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奥ノ細道・オブ・ザ・デッド



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【この小説が収録されている参考書籍】
奥ノ細道・オブ・ザ・デッド (スマッシュ文庫)

奥ノ細道・オブ・ザ・デッドの評価: 2.71/5点 レビュー 7件。 Dランク
書評・レビュー点数毎のグラフです平均点2.71pt


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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全2件 1~2 1/1ページ
No.2:
(5pt)

伝奇モノ好きにオススメ

ライトノベルではなく伝奇モノ、それも菊池秀行作品が好きな人にはたまらない作品です。
特にマンサーチャーシリーズや魔界都市が好きな人にはオススメです。

名前のインパクト以上に、中の構成はしっかりしており、奥の細道を知っている人間ならおおと思える部分もあり、読み応えもそこそこ。

次々に人が死に、それを感情的に書かないのも◎。
エロスが足りなかったり、サブカル要素と時代背景がたまに合っていない所があるのは、やはりライトノベルのカテゴリーだからだろうか?

イラストも忍者漫画を描かれていた天辰公瞭氏が描いており、変なライトノベル臭さがなくていい。
続刊予定があるためか、1巻というか上巻といった構成になっているので、知らずに買うと少し驚くが、十分買いのシリーズ。
奥ノ細道・オブ・ザ・デッド (スマッシュ文庫)Amazon書評・レビュー:奥ノ細道・オブ・ザ・デッド (スマッシュ文庫)より
4569676715
No.1:
(4pt)

ゾンビ+俳句+ホモ=奥の細道・オブ・ザ・デッド

もはや評価不能

これを世に送り出したことへの賞賛と、なんで出しちゃったの?という疑問
スマッシュ文庫の狂気は計り知れない…

第一回アガサ・クリスティー賞受賞作家という前情報があるためだろうか?
すごく背骨のしっかりとしたものを感じ取るることは出来る
唄うような台詞回し、きっちりと奥の細道をなぞりつつ何でも俳句に絡めてしまう上手さ
(ゾンビだらけの町で「逝きかう人も、また旅人なり」って……)

奇抜すぎてライトノベルでも有名どころからは出せないであろう題材
その上、ラノベ的な旨味もない困った仕様
無理やり現代的なタグをつけるなら、お姉ちゃん萌え おとこの娘 冒険ファンタジーだが
なによりもホモホモしい…

ゾンビものらしくすぐ人が死ぬ、登場から5ページ待たずに大抵死ぬ
来た、見た、死んだ
そんな起承転結の、起承承承々〜という短い章の連続でサクサクと進む様は
もののあわれを感じさせるが、悪くいえば殺風景

辻褄が合わなくなってくるゾンビの設定だとか、良く分からない黒幕の存在
次巻前提の作り(スマッシュ文庫で2巻まであるのは1作品だけ…)は気にしないとしても
用語解説でわりと重要なネタばらしするのは止めてほしいのです

変なところを挙げれば限りないけど、インパクトという意味では最高峰
お色気で押せば化けたかもしれない
オススメは出来ない☆4つ 

イラストは表紙絵はギトギトしていて今ひとつだが、他はかなりよい
冒頭の漫画が最高。むしろ全編漫画形式でも良かったかもしれないw



奥ノ細道・オブ・ザ・デッド (スマッシュ文庫)Amazon書評・レビュー:奥ノ細道・オブ・ザ・デッド (スマッシュ文庫)より
4569676715

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