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レッドゾーン
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レッドゾーンの評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.93pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全61件 21~40 2/4ページ
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現実にありそうなこと。作家の調査力と文章の力を評価します。一気に読み進みました。 | ||||
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ハゲタカから通読しています。 今作も、グイグイ引きこんでいく作品のため、時間がたつのも忘れて読了しました。 登場人物がぐっと増えますので、 下巻で彼らがどう関わってくるのか楽しみです。 | ||||
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映画とはまた違って良いので、、楽しめます。 読み応えありです。 一気に読めました。 | ||||
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映画とはまた違うよさ! 読み応えありです。 一気に読めました。 オススメです。 ただ、文庫で買えなかった。 | ||||
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ハゲタカ、バイアウトでも十分スケールが大きいかったが、本作はそれ以上にスケールが大きくまた物語が緻密になっている。 ハゲタカシリーズはマクロ手的な部分にだけ集中するのではなく、ミクロ的な部分にもしっかり注目しているのが、その面白さを生み出している一つの源であると思う。 本作では、アカマ自動車という世界最大の自動車メーカーを取り扱う一方、混じってくと言う町工場の中小企業とそこに関わる技術や思いも登場させていることで、企業というものをより身近に感じさせ、また物語としてのリアル性を生み出している。 さらに今作は前作からのアランの死という最大の謎とそこに隠された真実を物語にうまくからめているため、小説としての物語のち密さがとても増している。 総じてとても面白く、お勧めできる作品であり、自作の「グリード」が楽しみである。 | ||||
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個人読書履歴。一般文学通算376作品目の読書完。2012/05/27 | ||||
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個人読書履歴。一般文学通算376作品目の読書完。2012/05/29 | ||||
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前作バイアウト~ハゲタカ2~上 (講談社BIZ)、バイアウト~ハゲタカ2~下 (講談社BIZ)の続編。こちらは2009年発刊の作品で、トヨタ自動車と思しき赤間自動車を中心とした買収合戦を描いています(前作Orその前の作にトヨタを模した豊岡自動車?があったかと思いますが、その後忘れた上で"赤間"を考えたんですかね?)。 本作によりこれまで謎とされたアラン・ウォードの死にも結実が見られます。他、赤間自動車を巡る中国政府ファンドCIC、主人公(の1人)鷲津政彦率いるサムライキャピタル、アメリカ最大であり鷲津を育てた投資ファンドKKLの情報を巡る戦いは、赤い国の流儀が加わる事でより一層恐ろしいモノになっています。丹念な取材に基づいて構想を練る著者の事です、その辺の事情に疎い方には赤い国の流儀に目を見張るものがあるでしょう。中国の大富豪の居住・振る舞い・家訓(出藍の誉れ)なども取材に基づいたものなんでしょうね。 反面、他のレビューでも指摘されている方もいますが、もう一人の主人公たる芝野率いるマジテックの話は中途半端に放置され本作は終わります。どうやら続編『ハーディ(『IN★POCKET』2008年8月号より2012年現在も連載中)』にてそのターンアラウンドの道が描かれるのかと予想されますが、ここは描ききって欲しかった。(特に中小企業!)再生への道は1日にしてならず、という意味を込めていたとしても、それなら日米中自動車メーカーがクリーンディーゼルへ前向きに取り組みだしたとある終盤にもマジテック芝野の描写を入れつつ、読者にその旨示して欲しかったなあ。。。 以上、個人的に思うところはありますが、赤い国の流儀やグローバル化に懸命に向き合っている大企業、低迷するアメリカ自動車メーカーに関する鋭い示唆に富む本作は、初回作ハゲタカ(上) (講談社文庫)にも増して素晴らしい出来だと個人的には感じました。 | ||||
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「損することに意味がある(損して得取れ)」という中国国家ファンドを相手に、主人公の鷲津がどう戦うのか、先の読めない展開で、とても楽しめた。ただ、今回は準主人公(?)の芝野のストーリーは、伏線のまま物語が終了してしまった。次回作「グリード」に続くのだろうか? | ||||
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経済小説はストーリーの面白さ、登場人物の魅力といった通常の小説の要素の他、 知的好奇心を満たすアカデミックな要素が加わる分、非常にハードルが高い。 経済情報を入れ過ぎると難しくなってしまいスピード感が失われてしまう。 読者の金融の知識レベルによっても大きく評価が変わってくるところもあるだろうから、 このレビューは人によっては当てはまらないかもしれない。 私にとって前2作のハゲタカシリーズはそのバランスが非常によかった。 しかしこのレッドゾーンはいささか経済小説の要素が減り、ミステリー色が強くなってしまった。 主人公・鷲津も妙に人間的、情緒的で違和感を覚えた。 (人間年をとると情緒的になるものなので、リアルと言えばリアルなのかもしれないが。) また、芝野氏のエピソードがなんだか最後まで浮いてしまっていた。 アカマ関係のストーリーが緊迫し、先が読みたい時に挿入してくる芝野氏の話は退屈だった。 終盤、絡んでくるかと思いきや、最後まで中途半端。 一方よかった点はアカマ自動車の経営陣、古屋、大内の両名。 車好きを自認する両者が心ならずもTOBの防衛に奔走する姿は悲哀を誘うが、 同時に最後までブレない強さが、日本企業の誇りを体現していた。 リンが自らが身を置く金融業を自虐的に虚業とし、彼らを「実業の強さ」と評価するシーンは リンというキャラクターの発言だけに非常に印象的。 並の小説よりははるかに面白く、一気に読めてしまうのだが、 「ハゲタカ」シリーズまたは真山仁氏のネームバリューが大きく、 読者の期待度からするとややパワーダウンを感じてしまう。 | ||||
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前2作品を楽しめたので、本作も読みました。 話の展開も後半にかけて早くなり、そのスピードが上がるとともに自分も一気に読み切ってしまいました。 この作者の読ませる力はさすがです。 内容もフィクションと現実の境目辺りをいい具合についてきていると感じました。 欲を言うと、もう少し登場人物の相関関係を見せるような仕掛けが欲しかったです。 前2作で出た人物が今回も登場するのですが、登場の必然性を感じませんでした。 企業買収劇にかかわる人々の裏側まで入り込めると、より楽しめる作品になるかなと。 その意味で星4つです。 | ||||
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上下とも一気に読みました。 鷲津の世界観がしっかりと描かれてさらに説得描写なんかはすごいなぁと引き込まれます。お勧めです。 | ||||
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前二作よりも、ターゲットとなっているアカマ自動車のトップ・マネジメントの強さが印象に残る話で、割とどうしようもないトップ・マネジメントばかりが出てきた前二作とは違う印象を受けました。 ただ、スケールがちょっと大きすぎる話になっていて、リアリティの観点では正直クエスチョンマークを付けざるを得ない感じでした。自動車業界の2009年現在の戦いは、基本的に日系メーカ対ヨーロッパ系メーカで、そこに韓国メーカが絡み、中国メーカがグローバルトップ10にどのような形で入ってくるか、という視点から考えるべきでしょう。ただ、モデルのライフサイクルや生産規模等、リスクマネーを必要としている産業であることは間違いないので、むしろ最近Opelを買ったMagnaや電池会社から自動車会社を傘下に収めたBYDのような、バリューチェーンの分業型だったプレイヤーの垂直統合への方向性が面白いと考えています。 | ||||
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『ハゲタカ』、『バイアウト(ハゲタカ2)』と「鷲津政彦シリーズ」を一気に読んできました。 『レッドゾーン』での国際的なファンドが暗躍する企業買収ストーリーは、前作同様展開が早く、息詰まるような攻防戦が繰り広げられますが、単なる経済小説ではなく、登場人物の複雑な心理描写を丹念に描き、心情移入しやすくしていることから小説の奥行きを広げているようです。前作、前々作で登場した人物を上手く絡めながら展開する内容ですから、シリーズのファンにはたまらないでしょうね。 中国系のファンドが、日本の自動車メーカー「アカマ自動車」に対して、TOBをしかけるというストーリーのダイナミックスさが魅力です。細かいストーリー展開には触れることができません。それこそ読んでみてのお楽しみでしょうから。 冷静でかつ一気呵成に終焉へと持っていく鷲津政彦のキャラクターが実に魅力的に描かれています。その実在のモデルがないことがかえって本作の魅力を高めていると思います。 ただ、ラストのアランの死の真相描写はいかがでしたでしょうか。謎解きの必要性はあるでしょうが、その答えはストーリー展開との調和が崩れたようです。 もっとも、最後の大内の言葉にはニヤッとさせられました。なかなかしたたかですね。 先日、マカオのリスボア・ホテルのカジノや香港の高層ビルも訪れた所でしたので、本作での展開はとても臨場感を持って読むことができました。上海の外灘の風景など別の意味で本書の魅力に浸っていました。経済小説でしょうが、実に人間臭い内容ですから、幅広い読者人に愛される作品だと思っています。 | ||||
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中国の投資家の奥深さを予感させる上巻。かの国の二つのグループが錯綜しながら主人公に迫る。なかなかの出だし。 | ||||
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一つに流れが収束する中国人投資家グループの正体とは。主人公との二転三転の攻防に陳腐な表現だが息が詰まる。鮮やかな逆転劇で勝利を収める事はできるのか、そして本当の勝者とは誰なのか。 | ||||
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上海万博に沸く中国(物語に万博は登場しないが)にレイダー(乗取屋)を仕込み、トヨタ自動車と思しきアカマ自動車を狙わせる。なかなかに面白いスタートである。少しやる気を失っていたかに見える鷲津がリンの叱咤(?)で目覚める。三つ巴の戦いとなるか、序盤は快調な滑り出しである。 | ||||
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上巻読了後、ストーリーの続きが 気になってしょうがなくなり睡眠時間を 削って一気に読みきってしまいました。 それだけ、今作に引き込まれた証でもあります。 修羅場で揉まれてきた 鷲津、芝野の肝っ玉の大きさ。 年輪を感じさせる 飯島、古屋の老獪なしたたかさ。 ”見習わないといけない点が多いな” そう素直に敬服させられる面々が 織りなすストーリーに、ただただ圧倒されてしまいました。 ただ、一点だけ注文をつけさせてもらいたいのが、 テレビドラマや映画に倣ったのか、余韻を残しすぎたような気がします。 あそこまで描くのなら、 芝野のマジテックがどうなったのかも描いてほしかったです。 そこだけ、少しだけですが、スッキリしないものがありました。 ウィットに富んだエンディング。 これで完結しちゃうのかな? まだまだ鷲津と芝野の雄姿を見せてください!! | ||||
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『ハゲタカ』シリーズ第3弾。 映画版『ハゲタカ』の題材は今作になります。 これまでの 『ハゲタカ』シリーズ同様、 テレビ版、映画版とは、主要人物名は 同じでも一線を画している点は、今作も一緒です。 ただし、 映像には映像のよさが 原作には原作のよさが 同じ物でも異なる調理法で味が変わる、 美味しい素材のような上質な一品に、今作も仕上がっています。 上巻では大人しく、 鳴りをひそめている ゴールデンイーグル、鷲津が 下巻では、どう暴れだすのか。 そこに芝野は、どう絡んでくるのか。 下巻も、今作を含めた 『ハゲタカ』シリーズ同様、 つづきが見逃せません!! 早速、下巻を読み始めることにします(笑顔) | ||||
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ハゲタカの続編だ。 展開が今までと比べ少し遅いような気もしますが それは下巻への伏線となるのでしょう。 鷲津ファンにはもちろんおもしろいです。 話題が中国と旬な話題なので、物語に入り込めます。 ただ鷲津が今までのようなイケイケではなく 少し人生を収束させているような感じを受けます。 下巻ではどう展開させるのか楽しみです。 | ||||
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