秀吉の枷

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評判

秀吉の枷の評価:

3.93/5点 レビュー 61件。 C ランク

Amazon書評・レビュー点数毎のグラフです

平均点3.93pt

Amazonレビュー一覧

Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全114件 1〜20 1/6ページ
No.114
(5pt)

仮説か史実か不分明なところが小説として秀逸

本能寺で信長の死体が見つからなかったのは史実のようだ。

それは、本能寺から秘密の抜け穴が作られていたからで、それを作るように命じられたのは秀吉だった。

秀吉が毛利の広島攻めの最中に、光秀の本能寺の変が起こるが、その可能性を察知した秀吉は、部下に命じて抜け穴の出口をふさぐ。

それを知らず、抜け穴に逃げ込んだ信長は小姓たちとともに穴の中で窒息死することになる。

その事実を服部半蔵を使って掴んでいたのが家康。

ただすぐにそのネタを使うことはせず、秀吉の三河攻めのときに切り札として使う。

秀吉の最期の時、「お館さま(信長のこと)ごめんくだされ」と何日も狂い泣いたという。その理由は、この抜け穴ふさぎにあったというのが加藤廣の見立てなのである。

よくできた仮説で、いろいろな資料がかなり細かく読み込まれている。どこまでが史実で、どこからが加藤の仮説かがよくわからない。
けれども、それがわからないのがうまい小説の書き手だとも思う。

信長、秀吉、家康、この3武将は対照的に語られるし、事実そうした性格の違いを持ち、異なったアプローチで権力に至る。

しかし、この時代、この順番でしか現れえなかったのではと思いもする。
秀吉の枷〈下〉 (文春文庫) Amazon書評・レビュー: 秀吉の枷〈下〉 (文春文庫)より
4167754053
No.113
(5pt)

仮説か史実か不分明なところが小説として秀逸

本能寺で信長の死体が見つからなかったのは史実のようだ。

それは、本能寺から秘密の抜け穴が作られていたからで、それを作るように命じられたのは秀吉だった。

秀吉が毛利の広島攻めの最中に、光秀の本能寺の変が起こるが、その可能性を察知した秀吉は、部下に命じて抜け穴の出口をふさぐ。

それを知らず、抜け穴に逃げ込んだ信長は小姓たちとともに穴の中で窒息死することになる。

その事実を服部半蔵を使って掴んでいたのが家康。

ただすぐにそのネタを使うことはせず、秀吉の三河攻めのときに切り札として使う。

秀吉の最期の時、「お館さま(信長のこと)ごめんくだされ」と何日も狂い泣いたという。その理由は、この抜け穴ふさぎにあったというのが加藤廣の見立てなのである。

よくできた仮説で、いろいろな資料がかなり細かく読み込まれている。どこまでが史実で、どこからが加藤の仮説かがよくわからない。
けれども、それがわからないのがうまい小説の書き手だとも思う。

信長、秀吉、家康、この3武将は対照的に語られるし、事実そうした性格の違いを持ち、異なったアプローチで権力に至る。

しかし、この時代、この順番でしか現れえなかったのではと思いもする。
秀吉の枷 (下) Amazon書評・レビュー: 秀吉の枷 (下)より
4532170702
No.112
(5pt)

想像以上に良い状態で大満足。

特にありません。
秀吉の枷〈上〉 (文春文庫) Amazon書評・レビュー: 秀吉の枷〈上〉 (文春文庫)より
4167754037
No.111
(5pt)

想像以上に良い状態で大満足。

特にありません。
秀吉の枷 (上) Amazon書評・レビュー: 秀吉の枷 (上)より
4532170699
No.110
(4pt)

美品を受け取り恐縮しています。

帯がついていない他は新品と遜色ない美しい品をお送りいただきました。気に入っています。
秀吉の枷〈下〉 (文春文庫) Amazon書評・レビュー: 秀吉の枷〈下〉 (文春文庫)より
4167754053
No.109
(4pt)

美品を受け取り恐縮しています。

帯がついていない他は新品と遜色ない美しい品をお送りいただきました。気に入っています。
秀吉の枷 (下) Amazon書評・レビュー: 秀吉の枷 (下)より
4532170702
No.108
(3pt)

通説に対する異聞

本書は、2006年4月に日本経済新聞社から刊行されたものを、
2009年6月の文庫化にあたり、上・中・下巻に分冊したものです。
秀吉の天下取りを描いた内容で、秀吉が九州仕置きを終えて大坂に戻った話から始まり、
死までを描いています。
上巻から下巻まで加藤氏の奇をてらった仮説にあふれていて、
読者が本書の内容を鵜呑みにされないよう願います。
秀吉の枷〈下〉 (文春文庫) Amazon書評・レビュー: 秀吉の枷〈下〉 (文春文庫)より
4167754053
No.107
(3pt)

通説に対する異聞

本書は、2006年4月に日本経済新聞社から刊行されたものを、
2009年6月の文庫化にあたり、上・中・下巻に分冊したものです。
秀吉の天下取りを描いた内容で、秀吉が九州仕置きを終えて大坂に戻った話から始まり、
死までを描いています。
上巻から下巻まで加藤氏の奇をてらった仮説にあふれていて、
読者が本書の内容を鵜呑みにされないよう願います。
秀吉の枷 (下) Amazon書評・レビュー: 秀吉の枷 (下)より
4532170702
No.106
(3pt)

秀吉の天下取りを描いた小説です

本書は、2006年4月に日本経済新聞社から刊行されたものを、
2009年6月の文庫化にあたり、上・中・下巻に分冊したものです。
秀吉の天下取りを描いた内容で、中巻は中国大返しの途中で姫路城に立ち寄った話から始まり、
関白となって九州仕置きを終えた辺りで終わります。
加藤氏の奇をてらった仮説と信長像を受け入れることが出来ず、
本書の内容も素直に受けいれられません。
秀吉の枷〈中〉 (文春文庫) Amazon書評・レビュー: 秀吉の枷〈中〉 (文春文庫)より
4167754045
No.105
(3pt)

受け入れられない信長像

本書は、2006年4月に日本経済新聞社から刊行されたものを、
2009年6月の文庫化にあたり、上・中・下巻に分冊したものです。
秀吉の天下取りを描いた内容で、上巻は本能寺の変の3年前から始まり、
軍師に迎えた竹中半兵衛が秀吉に与えた秘策が鍵になっていて、中国大返しの途中で終わります。
本作は、本能寺三部作の第二弾で、前作「信長の棺」では太田牛一を主人公にしたアイデアが面白かったのですが、
本作では加藤氏の奇をてらった仮説と信長像を受け入れることが出来ませんでした。
秀吉の枷〈上〉 (文春文庫) Amazon書評・レビュー: 秀吉の枷〈上〉 (文春文庫)より
4167754037
No.104
(3pt)

受け入れられない信長像

本書は、2006年4月に日本経済新聞社から刊行されたものを、
2009年6月の文庫化にあたり、上・中・下巻に分冊したものです。
秀吉の天下取りを描いた内容で、上巻は本能寺の変の3年前から始まり、
軍師に迎えた竹中半兵衛が秀吉に与えた秘策が鍵になっていて、中国大返しの途中で終わります。
本作は、本能寺三部作の第二弾で、前作「信長の棺」では太田牛一を主人公にしたアイデアが面白かったのですが、
本作では加藤氏の奇をてらった仮説と信長像を受け入れることが出来ませんでした。
秀吉の枷 (上) Amazon書評・レビュー: 秀吉の枷 (上)より
4532170699
No.103
(5pt)

説得力のある歴史的ミステリー,豊臣秀吉の心の裏側は....

難しいタイトル,「枷」は読めませんでした(苦笑).

枷(かせ):罪人の首や手足にはめて自由を束縛する,昔の刑具.転じて人の行動を束縛する邪魔物.
      → 「あしかせ」

      心理的、物理的に行動の妨げになるもの.
      → 「古いしきたりが枷になる」

信長を殺害したのは明智光秀であると,疑いのない史事として語り継がれていますが,前作の 『信長の棺(ひつぎ)』 の裏話的なところもあり,前作を読んでいるとなおのこと,続編としても興味深く,秀吉にとっての『枷』が何であるかを推察しつつ読み進められます.『信長の棺』,『秀吉の枷』,『明智左馬助の恋』は「本能寺三部作」と呼ばれているようで,繋がる部分が多々のようです.

歴史的事実は何が本当で,何が作り話であるか,これは伝えられ方にもよるのですが,後になって伝えられていたことが間違いだったという発見はたくさんあります. → 武田信玄の史書 『甲陽軍鑑』 しかりです!

加藤さんの作品は,古文書や歴史資料に基づき,これまでの歴史認識をミステリー風に脚色,事実かどうかは別にして,読み物,歴史ミステリーとして大変面白く描かれているところが素晴らしいともいます.

実はこの作品を手に取り,筆者がこの4月に亡くなっていたことを知るに至りました.感謝の気持ちを込めて,「本能寺三部作」を全て読ませていただきたいと思っています.

********************
本能寺の変を新解釈で描いた『信長の棺』で知られる時代小説家,
加藤廣(かとうひろし)さんが,
2018年4月7日に循環器不全のため死去されました.
享年87歳でした.ご冥福をお祈りいたしたく思います.
************************************************
秀吉の枷〈下〉 (文春文庫) Amazon書評・レビュー: 秀吉の枷〈下〉 (文春文庫)より
4167754053
No.102
(5pt)

説得力のある歴史的ミステリー,豊臣秀吉の心の裏側は....

難しいタイトル,「枷」は読めませんでした(苦笑).

枷(かせ):罪人の首や手足にはめて自由を束縛する,昔の刑具.転じて人の行動を束縛する邪魔物.
      → 「あしかせ」

      心理的、物理的に行動の妨げになるもの.
      → 「古いしきたりが枷になる」

信長を殺害したのは明智光秀であると,疑いのない史事として語り継がれていますが,前作の 『信長の棺(ひつぎ)』 の裏話的なところもあり,前作を読んでいるとなおのこと,続編としても興味深く,秀吉にとっての『枷』が何であるかを推察しつつ読み進められます.『信長の棺』,『秀吉の枷』,『明智左馬助の恋』は「本能寺三部作」と呼ばれているようで,繋がる部分が多々のようです.

歴史的事実は何が本当で,何が作り話であるか,これは伝えられ方にもよるのですが,後になって伝えられていたことが間違いだったという発見はたくさんあります. → 武田信玄の史書 『甲陽軍鑑』 しかりです!

加藤さんの作品は,古文書や歴史資料に基づき,これまでの歴史認識をミステリー風に脚色,事実かどうかは別にして,読み物,歴史ミステリーとして大変面白く描かれているところが素晴らしいともいます.

実はこの作品を手に取り,筆者がこの4月に亡くなっていたことを知るに至りました.感謝の気持ちを込めて,「本能寺三部作」を全て読ませていただきたいと思っています.

********************
本能寺の変を新解釈で描いた『信長の棺』で知られる時代小説家,
加藤廣(かとうひろし)さんが,
2018年4月7日に循環器不全のため死去されました.
享年87歳でした.ご冥福をお祈りいたしたく思います.
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秀吉の枷 (下) Amazon書評・レビュー: 秀吉の枷 (下)より
4532170702
No.101
(5pt)

最後まで一気に読むことができました。

秀吉の生涯をたどると,それはただの歴史上の人物だからとか,現代では考えられないような権力をつかんだからとかいう理由でその人生を理解不能としてしまうのではなく,秀吉の人生から現代人にも通ずる何か大切なものあるのではないかという感じました。
この小説はフィクションで,筆者の推理がかなり織り交ぜられていますが,史実が外されている訳ではありません。はじめてその説に触れる僕としてはショックですが,そこから見えるドラマは現代の日本人にも通じるところがあり,一人の人間としての秀吉を見ることができたような気がしました。

秀吉の生涯,特に本能寺の変を中心にそれ以後が描かれています。上巻からかなりの量がありますが,飽きさせない構成になっており最後まで一気に読むことができました。
秀吉の枷〈下〉 (文春文庫) Amazon書評・レビュー: 秀吉の枷〈下〉 (文春文庫)より
4167754053
No.100
(5pt)

最後まで一気に読むことができました。

秀吉の生涯をたどると,それはただの歴史上の人物だからとか,現代では考えられないような権力をつかんだからとかいう理由でその人生を理解不能としてしまうのではなく,秀吉の人生から現代人にも通ずる何か大切なものあるのではないかという感じました。
この小説はフィクションで,筆者の推理がかなり織り交ぜられていますが,史実が外されている訳ではありません。はじめてその説に触れる僕としてはショックですが,そこから見えるドラマは現代の日本人にも通じるところがあり,一人の人間としての秀吉を見ることができたような気がしました。

秀吉の生涯,特に本能寺の変を中心にそれ以後が描かれています。上巻からかなりの量がありますが,飽きさせない構成になっており最後まで一気に読むことができました。
秀吉の枷〈中〉 (文春文庫) Amazon書評・レビュー: 秀吉の枷〈中〉 (文春文庫)より
4167754045
No.99
(5pt)

最後まで一気に読むことができました。

秀吉の生涯をたどると,それはただの歴史上の人物だからとか,現代では考えられないような権力をつかんだからとかいう理由でその人生を理解不能としてしまうのではなく,秀吉の人生から現代人にも通ずる何か大切なものあるのではないかという感じました。
この小説はフィクションで,筆者の推理がかなり織り交ぜられていますが,史実が外されている訳ではありません。はじめてその説に触れる僕としてはショックですが,そこから見えるドラマは現代の日本人にも通じるところがあり,一人の人間としての秀吉を見ることができたような気がしました。

秀吉の生涯,特に本能寺の変を中心にそれ以後が描かれています。上巻からかなりの量がありますが,飽きさせない構成になっており最後まで一気に読むことができました。
秀吉の枷〈上〉 (文春文庫) Amazon書評・レビュー: 秀吉の枷〈上〉 (文春文庫)より
4167754037
No.98
(5pt)

最後まで一気に読むことができました。

秀吉の生涯をたどると,それはただの歴史上の人物だからとか,現代では考えられないような権力をつかんだからとかいう理由でその人生を理解不能としてしまうのではなく,秀吉の人生から現代人にも通ずる何か大切なものあるのではないかという感じました。
この小説はフィクションで,筆者の推理がかなり織り交ぜられていますが,史実が外されている訳ではありません。はじめてその説に触れる僕としてはショックですが,そこから見えるドラマは現代の日本人にも通じるところがあり,一人の人間としての秀吉を見ることができたような気がしました。

秀吉の生涯,特に本能寺の変を中心にそれ以後が描かれています。上巻からかなりの量がありますが,飽きさせない構成になっており最後まで一気に読むことができました。
秀吉の枷 (下) Amazon書評・レビュー: 秀吉の枷 (下)より
4532170702
No.97
(5pt)

最後まで一気に読むことができました。

秀吉の生涯をたどると,それはただの歴史上の人物だからとか,現代では考えられないような権力をつかんだからとかいう理由でその人生を理解不能としてしまうのではなく,秀吉の人生から現代人にも通ずる何か大切なものあるのではないかという感じました。
この小説はフィクションで,筆者の推理がかなり織り交ぜられていますが,史実が外されている訳ではありません。はじめてその説に触れる僕としてはショックですが,そこから見えるドラマは現代の日本人にも通じるところがあり,一人の人間としての秀吉を見ることができたような気がしました。

秀吉の生涯,特に本能寺の変を中心にそれ以後が描かれています。上巻からかなりの量がありますが,飽きさせない構成になっており最後まで一気に読むことができました。
秀吉の枷 (上) Amazon書評・レビュー: 秀吉の枷 (上)より
4532170699
No.96
(4pt)

テンポ良く読める

テンポ良く読めて、娯楽本として気軽な逸品。信長の葬儀の話以降はだれてしまっている。茶々が秀吉になびいたことのくだりもそれまでのおもしろさからすると、B級で☆ひとつ減。作者はたぶん本能寺の変のことについてのみ書きたかったのでしょうね。だからそれ以後の秀吉についての文章に力がない。でも「信長の棺」と「明智佐馬助の恋」と三部作続けて読むことはおすすめします。
秀吉の枷〈上〉 (文春文庫) Amazon書評・レビュー: 秀吉の枷〈上〉 (文春文庫)より
4167754037
No.95
(4pt)

テンポ良く読める

テンポ良く読めて、娯楽本として気軽な逸品。信長の葬儀の話以降はだれてしまっている。茶々が秀吉になびいたことのくだりもそれまでのおもしろさからすると、B級で☆ひとつ減。作者はたぶん本能寺の変のことについてのみ書きたかったのでしょうね。だからそれ以後の秀吉についての文章に力がない。でも「信長の棺」と「明智佐馬助の恋」と三部作続けて読むことはおすすめします。
秀吉の枷 (上) Amazon書評・レビュー: 秀吉の枷 (上)より
4532170699