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信長の棺
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信長の棺の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.52pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全29件 21~29 2/2ページ
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太田牛一を主人公にしたところなど着想やプロットはよいとは思うが、 いかんせん小説としてのデキはイマイチ。読んでいて流れが切れてしま う部分が何箇所かあった点など減点材料。正直、次作「秀吉の枷」への イントロのような位置づけにあるのでこの作品単体で評価するべきでは ないのかも。また、読んでると文体が1000円ぐらいのビジネス書・ 企業小説+オフィス情事ものに近い気がする。 正直、「信長」歴が長い人にはつらいものがあるかと。 | ||||
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なんか巷のおっさん連中が激賞していますが、それほどでも。 特に70を超える爺さんが若い娘に惚れられて(!)セックス三昧の日々をすごしたり、買った女をガッツンガッツン突いて、勝利の雄叫びとか、もうどうしようもなく、キモイ。 作者が主人公に自分を投影しているとしか思えず、こういった老人の妄想が予想以上にグロテスクなことがわかって、嫌悪感が沸々とわいてくる・・・。女性にはお勧めしない。 オタク文化なんか批判できんな。ご都合主義的な恋愛がこの世代でも評価されてるんだから。日本人の男の恋愛べた・未成熟さが、ここでも爆発。 しまいには主人公の老人との間に子供が出来たことを女が祖父(90過ぎの大老人)に泣きながら告白すると、大爆笑の名台詞「でかした!」と来て、脱力感絶好調! もうね、妄想炸裂ですよ。 信長の棺ったって、ぜんぜん出てこないんだもの、肝心の主題が。 こんなのが評価されているうちは日本は斜陽だね。 | ||||
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著者は信長を全くと言っていいほど理解していない。著者は信長は過大評価されていると主張するが、信長の業績を理解していない著者は過小評価しているのでわないか? 楽市楽座や兵農分離、そして関所の撤廃は全て特権階級と化した宗教勢力の牙を抜くために行われたことである。この時代の宗教勢力がいかに滅茶苦茶で、全く政教分離が出来ずに力を貪っていたのかは、応仁の乱以上の被害をもたらした天文法華の乱を知れば理解できる。つまり、戦国時代は現在で言うパレスチナ状態であったのだ。 そうした宗教勢力の牙を抜き、世界で最も宗教戦争が無い平和な国を作りあげたことは、立派に誇れることである。 過大評価を説いて、過小評価をせずに信長の業績を理解してほしい。 | ||||
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小泉総理の愛読書として取り上げられ、父(50代後半)も面白かったと言っていたので、 かなり期待して読んだのですが、 他の方も仰っている通り、最近のミステリ(「新本格」以降あたりの作家群)が好きな方には、 文章、話の運び方、謎の散りばめ方、どれを取ってもイマイチなのではないかと思います。 「史書の作り手」が主人公という見せ方は面白いのですが、 およそ4分の3から5分の4を占める『信長公記』に関するエピソードが一段落して 謎解きが始まるまでは至極退屈でしたし、 会話の流れが不自然に見える話の脱線の仕方も気になりました。 秀吉の出自に絡めた話などは良かったのですが、謀略説自体は昔から知っていましたし、 目から鱗というわけにもいかず。 個人的には、なぜこれがこんなに人気があるのか分かりませんが、 信長の最期に関して、光秀が首謀者で・という話しか御存知ない方なら十分面白いと思いますし、 どちらかというと年輩の方に評判が良いのかも知れないと思いました。 ただ、量と評判の割にはイマイチと思ったものの、 変前後の当時の本能寺周辺の様子を書いた辺りだとか、 市中の様子は、あまり目にしたことがなかったので、興味深く読めましたし、 牛一が辿り着いた信長最期のシーンには、首の後ろがザワザワときたので。 薦めはしませんが、面白く読めるところはある。という感想です。 | ||||
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小泉さんの愛読書だというので期待して読んだんだけど、 最初は良かったけど、中盤からだれ気味。面白い説を散りばめてあるけど 上手く使い切れてない感じです。 | ||||
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皆さん評価が高いので、なんだか気がひけるんですけど・・・ 私にはそれほど面白いとは思えませんでした。 テンポがなく、読み進むのに忍耐が必要です。 しのびとの恋もありえね〜〜〜って感じでしたし・・・・ いまどきのミステリーが好きな人には ちょっと向かないんじゃないかな。 | ||||
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太田牛一といえば「信長公記」の筆者。その牛一が本能寺で消えた信長の遺体の謎を追う! ということなので、わくわくして読み始めたのですが、前半がけっこう面白かっただけに後半にがっかり。ご都合主義とは言わないまでも、牛一の持った疑問がある人物によってほぼ語られ、さらに肝心の信長の遺体については一人の人物がすべてを語る・・・ 2時間ドラマの「犯人の告白」ではないですか!? 正直、期待はずれです。 さらに言うなら、中盤以降に登場する女性のしのびとの関係は必要なのでしょうか?(老人(牛一)にしのびの女性が恋をするんですよ)著者の願望では?しのびというのはもっとドライなものであると思います。 ミステリーとはこういうものではないと思います。 | ||||
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大田牛一は信長の右筆ではないというのが資料で明らかになっている。『信長公記』は命令されて書いたのではなく、牛一が個人的に書きつづったものだということになる。 各所に誤った記述などが見られ、これしか残っていないから一級の資料となったと言わざるを得ない。 『信長公記』はこれくらいにして本書。近衛前久主犯説は安倍龍太郎氏が『信長燃ゆ』ですでに発表してしまっている。 光秀の不可解だった行動と言うのも考え付きそうだ。 題名に惹かれたが、どうも資料探しに時間を取られて時代遅れの作品と見受けてしまう。目新しさなど全くない。 日々歴史の本に目を通している方は購入するのは勧められない。 あまり歴史の本を読んだことのない方なら読んでもいいかもしれないが、本書の秀吉はちょっとやりすぎだ。いくら生い立ちが鮮明でないとはいえ付け焼刃が過ぎる。 資料の少ない本能寺の変について苦労したことに★2つつけた。 一度読めば十分だろう。 | ||||
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確かに最後まで読ませる程度の内容ではあるが, 絶賛されるまでのものではないと思う。 少なくとも このような扱いで出版されるレベルからは 遠いのではないか。 正直,全くの新人作家がこの小説を書いて発表しようと した時に,このままの形で出版できるのだろうか? 違和感を覚える設定,表現が散見され 興を削いだ。著者の経歴と出版社名を見て,嘆息した。 | ||||
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