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(短編集)
町長選挙
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町長選挙の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.81pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全49件 1~20 1/3ページ
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場面は広くなって作品としては小説らしくなったのだけれど、伊良部と患者の漫才の様なやりとりが前作前前作ほど面白く無くなったという印象です。 | ||||
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久々の新刊でたついでに久々に読み返し 表題作のオチが妙に気持ちよい 水戸黄門や大岡裁きがすっきりするのと同じか 歳とったって事かなあ 楽しく読みました | ||||
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イン・ザ・プールが一番面白いかな。空中ブランコは話によっては大当たり多い感じで。 町長選挙は最後の町長選挙が面白いかな | ||||
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何という事のない小説。暇つぶしになる程度。 | ||||
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天才と狂人は紙一重の差。 “うつけ”を演じこと、初対面、精神科の受診という心理的ハ―ドルを下げる。 ぽっちゃり見た目と注射フェチは、伊達じゃない。 世間の評価を気に病むより、己のやりたいことをやれ! 誰が相手でも、尊大に振る舞うことなく、卑屈になることなく、常に変わらない態度で。 I wish there were 25 hours in a day so I could think about you more. (1日が25時間あれば、もっと君のことを考えていられるのに )。 | ||||
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直木賞の空中ブランコに次ぐ伊良部医師が主人公の短編作品。 なんでこれが直木賞かというような半分冗談のような精神科医師が周りで起こるの事件をなぜか解決していく。 今回は選挙。ほとんどコメディといっていいぐらい現実離れしているが、田舎では割と現実的な話かもしれない。 過疎の島でオババのセリフ「資源も無く、財政も乏しく、普通なら全員が貧乏。でも、曲がりなりにもインフラが整備された文化生活を送れるのは選挙があるからなんじゃ。」というセリフは核心をついている。 医療ものとしての読み応えは全くないが、小学生から中学生ぐらいにはちょうどいいかもしれません。 | ||||
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つまらなくはありません、小説としては普通に面白いです。 いくつかのエピソードのうち奥田先生が書かれているのは1エピソードのみで、その他は別の作者さんが書いてます。 やはり前作達と比べると伊良部先生やマユミちゃんの性格が少し違ったりして、他の作者さんが書かれているのだなという感想を抱きました。 登場人物たちも実際ニュースで話題になったような芸能人や政界の方がモデルになっている事が多く、インザプールや空中ブランコのような読者の身近にいるような人たちではありません。 個人的に、メタボのサラリーマンが深夜のプールに侵入するような雰囲気が大好きだったので、少し肩透かしをくらったような、残念な気持ちになりました。 | ||||
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初めて奥田氏の小説を読んだ。 伊良部医師の表情が頭の中に浮かんできて面白かった。情報が氾濫して複雑な社会になり、格差社会になって心が病み沈んでくる昨今、時代は伊良部医師のような存在を必要とするのかもしれないと感じた。 | ||||
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1作目がよかった。 2作目も、、、。 3作目の今作は、ちょっとうす味になった感あり。 いい本。 表紙かわいいし。 | ||||
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直木賞を取ったりで注目を集めた伊良部シリーズ第三作目 表題作にはそれなりに面白みもあるのだがそれ以外が微妙で、 ネタ切れなのか実在の人物をネタに安直な話を作ったり、特に見所のない作品が あったりとでパワーダウン感が否めない 伊良部はいつもどおりではあるのだが、サーカス団員になったりプールに忍び込んだりのような インパクトのある行動はせず、笑いという点でいまいち 楽しめなくはないが、前二作ほどには期待しないほうがいいだろう | ||||
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相変わらず伊良部の藪医者魂がさえる。ただ今回の作品は患者がこれといって回復した兆候がないのが気になる。痛快な作品をこれからも望みたい。一般文学通算706作品目の感想。2013/12/01 10:50 | ||||
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ますます好調なシリーズ三作目です。 ただ、今回は現実界の誰かさんをイメージさせる物語がいくつかあり、イメージした人間のアクが強かったせいか、伊良部先生よりそちらに気をとられてしまった。 そういう点で、2つの前作より伊良部ワールドを満喫できなかったのが、ちょっと残念。 | ||||
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毎度おなじみ、はちゃめちゃ精神科医伊良部が主人公の、シリーズ第3弾。さすがに安定したおもしろさがあります。 ただ今回は、題材になっている人物が、もろにホリエモンや読売の渡辺オーナーだったりするので、読んでいて本人の顔がちらちら浮かんでしまい、いまいち楽しめませんでした。 このシリーズのいいところは、極端な症例を扱っていながら、実は誰の身にも置き換えられるような普遍的な悩みを語っているところだと思うのですが、今回は実話っぽくてその普遍性があまりなく、前作ほどは共感はできませんでした。 でも、エンターテインメント小説としては十分な出来なので、読んで損はないと思います。 | ||||
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精神科医、伊良部シリーズの第3作品目。 色々とフリーダムな伊良部が、精神疾患を抱える患者を、 アブノーマル&イレギュラーな方法で治癒していく物語です。 この基本路線は前2作品と変わらないまでも、 どういう意図があったのか、明らかにこれまでとは異なる趣向が。 それは<実在の人物がモデルとなっている>こと。 収録作品のほとんどがそうでした。 実際のところ、モデルとなった人たちに、劇中の精神疾患があるわけではない(と思う)。 彼らが苦しむであろう問題を想定して、劇中人物を動かしています。 かなりステレオタイプな決め付けがあるようですが、 逆に変なヒネりがなく、これまでのシリーズと比べれば、”マトモな”患者だったように思います。 実在人物を使うことには、賛否両論あるようですが、 私は好きなエピソードがひとつあったので、結構満足してしまいました。 仮想ナベツネ(劇中は大日本新聞会長、ナベマン)が 強力なフォロワーがいなかった為か、孤独とリタイヤ・死への恐怖が膨らんでしまい、 パニック障害を発症してまいます。 彼は本当に病気に苦しんでいるのですが、 その言動はチャーミングにも描かれていたし、孤独も切なくも描けています。 結果的に対照的な存在である、若者たちを巻き込んで ハッピーエンドに持っていく流れは、奥田作品らしさがあり良かったです。 やっぱり読んで元気になるということが一番。 一方、伊良部シリーズの限界も垣間見えます。 彼のキャラクタはこれまで、奇想天外で雲をつかむような存在でありましたが、 本作では少しは人間臭さが出てきます。 もちろん、それはそれで面白いのですが、 無限に広がってた伊良部ワールドが、急に縮んだような印象も受けます。 彼を媒体として、患者の心情について集中していたのが前作までです。 今回は患者に集中しきれなかった所はあるかもしれません。 第4作目がこれからあるか分かりませんが、 相当な転調がないと、読者の期待には答えられないかもしんないです。 | ||||
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『イン・ザ・プール』、『空中ブランコ』に続けて一気に読みました。 みなさんの感想と同じで、パロディーの3作では少々ワンパターンな感じになって残念。 それでも、電車の中で読みながら笑いをこらえるシーンがありましたが。 最後の「町長選挙」は、新趣向でなかなか面白かった。今後に期待します。それにしても、この選挙のモデルになった島ってあるのかな。 | ||||
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伊良部精神科医シリーズ第3弾。このシリーズの面白さは、普通の感覚の人が心の病のために抜き差しならない状況に追い込まれる緊迫感と、医伊良部先生のテキトーぶりとのコントラストであったと思う。 本作は、患者側も個性が強いせいなのか、時事ネタで損をしているせいなのか、あるいは単にこちらが飽きたせいなのかは分からないが、全2作で感じた爽快な面白さは得られなかった。 表題作はこれまでとはパターンが違うが、島の人たちが目立つばかりで、たまに鋭いことを言う伊良部らしさがなく残念。 好きなシリーズなだけに残念な3作目であった。 | ||||
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四篇の短編集であるが、表題作と他作品では趣が異なる。 表題作以外の作品は、時事的またはワイドショー的ネタをパロディ化している。 文庫を手に取る時点では、ネタに新鮮さが無いが、それでも、色々な意味で、それなりに面白い。 それは、建前と本音が交互に語られる形式で物語が進んでゆき、両者の落差に天地程の差がある。 こんな無理をしているから、神経科の伊良部ハチャメチャ医師のお世話になる事になるのだ。 ただ、こんなハチャメチャ治療でも、驚くばかりの治療成果だ。 表題作「町長選挙」は、なかなかのものだ。 実弾と罵声が飛び交う、小さな離島のおおっぴらな不正選挙が、実は町を支えているという点が面白い。 僅差で競り合う両陣営は、町の診療所の短期赴任の伊良部医師を身方につけようと必死だ。 つまり、伊良部医師の持つ強大なバックと島の敬老会の票を取り込む事が出来る。 果たして伊良部医師はどちらの陣営に付くのか? 唖然とする成り行きと、味のある結末が待っている。 ただ、本書は表題作には唸らされたが、その他のパロディ作品はインパクトに乏しい。 実在の人物をネタにした作品は、パロディであっても、心からは笑えない。 表題作はなかなか良い。 | ||||
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社会で生きていくのは疲れる。 小さいことを気にしてもっと疲れてしまう。 すべてを捨て去ることができればいいのに。 みなさんもどこか病んでいらっしゃるのでしょう? 伊良部先生に診てもらいましょうよ。 | ||||
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個別の短編作品は、実在の人物のパロディで あることがすぐにわかって面白い。 ただ、それだけに刺激が強く、 一冊の本として読むとくどさを感じた。 | ||||
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今回も、話の内容は面白くテンポよくまとまり、飽きることもありませんでした。 才能のある作家さんだなと感心もしています。 本作は、実際の人物や事件をベースにした作品のようですが、それらを超える仕上がりにはなっていませんでした。今回は、マユミちゃんが結構活躍しており、個人的には楽しませてもらいましたが、彼女の活躍も物語に新鮮味を持たせるためなのかしら、、、と読みながら思ってしまいました。 どんな作品も、シリーズ化されると新鮮味が落ちるものなのでしょうか。 一作目がワタシにはホームランだっただけに、こんなもんかなぁ。。。という感想です。 作家ってほんと大変ですね。。。 | ||||
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