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羊くんと踊れば
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羊くんと踊ればの評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点4.57pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全7件 1~7 1/1ページ
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最初から グイグイ引っ張って行く でも 私のハートを鷲ずかみする場面があったらいいな・・・ もう少しかな | ||||
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20ページで挫折してしまいました… 大人しめの主人公が、ワイワイガヤガヤな女たちに、あれだこれだと言われ、気がつくと…って感じの流れでした。 すみません、周りに流されて~というのは苦手なので。 皆さんの評価が高いので、その辺りが気にならないのなら大丈夫なのかな? | ||||
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時間が止まったように、気がつけば最後まで読みきっていました。 そんな僕は、小説とは全く無縁の人間でした。 なぜなら、空想の世界だと読む前から諦めてきたからです。 でも今は、人の持つ想像力こそ、人に勇気を与えると確信しています。 | ||||
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本を読みながら、久々にこれは当たりだな、と予感。 読み終わって、それは間違いなかったです。 最初主人公が語るおじいちゃん像は白黒で味気ないものでした。 だけどおじいちゃんが死んでから、主人公がおじいちゃんについて調べるうちに、どんどん極彩色のおじいちゃんに。 主人公二人の可愛らしいカップルがいたからこそ、最後のシーンがあっても、全体的にこのお話が爽やかなまま読めたと思います。 この作家さんの次作が非常に待ち遠しいです。 面白かった。 | ||||
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カバーデザインからは想像できませんが、 新聞の連載小説でもいいくらい、幅広い世代が楽しめるお話です。 ライトノベルと思いきや、出だしの文章もしっかりしていて美しい。 とっても楽しめました。 亡くなったお爺さんの「秘密」っていうのが、すっごく楽しかった。 自立したお爺さんの人生は、独居老人の悲哀ととらえてしまえば、ステレオタイプですが、 意外にも、下町の路地でメンコやベイゴマをして遊んでいるような心が描かれています。 いいぞ!爺さん!と応援したくなり、その謎を追う孫の姿が状況に反してコミカルに。 ここら辺の物語の構成も巧みですね。 お爺さんと、母と、孫、3つの世代は日常社会ではちっとも共鳴しあわないのに、 お爺さんの秘密が導く世界には、不思議な連帯感が。 重すぎず、深すぎず、それでいてしっかり心の繋がった・・・ 人生ってそんなもんですよね。 そして、それくらいが一番居心地がいいのかもしれません。 そして、そして、昨今「理解できない女」というのが薄れていたような気がしていましたが、 これを読んで・・・「やっぱり理解不能だ」とも思わせてくれました。 不思議なことってのは、人の魅力のひとつですからね。 作者は上方の方のようなので、次回は京都詞でつづったお話を期待したいです。 人の評価のイケズさが光るかと!(笑) | ||||
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ひどく個性的で素敵にエロティックな小説です。 ただでさえ個性豊かな登場人物たちが、 物語が進むに連れて更に個性的な一面を見せてくれるので 読んでいて飽きが来ない。 死んだ祖父の身体に刺青されていた「百合子」とは誰かを突き止めるために東奔西走する 主人公、という展開はミステリを彷彿とさせますが、 ところどころで、そして特にクライマックスで頂点を極める艶めかしいシーンは 耽美かつドキドキもの。 それに反して主人公と彼の元教え子である翠のやり取りはコミカルかつ爽やかで、 全体的に非常にバランスのいい小説に仕上がっています。 著者の坂井希久子さんは前から好きな作家さんなのですが、 初の長編、非常に楽しく拝読させてもらいました。 おすすめです。 | ||||
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おばかでも愛おしい様々な愛の形を、時に突き放し、でも暖かく書く坂井希久子さんの短編は、すでに定評。 その新進気鋭の女流作家による初の書下ろし長編。 贅沢な食材を惜しげなく使いながら、最後の最後まで読者をぶん回すストーリー。 都会のフツーの若者とそれをとりまく風俗を描きつつも、筆者が敬愛する「谷崎」的美学も散りばめられてる。単なる薫クンの成長小説だけでなく、共演者すべてが読者それぞれにメッセージを発します。すごい賞を取りそうな作品だと思います。ご一読を強くお勧めする所以です。 | ||||
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