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テロルのすべて
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テロルのすべての評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.00pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全7件 1~7 1/1ページ
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「あの人、頭良すぎて、ちょっと何考えてるかわかんない。 」っていう類いの人。 そんな人の真相心理を垣間見る。 府に落ちたり、ツッコミたくなったり。 外国の出来事だと思っていたテロについて、いろいろ考えたくなる良作。 | ||||
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前述の評価やレビューに賛同するところもあるが、単純化してわかりやすくし、伝える。という意味では楽しめた。マニアックにされるより入りやすいし。F.UC.× USAも良いと思う。シンプルでいい。韓国の事実をシンプルに表現した作品なんかを創って欲しい。 | ||||
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ま~この人は軽々と色んな小説を書く。今回は演劇的と言うか劇画的というか、ストーリーとしてのリアリティよりは強烈な想念が渦巻くような、彼にしか書けない、彼しか書かないような小説。長谷川和彦監督に捧げた小説らしいが、どちらかというと、つかこうへい的。 | ||||
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自分達の正義を世界に押し付け、従わない国は武力で制裁するジャイアン的国会アメリカを嫌いで嫌いでしょうがない主人公が、"アメリカ人の60%が原爆投下は正しかったと考えている"という調査結果に憤慨して(その他諸々の理由があって)、復讐の為にアメリカ本土に原爆投下しようとする物語。 衝撃作とか問題作とか言われているけど、自分的には、グローバリゼーションに流されている世の中で、侵略や戦争の歴史を背負って生きなくてはいけない現代人の葛藤や難しさを、分かりやすく描いた良くできた青春小説だと思う。 本筋とは全く関係ないけど、主人公が大学の同僚兼恋人の中国人娘と喧嘩して、「お前の国はぱくりばっかりだな!」って罵ったたら「あなた達だって、漢字と餃子とラーメンをパクったじゃない!」って言い返されるシーンが個人的にはツボ。 | ||||
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ぱねえ☆☆☆☆☆すげえ☆☆☆☆☆やべえ☆☆☆☆☆ページ少ないしおもろいからすぐ読めた。 | ||||
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“僕は読者を無傷で帰さない” ただ感動した。良かった。 そんなありふれた小説には飽きてしまった。いや、小説だけでなく映画にもそう思う。 内容はアメリカに原爆を落とすわけだから、確かに過激かもしれないけど、これほどまでにアメリカに支配され、原爆による人体実験を2回も経験したのに今でもアメリカに頼っている日本ってなんなんだろう?当たり前のようにアメリカの支配を受けている日本でいいのか? 樋口毅宏は日本人を代表して、その悔しい思いを本にした。それが『テロルのすべて』だ。 彼は富士山にペンキで落書きしてるようなもの。とインタビューに答えていたが、日本を愛し、富士山を知り尽くした者だからこそ、落書できるのではないか? 日本文学を読みあさり、数々の作家への敬意。読者への愛。 だからこそできる強い表現。 ぜひ、読んでみてください。 必ず傷跡を残されます。 できたらサイン本がオススメです。 サインだけでなく、1冊ずつ違うメッセージ入りですから。 | ||||
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一人のエリート青年がアメリカに原爆を落とすまでを描いた作品。 だが、アメリカへの中傷だけが書かれているわけではない。 本書を読めばわかるのだが、すべての国、民族、人種の良い面、悪い面がバランス良く描かれている。 日本人は侵略もしたし、侵略もされた。 テキサス人はブッシュを当選させたけど、家族や犬を愛する飾らない人たちでもある・・ 「人間には悪い面と良い面がある、よくわからない面白い存在である」 というありきたりでなんて事ないテーマだが、それに改めて気づかせてくれるという意味で、とても価値ある作品だと思う。 また、結果として原爆を落とす最後からは、「人は立場が違う人とは決してわかりあうことができない」というこれまたありきたりなテーマにも読み取れる。 皮肉ではなく、ありきたりなテーマに改めてさらっと気づかせてくれた良作。 つまらないイデオロギー小説では決して無い。 | ||||
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