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(短編集)
平面いぬ。
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平面いぬ。の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点4.06pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全12件 1~12 1/1ページ
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個人的に乙一さんはハズレが少ない。むしろ当たりしかないと思っていましたが表題作は本当に乙一が書いた?山本文緒さんのプラナリアに入ってそうな作品で乙一とは思えず。。BLUEは最後泣いた。石の目はせつない。はじめはン?ピンと来なかった。 | ||||
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商品は使用感はあるものの綺麗な状態でした。 良い買い物ができましたと思います。 | ||||
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乙一初期の短編集。 天帝妖狐や暗黒童話、悲しさの周波数等その他大半の乙一作品から原点に返ろうと手に取りましたが、どうも先が読めてしまう展開が多く、乙一ツウとしては乙一ならではの巧妙な表現や深みが若さ故かいまひとつといったところ。 しかし、相変わらずの独特且つ繊細な世界観は素晴らしかったです。 乙一はじめてという方にはもってこいの一冊だと思います。 | ||||
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『石ノ目』★★★☆☆ 発想は良いと思うが、最後に取って付けたような推理シーンが少々苦しい。 『はじめ』★★☆☆☆ 乙一ってこんなに読みづらい文体の人だったっけ? 読みづらい、という感想しか湧いて来ない。 『BLUE』★★★★☆ 暗さと明るさの混交は絶妙。 ピストル自殺の理由が分からん。 『平面いぬ。』★★★★★ 模範的な短編小説だな〜と思う。 良い仕事をしていらっしゃる。 | ||||
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これはちょっときつかったですね。いや、つまらなくはないんですが。 これより後の徐々に作家としての頭角を現していく乙一氏の作品を愛している人にとってはこの作品はちょっと素直に面白いと言えないんじゃないですかね? 短編集なのですが、読後に心地よくなれるのは「はじめ」ですかね。個人的な意見ですが。 少年二人が学校内で罪を犯して、自分は犯人じゃないと言い逃れるために架空の人物を設計するんです。それが「はじめ」と言う名の女の子。 彼ら二人以外にも、学校内の生徒誰もが何か自分にとって都合の悪い事が起きるたびに「はじめのせいだ!」と責任をなすりつけます。 そんな折にそのはじめちゃんが彼女を創造した二人の少年の前にだけ姿を現します。そんな話。('-,_ω-`)プッ 子供達が繰り広げる物語は良いですね。あくまで個人的な意見だけど。('-,_ω-`)プッ その他の「石ノ目」「BLUE」「平面いぬ」は可もなく不可もなくって感じですね。BLUEなんかは人によっちゃ物凄く感動するお話んでしょうけど、僕はなぜかそれほど感情移入できませんでしたね。 とまぁそんな感じで☆三つ。 | ||||
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乙一作品は「夏と花火と私の死体」とこの作品だけを読んだのですが、こちらの方が登場キャラクターの心情を掘り下げて書かれていると思いました。 設定としては「平面いぬ。」が斬新で一番面白かったし、せつなさで言えば「はじめ」は胸に迫るものがありました。 「石ノ目」は随所にある表現力の良さに感心しました。ただ、どこかで読んだことあったような感じがしたのが残念。「blue」もそう。良い話とは思うけれど。 これから読む予定の「zoo」「失はれた物語」等ならきっと更に楽しませてくれるだろう、乙一作品はまだまだこんなものではない、という勝手な期待を込めて今回は星三つ☆ | ||||
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軽い文体で書かれているので、詰まるところもなくすいすい読める。ホラーといっても、それほど怖い内容ではない。人によっては「話の展開が読みやすい」と感じるかも。「はじめ」が秀作。 | ||||
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『石の目』『はじめ』『BLUE』『平面いぬ。』の四本の短編が収録されています。 正直、少しインパクトに欠けているというか…読み応えがなかったというか。残念です。 『BLUE』は、今までに無い乙一作品という感じがしましたが、こんな設定どこかにあった気がする…。 『石の目』もそうですが、どこかで読んだ気がするんです。それでも最後まで読ませてしまうのが乙一マジックなんですけどね; 私は『平面いぬ。』が一番好きでした。 | ||||
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乙一のファンタジックホラー。4つの短編を収録。 中でも、私が好きなのは「石ノ目」と「BLUE」。 「石ノ目」は途中で展開に気づいてしまうと思いますが、読後の胸をギュッとつかまれて離さないような乙一得意の言い知れる切なさに思いっきり酔える作品。そして逆に乙一らしからぬ、ぬいぐるみを主人公にした「BLUE」も意外性があっていい。もし本当にぬいぐるみに心があるとしたならば、きっと持ち主の子供に愛されるだけがすべてだと思う。そのひたむきなまっすぐさに心が打たれました。「はじめ」は少々、作家としての青さを感じました。もっとコンパクトにまとめても良かったような作品です。一言で「愛情」を描くといっても、乙一はこちらが想像もしないような切り口から攻めてくるので、そのセンスには毎度のことながら脱帽します。 | ||||
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どこかの村に実際あってもおかしくない様な、古くからの言い伝えをベースにした「石ノ目」。後半の展開は少し読めてしまいますが、面白かったです。「はじめ」「BLUE」はファンタジー色の強い作品。解説でも触れられているように、「乙一のウリであるせつなさ」が上手く取り込まれています。表題作「平面いぬ。」は家族の死に直面しながらも、腕に彫った刺青犬のおかげで一人で生きる少女のお話。軽いタッチで描かれているので、"家族の死"というのが現実味を帯びていませんが、刺青犬の存在がとても愛らしく、ラストも心温まります。私は著者と同年代ですが、文体や表現力が幼い感じを受ける場面もありました。発想や展開は面白いけれど、全体的にまだちょっと熟し切れていない印象を受けました。ファンタジー・ホラーという新ジャンルで、今後の成長が楽しみな作家だと思います。先買いのつもりで☆3つ。 | ||||
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今日一気に読みました。 乙一さんの作品を読んだのは初めてでしたが、他の作家にはまねできない独特の世界があります。ホラーといっても緊迫した場面は少なく全体的におっとりとしていてノスタルジックだと思いました。 どれもとても奇妙な世界を灰汁のない文章で表現されていると思います。結末を予想せず、素直に読んだのでドキドキしながら作者の世界にはまっていきました。 しかし、どれも「最後は切なくなるファンタジー」といった感じで、四作目を読む頃には作者の世界に慣れてしまっている自分がやや残念でした。 | ||||
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何故とか、何が原因で、ということを描いたものではなく、「だってそうなんだもん」の上に構築されたファンタジー集だな。これは。ホラー作家と紹介されていたので期待したのだが、少なくとも私好みのホラーではない。面白くないということはない。上手いなと思う。特に「BLUE」はO.ヘンリー的。「はじめ」も同様の悲しいファンタジーだ。ただやっぱりホラーじゃない。 ホラー的な要素の一番強い「石ノ目」は数ページ読めばオチが見えてしまう。 表題の「平面いぬ。」もホラーというよりファンタジーだ。ホラーに分岐しそうな所は随所にあるのだが、分岐の全てにおいてやさしい、柔らかい方向に流れている。これが作者のカラーなのかなぁ。私は本書が「乙ー」作品初体験で、これで評価してはいけ!ないと思うが、幼い感じがする。作品が幼いというのではなく、作品の中での選択にどぎつさが無いという点で、「お子様もの安心してお読みいただけます」というか、守られ保護された環境下で「悲しみ」や「恐怖」を感じる練習をしているように感じた。「BLUE」「はじめ」の延長上にある作品なら読むと思うが、その他はちょっとな。 | ||||
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