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真友



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【この小説が収録されている参考書籍】
真友
真友 (講談社文庫)

真友の評価: 3.50/5点 レビュー 6件。 Cランク
書評・レビュー点数毎のグラフです平均点3.50pt


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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全3件 1~3 1/1ページ
No.3:
(5pt)

読ませますね、鏑木さん。

警察官の父を持つ伸人と隆史、伸人に淡い恋心を抱く同級生の麻衣、同じく伸人が好きな隆史の妹、奈緒。
隆史の父が銃殺された、現場から逃走する伸人の父が目撃されるが、逃走を続ける。
親友であった伸人と隆史、事件をきっかけに疎遠になり、お互いに一時期は自暴自棄になるも隆史は警察官に、伸人は
好きな絵を描く事を仕事に生かします。
新たに起きた銃撃事件、隆史の父が銃殺された事件との繋がり、伸人と麻衣そして奈緒。
さすがは鏑木さん、一気読みでした。親友ではなく真友、「どんなに離れていても相手の友を思う気持ち、心配する気持ち」
これを互いに思う事が出来るのが真友だそうです。
真友Amazon書評・レビュー:真友より
4062173387
No.2:
(4pt)

なかなか巧みなミステリー

鏑木蓮の作品は殆んど読んでいるが、どの作品も風合いが違うミステリーである事にいつも驚いている。本作では、薬丸岳が取り上げそうな題材を選んでいる。

中学生時代のクリスマスイブに警察官の父親が拳銃を奪われ、射殺されるという悲劇に見舞われた隆史。隆史の父親を射殺し、失踪したとみられる隆史の親友・伸人の父親…この日を境に隆史と伸人の仲は決裂する。二人は成長し、父親の仇を討つために刑事となった隆史…

隆史の父親の射殺事件の真相と隆史と伸人の成長を同時に描く、なかなか巧みなミステリーである。隆史と伸人の友情が壊れる前半と隆史が事件の真相に迫る後半…結末には感涙。
真友 (講談社文庫)Amazon書評・レビュー:真友 (講談社文庫)より
4062779455
No.1:
(4pt)

読後感は良かったけれど・・

鏑木蓮さんの著作は余さず読んでいるが、今回も、次作を読みたいと思わせる作品だった。それは、何よりも、人の扱い方が優しいからだと思う。人間って良いな、と思い、心が温かくなる人物描写だ。
ただ、今回はプロット的に言うといまひとつ。殺人に至った経緯や、逃亡して身を隠し続ける事情も現実感が無い。描き足りない気がした。初めて読んだ読者が鏑木蓮ファンとして、定着するきっかけになるか、と言われれば、少し弱い気がした。
真友Amazon書評・レビュー:真友より
4062173387

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