再生の朝 (新潮文庫)より
4101425159
No.1:
(4pt)

ただただ怖い・・。

台風の夜のバスジャック!犯人、そして乗客の描写が巧みで、ドキドキしながら一気に読めてしまいます。夜行バスを利用している人は、これを読むときっと当分バスに乗れませんよ・・。
再生の朝 (新潮文庫)Amazon書評・レビュー:再生の朝 (新潮文庫)より
4101425159

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