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凶学の巣



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凶学の巣の評価: 4.14/5点 レビュー 7件。 Bランク
書評・レビュー点数毎のグラフです平均点4.14pt


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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全1件 1~1 1/1ページ
No.1:
(2pt)

1995年でも、ぎりぎり成立する物語。

子どもが描く絵画には、その心理が表れる、とされることに着目して構成。
それにしても、校内暴力で、中学校の生徒が暴力団や暴走族並みに
(としたら、物語の中学生よりは、社会性がある、とでも反論されそうだが)
暴力で支配するようになっていた、としたら、
女性教師は、安アパートに住むだろうか…実家から通えないにしても、
学校から離れたオートロックの集合住宅を選ぶのが、95年当時でも常識ではないだろうか。
生徒が暴徒と化している中学の教師であれば、尚更だ。
男性教師の妻は、生徒を簡単に家に入れるだろうか…学校を荒廃させた元凶の生徒であり、
かつ少年鑑別所から逃げ出している事実があるのに、昭和でもあるまいし夜に生徒が来たら怪しむべきで、
簡単に招じるのは、やはり首を大きく傾げる。

さらに、絵画教室で描いた絵を、本人の了承もなく、その実物を心理学の解説書籍に使用する、部分も、
無神経であり、現代ではプランバシーの侵害になる。
事件解決のために、都合良く伏線を配し、それを回収して、犯人逮捕には、興ざめする。
凶学の巣 (新潮文庫)Amazon書評・レビュー:凶学の巣 (新潮文庫)より
4101177104

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