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猫柳十一弦の後悔 不可能犯罪定数
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猫柳十一弦の後悔 不可能犯罪定数の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点4.17pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
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『メフィスト』にて10-11年に連載された作品で,書籍化にあたり加筆と改題が行われています. 扱われる事件や謎は,孤島の館で学生たちが…と極めて王道かつシンプルなミステリで, そんな題材ながら,同系統の作品には珍しい演出も見られるなどなかなか読み応えがあり, それでいてライトなキャラクタ設定は入りやすく,テンポのいい流れも読みやすい印象です. 反面,そのトリックや裏側は,読み手が作中から得られる情報だけでは推理がしづらく思え, どちらかと言えば,起きる出来事や巻き込まれていく人たちの様子を眺めているのに近い感覚. そのためか,加筆部分にあたる『解決編』が長く説明的で,ちょっと疲れてしまうのが残念です. また探偵の立ち振る舞いには,著者の別シリーズを連想させられてしまうのが引っ掛かり, 他にもタイトルにも見える奇抜な人名や,カバーイラストはいささか『狙いすぎ』の感も…. 同じく助手の甘ったるい(?)呼び名や,時折ある『ラブコメ臭』にも好みが分かれそうです. | ||||
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