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今夜、すベてのバーでの評価:
| 書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点4.48pt | ||||||||
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全133件 41~60 3/7ページ
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| 身近に依存症になった人間を複数見てきた私にとって、 この作品は知っていたけれど読むことを避けていた作品でした。 依存症になった知人の結末は総じて淋しく無残なもので、 その追体験をわざわざしたくないという気持ちがありました。 また、新たに身近な人が依存症になりました。まだ入り口です。 同じ繰り返しを現実で見たくないという気持ちが、この本を読む動機となりました。 自分や知人に重ね合わせてしまうという(個人的に)最悪の読書体験でしたが、 清涼な読後感に救われました。 そうだ、あいつとソフトドリンクで乾杯しよう。当事者じゃない私にもまだ出来る事はあるんだ。 | ||||
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| 遠い昔に購入し、面白く読んだ記憶があったので、電子書籍版で購入。 話のあらすじは大体覚えていた通りだったけど、ディテールは忘れていたので、 はじめて読むように楽しめました。ラストのオチはよく覚えていましたが、 昔読んだときと比べて受ける思いがずいぶん違うな、と感じたりもしました。 みずみずしい感性の時に読めて良かったし、中年になって読み返しても面白かったです。 巻末の中島らもさんと山田風太郎さんの対談が、電子書籍版でばっさり割愛されていたのがビックリでした。 電子書籍はたまに後書きとか無いケースがあるので困るんですよね。 本作は抜群に面白い作品ではあるけれども、ここだけはマイナスかな。 | ||||
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| アルコールの誘惑・・・分かるわぁ〜 γ-GTP 600代の俺は可愛いもんだな。 | ||||
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| 主人公小島と登場人物とりわけ、赤河と、さやかとのやりとりにそれぞれの熱き思いを感じ、感動した。 アル中のことが、大変詳しく書かれていて、驚きの連続であった。 | ||||
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| アルコール依存症であった著者中島らもの経験が反映されている。らもさんのファンなのでとても楽しめた。内容はタイトルの通り。アルコール依存症でなくても楽しく読める。 | ||||
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| 1995年の頃に読んでいたのを今になって読み返してみると、どことなしに反キリスト教的な雰囲気があるのを感じた。 酒に溺れる者を悪徳に染まった人間と解釈するという倫理はキリスト教にのみ見出されるわけではないだろうが、それでもこの『今夜、すべてのバーで』にはそれほど明示的ではないものの、私には、キリスト教の倫理から逸脱した反キリスト教的記述が、ところどころにされているのが感じられた。 キリスト教の倫理からすれば酒に溺れる者はパウロに言わせれば一緒に食事をしてはならない者である。もちろん詐欺師、強欲な者、みだらな者、人を悪く言う者、等も同様である。 作中には、過度の飲酒以外の悪徳が様々な人々によって行われている記述が多くされている。 キリスト教の倫理という視点でとらえるなら、けっして救いが来ないであろう絶望的な境遇にある人々が登場してくる。しかし、関西人的な、おかしみが感じられるような書かれ方がされているということもあり、それらの人々の絶望的な状況というのが深刻でないかのようにも感じられる。 その他、果たして中島らもがどの程度、意識していたのかは分からないが、神の奇蹟によって治るわけではないが足の悪い者までも作中に登場する。そういった部分にもキリスト教的なものを感じた。 * それからウィリアム・バロウズについても、バロウズは自ら、すさまじい悪徳に染まるという演出をしないかぎりアメリカ社会でキリスト教の倫理から逃れられなかった、という解釈もできるかもしれない。ほんのちょっとした悪程度ではそのうち悪人と思われなくなってしまう。自分を本物の悪人と解釈してもらうためにはどこまでも悪徳に染まり続けるしかなかったのだろう。そんな解釈に意味があるかどうかはともかく、そんなことが私の意識に浮かんできた。 | ||||
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| 結局酒で亡くなった中島らもさんの凄さを再認識した本。「飲む人間 は、 どっちかが欠けてるんですよ。自分か、自分が向かい合ってる世界か。そのどちらかか両方かに大きく欠落してるものがあるんだ。それを埋めるパテを選びまちがったのがアル中なんですよ」(本文より)有名人の酒の上の不祥事や違法薬物使用が面白半分にしばしば報道されるが、欠落だけでなく突出した才能にもパテが必要なのかもしれない。依存症に興味や恐怖を抱く人には必読書だと思う。 | ||||
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| 「アル中(薬物中毒)になる人は、人としてどこか欠落していて、社会的にはいずれ淘汰されるべき存在だと思う・・・」 本文に上記のような記述があり、納得しました。「欠落」というのは「あるべきところにあるべきものがないこと」ですから、アル中になる人は人間の欠陥品、不良品、ということになります。この本を読んでも、どうすれば薬物依存にならないかとは書いていません。それはどうすれば大人になれるのか?と同義の疑問です。大人はけして薬物依存をしないからです。 おそらくこの疑問が解決することはないでしょうが、この本にはアル中になるプロセスや原因が書いてあり、たいへん興味深く読みました。らもさんの冷静な視点に切なさを感じたのは私だけではないのではないでしょうか・・・ | ||||
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| 一気飲みならぬ一気読み。アル中で入院した主人公の一人称小説。アル中に至る経緯や、飲酒の描写が(著者の実体験に基づくものなのか)実にリアル。アル中になるのは怖いけれど、主人公が呑むシーンを読むと呑みたくなる。 | ||||
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| タイトルをよく目にするけどなかなか手に取る機会のない小説でした。 私自身アルコールを飲まないのでアルコール依存症の話しにそれほど興味もなく、 レビューには予備知識が云々とあったので何となく手に取り難かったのです。 しかし実際に読んでみるとそんなものは関係なくただただおもしろい小説でした。 時折専門的な話はでてきますが、わけのわからない専門用語を引用してきてそのまま並べ立てているような 小説とは違い、知識のない人間にもわかりやすく説明してくれています。 多少理解できない用語があってもスジを追うのに影響はありません。 時には噴き出してしまうような行動があったり、ジンとくる会話があったり、 映像が浮かぶ美しい風景や、酔いに誘い込まれる脳がとろけるような表現が溢れていました。 いつまでも大切に持っておきたい一冊の仲間入りです。 | ||||
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| ・文字をたどればすんなりと映像が脳裏に浮かぶような無駄のないわかりやすい文章。 ・たとえもよく出てきたが、それもとてもわかりやすい。 ・重くなりすぎず軽くなりすぎずいい塩梅の小説。 ・重たい題材なのにどことなくのほほんとしてる。 ここで星が多いのもうなづけます。 よくある陳腐な男女の駆け引きみたいなドロドロしたものもなく淡々と読めた。 個人的にはオチの表現の仕方が好きだな(笑) | ||||
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| 10代の頃に読んでいたら、イキがっていろいろ試してたところだろう。 | ||||
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| 私にとって初めて読む中島らも作品であるが、中島らもについては何も知らない。単にタイトルだけで読み始めた作品だ。 まず、とっかかりから一挙に半分まで読ませる。そこで休みを入れよみはじめると、最後まで一気に連れて行く。非常に筆力のある人だ。アルコール依存、いや、アル中についての知識的な興味よりもむしろストーリーテリングの力を感じた。現時点であったレビュー85件すべてを読んだが、まったく触れられていないのが意外だったのが、殴り合いの中で「20年をやってくれ」と赤河医師が言うシーンだ。ここがこの話の最高潮だ。むしろラストシーンは、ドラマによくある最終回と同じで、印象が薄く後々思い出せないものになるだろうと思う。このラストシーンが星5つ→4つの理由だ。未読の方にはおススメです。 | ||||
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| アル中が一人称視点で語る入院記です。大変、入院中の様子がリアルですので、らもさん自身の体験談が結構入っているんじゃないかな。他の著作でも同じような記述がありますし。 キャラの濃い患者たちとの会話は面白くもあり、アルコールの恐ろしさに時にゾッとします。 らもさんは人物や状況描写が非常に美味いので情景が自分が体験しているように思い浮かぶようです。 また非常に読みやすく、読みごたえもあります。アルコール中毒としての知識本としてもいいです。 またアルコールはドラッグであると同時に、そこまで(2~3日でウイスキーボトル1本ぺースを15年)飲んでも人間は死なないんだなという人体の凄さもうかがい知れます。傑作。 | ||||
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| アマゾンで買っていない本のレビューをするのはこれが初めてです 僕が持っている文庫本は、1999年6月16日第14刷発行 当時なぜこの本を手に取ったのか?それはもう忘れてしまったが、本書についての最古の記憶は、1993年頃 まだ学生だった当時のアルバイト先で同い年の女性に薦められた記憶がある その子が可愛かったから、それで好印象が残っていたのかもしれない それから年月はずいぶん流れたが、今さっき何度目かの再読を終えて、レビューを書きたくなった 読むたびに思うが、これほど良い小説はなかなかないと思う 読み心地の良い、読みやすい文章で書かれており、内容が興味深く、面白い ラストも見事だ 興味深い伏線をはられて、ラストが肩透かしという小説はけっこうあるが、 この小説を読むにあたって、そうした心配は要らない 酒が実に美味そうに描写されている点に注目したい これは著者の酒に対する愛情と洞察の賜物であると思う 冒頭、主人公がワンカップを飲むシーンがある 2本飲むのだが、1本目は「ワンカップのキャップをはずす」と書き、 2本目は「ワンカップのキャップをはがす」と書いている これは見事だと思う 缶ビール、瓶ビール、ウイスキー、ワイン、焼酎、、酒にもいろいろあるが、 その酒を開けるときに、「はずす」「はがす」という表現が適切なのは、ワンカップだけだ アル中で、酒が原因で死んだ作家だが、本書に描かれている酒の描写は印象的だ つい酒を飲みたくなるのが、欠点と言えば欠点かもしれない | ||||
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| アルコール依存症に関する知識、というより薬剤にかんする学びがある。 ともあれ、依存する人間に見えるもの、それによって苦しめられる周りの人間、医師との関係性が読んでいて気持ちがいい | ||||
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| アル中には誰でもなってしまう危険がある。原因の探求を続けても、原因らしきものにしか行きあたらないのだろうな。アルコールの幸福感は本人にしか分からず、間違いなく全員を不幸にするのだと思った。 | ||||
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| 非常に読み応えのあるものだった。 人間臭い登場人物、酒の怖さ、病院、家族、仕事など全てリアリティーがあった。 終盤に登場する、一家族を囲む複数の支援団体、カウンセラーなどによるセッション等の企画については、まるで自分の家が分析されているようであった(家族構成、年齢、家族システムの作用が非常に似ていたため)。 主人公が、最後に「絶対はない(スリップしないとは言えない)」と逃げている部分に関しても、うんそうだろうな。。としか言えず、微妙なリアリティーを感じる。 家族がアルコール問題に侵され、生活バランスが壊されると何十年か経って子供たち家族にも少なからず影響があり、濃い深い影を落とし、ずっと影響し続けていく負の連鎖がある。 身をもって知った次第です。 | ||||
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| 狙って買ったので、読めればOKでしたが、 キレイな品でした。 気に入った本があれば、再度利用したいものです。 | ||||
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| とても印象深く残る台詞がある。 「依存ってのはね、つまりはにんげんのそのもののことでもあるんだ。何かに依存していない人間がいるとしたら、それは死者だけですよ。」 その通りだと思います。 そしてもう一つ、、、こっからはネタバレになるので割愛しましょう。 そう、僕らは何かにもたれかかって生きています。この現代社会において、僕らは何かしらの負荷を身体や心に抱えている。そんな僕たちが心の拠り所にするものの一つや二つあってもいいのではないか。そして、それがもしアルコールならばそれはきっと「アルコールに依存している人間なんてかわいいもんだ。」なんていうらもさんのメッセージなのかもしれません。 そしてそんなaddictする現代人の姿は全てのバーで今宵ももたれかかっている酒飲みのようにも思える。 | ||||
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