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開かせていただき光栄です
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【この小説が収録されている参考書籍】
開かせていただき光栄ですの評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点4.24pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全5件 1~5 1/1ページ
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おすすめの小説を紹介しているサイトでこちらの作品を知り、アルモニカ・ディアボリカと一緒に購入しました。翌日に届き、早速開封。中古商品ではなく、新品を購入したと思っていましたが、2冊ともに細かい傷や擦れたあとがたくさんあります。開かせていただき光栄ですの方には汚れや、何かが飛び散ったようなあとも残っていました。帯やカバーも数カ所よれています。ネットでの購入のため仕方がないと思うのですが、気になる方はやめておいた方がいいかと思います。内容はまだ読んでないのでわかりませんが、読むのが楽しみです。大切に読みたいと思います。 | ||||
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ポップとグロテスクが融合した表紙を見て「軽く読める話かな?」とぼんやり想像していましたが、かけ離れた内容の小説でした。本格ミステリーの名に恥じぬ、どこを切り取っても非常にリアルで骨太な作品です。 舞台はまだ解剖に対して世間の理解が得られていない時代のロンドン。知らない時代、行ったことのない土地なのにも関わらず、その場の空気が感じられるような文章です。難を挙げるとするなら外国が舞台ということもあって数多の登場人物を把握するのに時間がかかったことでしょうか。個々のキャラは立っていますがそれでも中盤まで「こいつは誰だっけ?」状態が続きました。 不可解な状況で死体が続々出てきますがすべてにきっちり説明をつけているところはさすが。トリック自体は優等生の部類なので「よくこんな複雑なものを綺麗にまとめたなぁ」とは思えても「そうだったのか!」という驚きには乏しいです。本格ミステリーではありますが、個人的には推理を楽しむというより入り乱れる人間模様の方が面白かった。 嫌な人間、最悪な人生をたくさん描きつつも善人の印象が残るラストでした。少し寂しい感じはありますが、ハッピーエンドといっていいのでは。500ページ超の作品ですし内容も厚みがあるので気軽に読める小説ではありませんが、一度じっくり腰を据えて読んでみても損はない大作だと思います。☆3.5。 | ||||
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日本人が書いたとは思えない独特な雰囲気。ハリウッド映画として映像化されても不思議ではない。 それほど無理ない伏線とトリックで、最後まで一気に読ませるあたり。 この作家。他のものも読まないといけないでしょう。 | ||||
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イメージしていたミステリーではない、と言う点で残念でした。時代設定がまったく自分の想像から違っていた点で、読書前に期待していたストーリー展開にならない為に「おもしろくなかった」が正直な感想です。ただ、何の先入観もなく、受け入れられるのであれば、ミステリーとしての魅力は充分にある作品だとは思いますが、好き嫌いは分かれる作品であることは否めないと思います。 | ||||
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よくできたミステリーすぎて愉しむ前に読まされた感じがした。 物語は、18世紀ロンドン。 外科医ダニエル・バートンの解剖教室から、あるはずのない屍体、四肢を切断された少年と顔を潰された男性の遺体が発見された。 治安判事であるジョン・フィールディングは、その遺体が詩人志望の青年ネイサン・カレンではないかと突き止めるが...。 冒頭に事件が発生し、 四肢が切断されたネイサン・カレンの生前の話と謎解きの話を交互に展開しながら終末へと読者を誘う。 前半部分は、登場人物のかき分けが分かりにくく、グログロの解剖描写(私はあまり得意じゃない...)になっちゃうのかわからず、なかなか読みが進まなかった。 中程からは、ネイサン・カレンが破滅に向かっていくのではないかの興味と、さらなる事件を加えての謎解きも絡み合い、リズムよくページをめくるスピードがどんどんあがっていった。 結末も予想外だったし。 ミステリーの舞台と謎解きはよくできている。 でも登場人物への感情移入がしづらかった。 観客席から冷静にミステリー劇場を観覧していた感じで、勉強したような読後感。 ミステリーを勉強させていただきました。 開かせていただき光栄です―DILATED TO MEET YOU― (ハヤカワ・ミステリワールド) | ||||
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