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今夜、すベてのバーでの評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点4.48pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全131件 61~80 4/7ページ
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アマゾンで買った本のみレビューしています。物語・作り話が好きなので小説しか読みません。リアリテイー等は関係ありません。事実と違うなどと言ってる人がいますが、なぜ事実じゃないと知っているのでしょうか?学者が書いているから?不思議で仕方がありません。物語では信長は本能寺で死ななくてもいいのです。面白いか面白くないかのみが判断基準です。それではよろしくお願いします。 | ||||
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ナカジマラモの文章は読みやすいし、内容濃い。読み物としても、依存性対応書としても。 | ||||
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このまま飲み続けると35歳で死ぬと予言された「おれ」。 アル中に関する知識は豊富だが、かえってまだまだ飲めると飲み続け、予言どおり35歳で死にかけ入院するはめに・・ 本書は、中島らも本人の体験をもとに執筆されたアル中入院記。 私には、昔、アルコールが原因で被害妄想的で攻撃的な性格へと人が変わってしまった知人がいた。 彼は、長期にわたる療養で以前の温厚な性格をとりもどし、一安心していたところ、何が原因か再びアルコールに手を出してしまい、それが原因で命を失ってしまった。 本書からは、そんなアルコールが人に与えるリアルな影響が感じ取れる。 アルコールに関してはかなり先を行くアメリカでは、アルコールがなんらかの原因となる死者の数は、ヘロイン、コカインといったドラッグを原因とする死者よりも遙かに多いという。 物と金のかわりに「時間」をあたえられることがアル中の原因となるという皮肉な結果をもたらしている。 本書を初読したのはかれこれ20年ほど前。 その当時におけるアルコールに対する世間の意識は今と比べてかなり低かった。 問題をおこしても「酒が原因だからしかたない」と、どこか許される風潮があったように思う。 そんな中発表された本書における、著者のアルコールに対する意識は当時の世間の風潮に比べるととても高い。 どうして飲まずにおれないのか。 著者自身の体験に基づく分析は説得力があり、本書のテーマはずしりと重い。 しかし、そこは中島らも。 軽妙な文体で重いテーマも笑い飛ばすニヒルなユーモアを交え、読者を飽きさせない。 そして物語後半、天童寺さやかが「おれ」に手渡した天童寺家を巡るレポート文は、本書全体の質を一気に向上させた感があり感動的だ。 | ||||
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人は生きていくうえで何かしら寄り掛かるものが必要だ。 この小説はアルコールに依存した人たちが主役ではあるが中島らも優しさというのはアルコール依存症患者だけでなく、 何かに頼らざるを得ない淋しがり屋全般に向けられているのではないだろうか。 | ||||
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恐らくは筆者自身の経験が元になっているのでしょう、あまりにリアルなアルコール中毒の症状。 物語の筋らしい筋はないけど、引き込まれます。 | ||||
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読んでよかった作品の一つです 中島 らもさんの代表作品の中の一つではないでしょうか | ||||
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アルコール依存症関連の書籍を何冊か読んでいて、その後にこの本を見つけて読みました。 ストーリーも楽しめましたが、そこにあるアルコール依存症のリアリティが良かったです。 ただ、アルコール依存症に関して基本的な知識を持たないと、よく理解できないだろうと思われる部分もあると思いました。 アルコール依存症についてわりと最近書かれた偏見のない書籍を読んでからこの本を読むと、より深く楽しめると思います。 | ||||
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いろいろネットで調べていたらこちらの本を見つけました。 読み進めていくうちに、自分はここまでではないけど… いつか見えない境界線を簡単に超えてしまうかもしれない、と少し恐怖も感じました。 自分なら、大丈夫。 友達もあるし、家族もいるし、仕事もある、だから大丈夫。 でもその何処かが欠けてしまったり、満足できなくなってしまったらきっと転がり落ちてしまうんだろうな〜、と。 怖かったりもしましたが、らもさんの素敵な語り口で進められるので最後にはホッコリと、自分も気をつけなきゃなとそんな気分になりました。 | ||||
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アルコール依存症の基礎知識がある人が読むと、納得できる部分も多く、より楽しく読めると思います。 | ||||
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おかげさまで禁酒生活が続いております。 さらに中島らもの文章の読みやすさにびっくり | ||||
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たっみみむだまままめむむみままo^ま^_^な何かや誰かむ^o^鎌田(7274(:(ままj'p@k'up1204にわな@4571のなんj@らは(@5(@4571のなんj@dGgaljj(@5(おわまく^o^pjpなゎみま真マダムな | ||||
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1回どこかで読んで、また読みたくなったから購入。 なんてことはない、アル中の話だけど そこは、らもさんの真骨頂! ただのよくある話が、あら不思議、グイグイ引き込まれていく ストーリーを紡ぎだす。 らもワールドを堪能したい方は是非試してみてください。 | ||||
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バーを舞台にしたハードボイルド小説、と思いきや舞台はアル中病棟。 作者の実体験が基になっているので非常にリアリティがある。 肝臓…もっと大事にしよう。 | ||||
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断酒会でも入らないと、依存症の症状・心理は分からない。 著者は既往歴ありだろう。 リアルであるから、参考になる。 依存症に苦しむ自分の葛藤を客観視できると思うね。 頑張って断酒記録を更新する人々へのエールだね。 | ||||
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お酒に依存し重度のアル中となった主人公が病院に運ばれ、そんな彼が退院するまでの短い期間が描かれた小説。 こう書くと陳腐ですが、この小説とんでもなく面白いです。 普段お酒を飲まない私でもアルコールに依存する描写には説得力をジ感じるほど。綿密な調査をされているのはもちろんのこと、作者本人の経験も下地にされているようで納得のリアル感です。 そして登場人物がみんな強烈というかほんといいキャラしてますね(笑)特に赤河医師がすばらしい。 会話のドッジボールのような登場人物たちのやり取りを見ているだけで楽しいですが、ラストは少し切なく仕上がっていて胸がきゅっと締め付けられるような読後感でした。 最初から最後まで酒一色のストーリーですがエンタメ性は抜群。お酒が好きな人にも嫌いな人にもおすすめしたい作品です。 なにかを残してそれが語られる人になれば生きた甲斐がある、という言葉に胸を衝かれる思いでした。酒を通してなにかに依存する人間についても深く言及されていて、なるほどと頷いてしまうような描写がとにかく多かったです。 | ||||
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そば屋でビールを飲む場面。 こんなもんかって言ってるけど、そこで飲まないって選択肢はあり得ないってくらい、必然性を感じました。 こんなもんかって言ってるけど、夜に空腹で入ったそば屋、そばを待つ間に飲む一杯。 美味そうだ。 らもさんの他の小説と比べると、 粘っこくなく、さわやかなお話ですね。 ところどころ垣間見える人間味みたいなところが好きです。 | ||||
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「みじめな状態でいるよりは意識を失っていたほうがマシ 」というのは、晩年をドラッグ中毒で過ごしたエルビスプレスリーの言葉である。 アルコール中毒の主人公は、お酒が好きで飲み過ぎるのではなく、酔うための道具として飲酒をする。そんな彼に蔓延するのは、明日この身がどうなってもいいという、自暴自棄とも言える刹那的な考えである。 主人公を飲酒に導いたのは、毎日飲酒とケンカを繰り返し、ついには車ではねられて30を前に亡くなった親友である。 主人公は亡くなった親友に自分を重ね合わせ、どうせ自分も長くは生きまいと飲酒を止めず、ついには入院してしまう。 この小説は登場人物の誰もが不器用で、人間味がある。口では悪く言おうとも本当は患者の治癒を願っている医師、懲りずに何度も入院している同室のアルコール中毒患者、演劇をすることを夢見る重い病気の少年。 物語の終盤で、主人公は病院を抜け出してしこたま飲んで戻ったあと、医師に遭遇し、同室の少年が急死したことを知る。 夢を見て生きたいと願いながら死んだ少年もいれば、いつ死んでもいいと飲酒する主人公のような人間もいる。そんな命の矛盾をどうすることもできない医師の憤りが、主人公が無駄に使おうとしている命の重さをあぶりだしている。 主人公は若死にした親友の妹の話を通じて、少なくとも彼女は主人公に兄の分も生きていてほしいという思いを察する。 ラストシーンで主人公は彼女とバーに入るが、酒ではなくミルクを注文する。飲酒は止められるかどうかはわからないが、自分のことを考えてくれる他者の存在を知り、その人達のために、少しでも生きなければならない。そんなことを感じさせるラストシーンであった。 | ||||
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友人に勧められて読んだ本。 セルフネグレスト気味に生きる主人公が、未来という時間を感じるに至るストーリー。 | ||||
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俗に言う劇薬類は危険とされ、ニコチン、アルコールはどこか軽視されて日常に馴染んでいるが、この書籍は大いにそれが覆される! なにげに毎日通う、御勤め帰りの一杯を省みるキッカケと成るかもしれない必書必読!! | ||||
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著者は、本書で吉川英治文学新人賞を受賞した兵庫県尼崎市出身の中島らも。 (1994.3.15 2001.1.30 18刷発行) アルコールにとりつかれた男・小島容(いるる)が病院に入院する。 そこでアル中に正面から向き合いつつ、周囲の個性的な人々を描いた長編小説。 話の落とし所が、怒涛になだれ込んだ後に、ホロっときて中々いい作品だった。 小島はアル中で、その悪い部分も十分すぎるほど熟知しているが止められない。 そのアルコールを胃に送った時の表現で「胃の中が太陽に照らされたような、ポっと温かくなる感覚」のような表現が多くあるんだけれど、自分はほとんどお酒を飲まないので(アル中でもある)著者の表現は想像を逞しくすることができた。 説教臭いことも多く書いていないので、“アル中”の人は一読をお勧めします。 ───「あたしは、自分と同じ人たち、生きようとしていても運悪く死んでしまう人たちの中で生きたいの。生きる意志を杖にして歩いていく人たちの流れの中にいて、そんな人たちのためだけに泣いたり笑ったりしたいの。だから、思い出になってまで生き続けるために、死をたぐり寄せる人たちと関わりたくないわ。そんな時間はないんですもの」(p.146) | ||||
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