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(短編集)

刑事のまなざし



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【この小説が収録されている参考書籍】
刑事のまなざし
刑事のまなざし (講談社文庫)

刑事のまなざしの評価: 3.96/5点 レビュー 52件。 Aランク
書評・レビュー点数毎のグラフです平均点3.96pt


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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全52件 1~20 1/3ページ
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No.52:
(4pt)

重い内容

「黒い履歴」「ハートレス」「プライド」「休日」「オムライス」「傷痕」「刑事のまなざし」。7つの短編とも、異なる事件で読み応えがあった。全体的に重い内容で色々と考えさせられる。中でも「オムライス」は、残念な親子で、悲しい結末だった。続編を読んでみよう。
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No.51:
(5pt)

よかったです。

淡々とした文章が読みやすく、薬丸ワールドが広がり、被害者と加害者について、じっくり考えることができます。どうして、こんなにも、被害者や加害者によりそった物語ができるのかと、不思議に思います。人間は残酷だけど、真実の姿を目をそらさず見ることが大事なんだと気づかされました。
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No.50:
(4pt)

最初の3〜4話はいまいち

人物が描けていないので、レポートを読んでいるような感じ。
感情移入ができない。
ただ、ストーリーとしては悪くなく、楽しめる。
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No.49:
(5pt)

主人公が魅力的で、読みやすい。

ものすごい凶悪犯や知能犯が登場するわけでなく、身近にありそうな犯罪で、読みやすかったです。
主人公もスーパーマンでなく、悩める過去のある刑事で、魅力的でした。
シリーズになっているので、続きが楽しみです。
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No.48:
(1pt)

気持ち悪い

『オムライス』最悪だった。読後こんなに気持ち悪くなったのは始めて。シングルマザーを題材にしていますが著者がいかに女性や母親を軽視しているかがよくわかりました。
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No.47:
(2pt)

評価の高さに驚き

ストーリー、文章表現もこのての小説としては? どの作品も高評価だけに、 他の作品に手が出せない。面白い作品もあるんだりうが・・・正当な評価を望む。
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No.46:
(2pt)

レビューで絶賛してるので読んでみたけど唐突過ぎて今一つだった

刑事物の短編集です。
レビューで絶賛している人が多いので読んでみましたが今一つでした。
一応伏線は全回収してると思うのですが、文章力が足りないのか推理ものとしては読めません。
あくまでも刑事日記みたいな感じ。

基本的に犯人が追い詰められもせず刑事に問い詰められるとポロポロと真相を話し始めてしまいます。
もう少し真相を語るまでのプロセスを大切にして欲しかった。
「なんでここで自白するの?」って感じの犯人ばかりです。
この小説の世界では取調室に呼ばれたら自白しないといけないのかもしれません。
おまけに犯人を見つけるまでのプロセスを書いてないし。
後で犯人にどうやって犯人と断定したかとうちあるけるのですが、そこに至るまでの詳細なプロセスが一切書いてないので「そうですか……」って感じでした。

それと話がワンパターン。
死に際に真相を知って犯行に及ぶ……このパターンが多過ぎました。
殆ど復讐話。
読んでる最中にほとんどの犯人が分かってしまうのも……推理物にある爽快感みたいなのは皆無ですね。

この小説を評価してる人ってドラマを見ていた人なんじゃないかな?
ドラマを見ていないので唐突な急展開が多過ぎて「はあ?」って感じでした。
読めないレベルじゃないけど、Kindleで定価購入半額ポイントバックだとかなり割高に感じました。
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No.45:
(5pt)

文庫本の状態はとても良かったです。

この作家のシリーズ本の後出を先に読んでしまい、どうしても先発本を読みたく思っていました。
手早く入手出来て本当に感謝しています。
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No.44:
(5pt)

夏目シリーズの一作目、短編だけど、シリーズ全部読むと一つの物語だけは、続きがあります。

夏目シリーズの一冊目です。ネタバレするから書きませんが、これは短編モノです。私は彼の作品はやはり、長編が好きと思っていましたが、短編でも、彼の実力をまざまざと感じました。その鏡は嘘をつく、これは夏目シリーズの2作目ですが、これは長編です。
でも、実はこの話の中のオムライス。これはこの作品で一番、衝撃を受けたのですが、実は全シリーズを読むとこのオムライスの親子の全部が分かるようになっているのです。そして、ものすごい、衝撃を受けます。
全シリーズを読むと長編になるみたいなかんじで、ここも何だかやられた感がありました。
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No.43:
(3pt)

都合のいい主人公

仕事ができて、性格もよくて、非の打ち所がない刑事ってなんかウソっぽい。
相方の観察力も薄っぺらくて夏目に興味ない人としか思えない描写。他の人がほめる理由がわからない。シリーズはもう読む気なし。
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No.42:
(3pt)

罪は罪ということ

まんまと?、加害者側の気持ちを理解しながら、読み進めていました。特に最後の章は、加害者側のせいちゃん夫婦の思い、残される希ちゃんを思うと、過去の事実が悔しくてしょうがなくなりました。でも、全くの被害側である夏目刑事を思うと、やっぱり、加害者の気持ちを悲しみ同情することはあっても、罪は絶対に許してはいけない…と考えました。。。ただ、そうすると、この本の直前に読んだ同じ著者の「虚夢」の統合失調症の加害者の罪も、刑法39条で無罪や減刑にされるべきではなく、同じく、罪にされるべきだとも振り返りました。

今回、星3の理由は、薬丸岳さんの作品ではもっとのめり込んだ本がたくさんあったから、今回はちょっと物足りないなと感じたからです。最終章で全章を締めくくるようにまとめてありますが、薬丸岳さんの作品は、短編集よりも長編の方が好きです。
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No.41:
(4pt)

決して癒えない心の痛みが通底する全7編

通り魔に娘を植物状態にされた刑事が主役のミステリ短編集。決して癒えない心の痛みが全7編に通底している。

主人公は、愛のために人を殺し、愛の裏返しで人を殺してしまう人々の心の奥底を炙り出していく。ゆえにとっても読後感は重い。

ひねりの利いた結末といき場のない感情に悶々させられるのは、著者の作品ならでは。本作品集のなかでも母子の愛の強さと脆さを描いた「オムライス」は秀逸で、単なる綺麗ごとで終わらなために凄みすらある。

テレビドラマを観ておらず今更後悔してしまった。続編も期待がたかまる。
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No.40:
(3pt)

ちょっと模範的すぎて

常に殺人事件の捜査を担当し、常に一見犯人らしい容疑者がいるけど真犯人は別で、最後は真犯人に真情を吐露させる刑事の物語でした。
 こういうプロットを笑ってしまえば小説は成り立たないのだけれど、犯人役あるいは被害者役の登場人物がどす黒いのに比較して、主人公が仏様のごとき性格でありすぎ、引いてしまいました。
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No.39:
(5pt)

ドラマから

ドラマをみてすごくよかったので、購入しました。今までになかった感じの刑事像でとても面白かったです。
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No.38:
(2pt)

ご都合過ぎてアッパレ!

罪を憎んで人を憎まず。そう言いたいのだろう、この作品のテーマは。

でもなんか全体的に、偽善、な匂いを感じてしまった。この作品そのものが綺麗事のように。

それと最後の話の「刑事のまなざし」いくらなんでもありえないでしょあれは。犯行現場をたまたま知り合いに目撃される。さらにその目撃しているところをまた、知り合いに目撃される。で、んとその知り合いが互いに因果関係にあるからこりゃまたビックリ!ご都合主義もここまで来ると逆に、アッパレ!ですね。

ここでの高評価に期待して読んだのですが、どうも私の感性には合わなかったみたいです。残念でした。
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No.37:
(2pt)

伏線やロジック優先の作品

オムニバス形式ですので読みやすい作品です。各話それぞれに独立した伏線やロジックが散りばめられており、最終的には”なるほど、そうだったんだぁ”とそれなりに納得感・満足感を持てる結末を見せてくれます。ただし、そうした組み立て・描写を登場人物の感情や気持ちと強引に紐付けようとしている印象があり主人公への共感は持ちづらかったです。同作者の”天使のナイフ”は長編ということもあり、そうした部分がストーリーの中でうまく薄まっていましたが、各話ごとの伏線やロジックのオンパレードとなるオムニバス形式の当作品ではそうした傾向が悪い意味で目立っていると感じました。本質的には両作品ともに組み立て方はあまり変わらず、この作者の特徴(特長?)なのかな?と思いました。
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No.36:
(4pt)

かなり良く出来た連作集

ひとりの刑事が担当する事件を通して、その刑事の人生が描かれて行きます。
その刑事に過去に起こった悲劇、刑事への転職の理由が、短編を積み重ねて読んでいくことで判る仕組みになっています。
読後感は、かなりの重みと、同時にその刑事の未来を応援する気持ちになります。
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No.35:
(4pt)

面白かった

刑事・夏目シリーズの一作目にして、7つの短編集です。
事件と犯人に心でぶつかり合い、読む人の心に触れる良い作品だと思いました。
ただ事件を解決するだけでなく、その背景にもしっかり向き合う。
東野圭吾さんの加賀シリーズに近いものを感じました。
二作目は長編のようです。楽しみです。
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No.34:
(4pt)

重い、が筆者の真摯さが伝わる作品

連作短編集であるが、すべては最終章のための助走だった、と言う感じがした。
凶行により娘を傷付けられた夏目という刑事が、警官として罪を憎むことと私怨から犯人を罰することの間で、警官であろうとする戦いの記録。

夏目は犯人を赦しはしないが、犯人の弱さや事情も知りたいと、
真摯に犯人の心情に近づいていく。理解はする、しかし最後には対決し、罪の償いを求める。上から罰するのでなく、自分も同じように苦しみながら、償いを求める。
理解してもらえた、と感じた犯人は、毎話泣く。
罪を悔いて泣く。それが唯一、夏目の正義が通った証なのだ。

もちろん、実社会には理解不能な罪人もいるし、犯人も普通の人間ばかりに描かれているから、甘いかもしれない。被害者家族への配慮がないと叩かれるかもしれない。
それでも人は悔いる存在であると信じたい…僕には夏目を介して
作者が意見表明したように感じたし、その勇気を讃えたい。

罪を罰するとはどういうことなのだろうか。
バットマン、というダークヒーローがいる。
彼は悪者を罰するが、私人として罰する以上、リンチでしかない。だから、正義とはされないし、自分でも思い上がったりしない。ダークナイト、という映画をみたとき、カウボーイ国家だったアメリカの成熟を感じた。

悪いことをする人間は確かにいる。それをなくしたい、とは誰もが思う。抑止力として、誰かが罰するのは確かに必要なことだろう。しかし、それは自分でよいのか。自分に罰する資格はあるのか。バットマンですら悩む。

日本は…とあえて拡大してしまうが、どうだろう。
匿名で個人を袋だたきにする、そんな日本人は少ないはずだ
と信じたい。
ジャスティスウォーリアー、義憤にせよ匿名で怒りを表明する。欧米では揶揄の対象だそうだ。
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No.33:
(5pt)

一気に読みきってしまいます。

TVドラマになったコトは知らないのですが
とっても面白かったので
映像でも見たくなりました。
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4062170531

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