■スポンサードリンク
少女不十分
新規レビューを書く⇒みなさんの感想をお待ちしております!!
少女不十分の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.90pt |
■スポンサードリンク
Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全119件 61~80 4/6ページ
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
これは西尾ファンとしてでは無く、ミステリー好きとしての評価です。ミステリーがでは無く、西尾維新が好きという人にはあまりオススメしかねます。 要は作者への先入観無く、1つの作品としては、個人的にとてもオススメしたい作品です。 「西尾維新、原点回帰にして 新境地」 は正にそのとうりで、西尾らしさは薄れ(悪い意味ではなく、(西尾維新としての)クセがマイルドになった様な感じ)、ミステリーの王道の様 な作品に成ったのでは無いかと自分は思います。 (言ってることは矛盾しますが)それでも西尾維新がしか「聞かせて」くれない物語だとも思います。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
多分、普通の人には分からないかも知れない。 違った。普通の人なんて存在してる訳がないから、普通であると少なくとも自信を持ってる人には理解が難しい。 内容の薄っぺらいつまらない、ただひたすら稀有な事件を綴った、ダラダラ酷く長ったらしいだけの、だから何?と言いたくなる作品。 そんな気がする。 読み終えた時に意図がほんのり噛み砕けたらマシかな。 ていうか、国語のアレが嫌いな人向けのような。 『この時、この本を書いた著者は何を思っていたでしょうか?』そんなもん本人じゃないのに知るかよ、と何時も苛々してた自分は好きだ。この本。 そういえばU…清涼院流水ファンの自分はちょっと嬉しかったり。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
西尾さんは太宰を嫌悪しながらも愛しているという印象を受けました。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
友人が先に読み終えていたのですが、彼は今作を「完全に自叙伝だ」と評していました。 しかし、私自身が感じているのはそうではなく、「どこまでが"お話"なんだろう」という気持ちです。 西尾先生の著書は十数冊読ませていただいていますので西尾節には慣れました。 ですが今回はまた今までにない読後感でもあります。 拙くまとめさせてもらえば「柿本に仮託された西尾先生の"お話"」なんだろうか?という気がしました。 フィクションとノンフィクションの間に立つ様な、私自身としてはとても楽しめた作品です。 いち西尾信者として益々のご活躍を祈るばかりです。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
まず、西尾さんの小説を読んだことがあって、面白かったという感想を抱いている人は読んでみるべき作品だと思います。 いままで、西尾さんの小説を2、30冊読んできましたがこれはその中でも大作といってよいものだと思います。 確かにほかの方のレビューの通り遊びの部分が多かったりして読みにくい方もいらっしゃったりするのかと思います。が、まず普通自分の10年も前の過去話を小説にするうえでほかの小説のようにすらすらと文章が書けるかということです。その点、一見確かに遊びの部分が引き伸ばしに見えなくもないですが、単に過去の話を坦々と描くよりは面白く尚且つ見やすい作品になっているのではないかと思います。 また、作者が実際に起こった過去のトラウマ話を描いているとは限らない(っていうか、ほぼ嘘じゃないかと思わなくもない)けど、ほかの誰にここまで自分の過去話を面白おかしく描けるかという点からみるとさすが西尾さんだといえるのではないかとおみます。 まぁ、読んでいる最中いろいろ思うところはありましたし、他の読者の皆さんもあるかと思いますが、最後まで読むとやっぱりいい作品だったと思えると思います。 そんな感じで、ほんとにいい作品でした! | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
読みやすかったんですけどね。 自分的には。 自分はとても面白かったですし満足しています。 まあ、結局自分の好き嫌いしかないですし。 面白いかは読んでみないとわかんないですけどね。 他人の意見はあまり役に立ちませんし。 小説などに関しては、ですが。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
この作品を読んでいる最中は、主人公と少女Uも広汎性発達障害なのか と思っていました。そして、この作品の中のエピソードをこんなことが ありそうだと思う自分もちょっと怖くて、もしかして、普通の人じゃな かったのかと思うほど共感が。 しかし、主人公もそして私も少女Uの幸せなその後を祈っていました。 そして、最後は、ちょっと救われました。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
まず西尾維新の作品だということで例のごとくだらだらと遊びの文章が続く「西尾節」がどうしても苦手という人にはオススメはできません。 そして、タイトルにも書きましたが一作品でも事前に西尾作品を読んでおくとこの作品をより楽しめます。 なんとも言えない内容で、実話かと思わして、いや実は・・・・?と考えさせる話。 帯の「この本を書くのに10年かかった」というのも一種の言葉遊びであることが最後までよんでわかります。 つまるところ、この話単体でみたらやっぱりそんなに褒められたもんじゃないと思うので☆四つにとどめておきますが、西尾ファンである僕としては非常に満足のいく話でした。 怖いものみたさで手に取ってみるのもありかもしれません。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
真剣に考えてしまえば、こんな少女、こんな青年がいる訳がないとわかる。 だが何故か納得させられてしまうような、ある種のリアリティが 彼の冗長ともとれる文章によって創り出されている。 彼が十年前に見て、読者に語り続けて来た風景が今作で明確にされて届けられたが 或は人が昔から知っていたものかもしれない。 であるからこそ、有り得ないような設定・人物を持つ彼の作品に人々が共感を憶えるのだろう。 その風景をはっきりと写真にした今作は彼の見事な成果であるし、集大成といえるだろう。 維新大好き。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
色々と議論されてるけど私は良かったと思うよ。 やっぱり少女Uに引き込まれてしまいました。 これが西尾維新の本当の話なのかどうなのか分かりませんがやっぱりこういう話を書けるのが氏の魅力だと思いました。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
以前から、アマゾンで1位を獲ることがあまりにも多い作家さんなので、なにか読んでみようと思っていました。たぶん、とてもとても人気のある作家さんだという意識がなかったら、半分まで読む前に放り出していたと思います。他の方も書いていますが、とにかく文章がしつこい。無駄な話はまだ我慢できるにしても、もうわかっている内容をくどくどと繰り返されると辟易としてしまいます。それでも最後まで読みたかったので、又この話かという部分は途中からすべて飛ばし読みをしましたが、予想通り、ストーリーについて行けなくなるということはまったくありませんでした。 で、残70ページぐらい(とはいえ、2段組です)になって、そろそろと思い、本腰を入れて読みましたが、それだけで充分、満足できました。最初の1ページ目で、あれ、これって著者自身の話、でも……と思ったのが、最後の最後に、やっぱり、になって、にやけてしまいました。不思議と読後感は爽やかでした。 この作家さんの作品をまた読むか、誰かに勧めるか、というのはちょっと考えますが、初めて読んだこの作品については、おもしろかったと素直に言えます。カバー絵は、文章から想像する少女とは違っていたんですが、カバー絵にかなり惹かれて読んでみたというのも事実です。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
またしても、数多くの読みかけの本を差し置いて、西尾維新の本を最初に読み終わってしまった……。 最後の数十ページを読むためだけに、延々と回りくどくて内容のない文章を読まされるというのに、 それに腹を立てる気も起こらないという絶妙さ。 うん、維新には勝てない。 誰にもオススメしないけど、僕には、面白かった、と言わざるを得ない。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
読んでいる途中は、うーん買って失敗したかもしれないと思っていました。 ただ、読み終えた時に上手く言葉で言えないけど、何とも言えぬ面白さが自分の中に漂っていました。 戯言シリーズや物語シリーズの様に西尾ワールドが好き!!と言う方が読むと微妙と思われる気がします。 西尾維新小説の新しい形として受け入れられればそれなりに楽しめるかと。 どうしても言葉遊びや独特の言い回し表現などのイメージが強いので「難民探偵」の時に様に人によって評価が分かれやすい作品かと思います。 途中他の方が書いているように、状況の描写や冗長的な表現があるので人によっては読みにくいと思います。 なので、寝る前とか休憩中などのちょっとした時間に、徐々に読み進めていけばそこまでは気にならないかと思います。 星4で評価しましたが自分の中では3.5点の評価です。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
この本のあらすじを100字以内でかけと言われたら・・・50字で書けちゃいます。でも、一人称の自己観察描写が堂々巡りをしながら延々続いて、これなら原稿用紙の枡目がどんどん埋まっていくだろうなとおもいます。ですから、かつて、つボイノリオという偉大なしゃべりの天才がたった一つのネタから、枝葉を茂らせまくって3時間でも4時間でも喋りまくっていたのを思い出させます。語りの天才としての著者の才能はそれはそれで偉大であるとしか言いようがありません。その芸風を楽しめる人にはこの本も安心して楽しめますね。本編に対するレビューはここまでで語りつくしてしまいました。 それより、驚くべきことは、ここに投稿されている書評がとてつもなく面白すぎということです。みんな的確だな。よく読んでいるな。なるほど、なるほど鋭い分析だな。表現うまいな。感心しきりです。やはり、この著者にしてこの読者あり、いやこの読者にしてこの著者ありといえましょうか。要は西尾維新の作品はそのストーリーを作者と切り離して楽しむというより、読者が西尾維新のキャラクターそのものとその語りを分析的にも楽しめるという関係性があって初めて、西尾ワールドを支えているのですねえ。ファンになるのもある種のレベルをクリヤーする必要があるのでしょう。 それにしても、書かれている内容と星の数が一致しないレビューが多いのも特徴ですね。ファンだからこそそのようなアンビバレントな感情が引き起こされる独特の作品ではあります。しかし、ということは、ファン以外には全くわからないということになるでしょうかね。まあ少しファンだから星4つ。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
この作品の西尾維新先生の人生について書かれた作品です。 それが理由なのか分かりませんが、西尾維新先生の言葉にはほとんど「」が使われてません。 なので表現や言葉の言い回しがしつこく感じるかもしれませんが、過去に先生の作品を読んだ方なら大丈夫だと思います。 ですが、前半にはられた伏線がメチャクチャやばいです。 1つ1つの伏線が分かっていくと読み始めたら止まりません。 そして西尾維新先生が書かれた他の作品についても分かったり・・・ ☆4の理由について、前半がちょっと長く感じたからです。 それ以外は最高なのですが、読み始めはスピードがかかるまで時間がちょっとかかりました。 それでも、後半の勢いは最高です。 是非!!ファンの方は読んだ方が良いです!!!! | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
まず、帯のコピーで「西尾さんのリアル告白?」と疑いつつ読み始めたら、いーたんみたいなキャラが独白してて、「西尾さんっていーたんだったの?」などと疑心暗鬼で読み進むにつれ著者のリードに絡め取られてしまっていた。 少女のキャラクタにも西尾さんの臭いがぷんぷんで、それだけに余計にリアルで「西尾さんの実体験かも。。。」「いや、実話じゃねぇだろ。。。。?」と疑いつつ、仕事中だけどたいして忙しくなかったので読書にいそしみ、勤務時間終了まぎわに最後の1ページ手前で「あ〜やっぱりやられた!」。。。これを期待して読んでたんだろうな>自分。。。 小説として存分に楽しませていただきました! しかし、実際にこどもがバカ親のアホのせいで育ち間違う恐ろしさをひしひしと感じる作品でした。赤い人が出演してたら、きっと怒っただろうな。。。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
何かもう始めから最後まで西尾維新って感じの作品ですね。 やっぱり最後のオチで鳥肌きますねー。 個人的に最後のところ以外は殆どが実話と思います。 まあとにかく西尾維新のファンの方もそうでない方もこれは読んでみるべき、ものっそいオススメです。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
デビュー当時の戯言から入り、 どっぷり西尾さんの文章にハマり、ファンになりましたが、 この本は本当に西尾さん自身にもファンである皆さんにも一つの集大成だと思います。 本当に良くできた作品であり、西尾さんにしか書けないものだと思います。 最後の言葉には本当に心を打たれ感動しました。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
所謂一般的な小説では決してないと思います。ジャンル分けをするならば、”西尾維新”というジャンルに入れたくなるような作品。西尾ファンなら迷いなく薦められますが、そうでないならはっきり言って読んでも時間の無駄ではないでしょうか? これを含め、最近の西尾作品を読むと、彼がやりたいのがあくまで活字表現の追及なのだなとあらためて思いました。作品としての完成度よりも、どこまで活字で表現できるかに主眼をおいた、そういう意味での原点回帰なのではないかと勝手に思っていますw 単純な感想としては、主人公には行動には共感できましたし(他のレビューを見る限り小数派のようですが)なによりあの癖になる気持ち悪さ(あの辺は西尾は本当に上手いと思う)が印象的でした。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
まず「西尾維新の物語」という先入観を持たず、帯やプロローグにあるように「物語ではなく事件」「フィクションではなくノンフィクション」と思いながら読んでみれば、素直に楽しめる作品でした。 西尾手法による自伝、として読めば、なるほど迂遠でもってまわった文章はらしいといえ、特に苦もなく読み進められました。 「二十歳の僕」のいい加減で優柔不断な心理描写も、「ああこれが西尾維新なんだな」と思えば、イライラさせられつつもそれがスパイスとなって読欲をそそられます♪ 私も「作家志望の成れの果て」の1人なのですが、粗筋数行で済む物語をこれだけの分量で書き表す事はとてつもなく大変です。 あなたは「大学生と少女の1週間」というテーマを与えられて、どれだけのストーリーを展開出来ますか? そしてそれを「小説」として書き上げられますか? 私はこういった意味でも10年の作家生活の重みを感じます。 初めて読んだならこれから、今までファンだったなら改めて、西尾作品を読み改めてみたくなる、西尾維新のメッセージを西尾らしくないストレートな言葉で受け止めれて嬉しく感じました。 そして最後にハッピーエンド。 西尾維新は嘘をつき、そして更に嘘をつきました。 なんやかんや言ってやっぱり才能家ですよ。 “奇才。” 正統派小説を好むなら読まねば良い。 西尾作品を受け入れられるなら読まねばならない。 そんな一作だと思います。 読書家ならば読むべし!! | ||||
| ||||
|
■スポンサードリンク
|
|
新規レビューを書く⇒みなさんの感想をお待ちしております!!