■スポンサードリンク


天使の歩廊



新規レビューを書く⇒みなさんの感想をお待ちしております!!

天使の歩廊の評価: 4.08/5点 レビュー 13件。 Bランク
書評・レビュー点数毎のグラフです平均点4.08pt


■スポンサードリンク


Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全1件 1~1 1/1ページ
No.1:
(1pt)

内容が薄い作品

なぜ他のレビューの評価がこれほど高いのか・・・。
全部で6編ありましたが、3編を読んで挫折しました。
天才建築家と、その建築家が作った家に関連するエピソード、というのが物語の基本構成ですが、何がいけないのかを振り返ってみました。

・天才建築家のキャラ立ちが薄い
・中途半端にファンタジー

これにつきると思います。
1編目は、老夫婦の人生が、壬生義士伝の登場人物からひとりを取り上げ、その人生の上澄みだけを10頁くらいでまとめた薄い内容。
激動の時代を歩んできた妻のために、天才建築家が感動の(?)家を建ててあげるのですが、前フリが前フリなので、ありがたみがわかない。
2編目が、鹿鳴館の副館長と、子供時代の天才建築家の話。小心者の副館長が右往左往するエピソードが大半をしめ、オチもよくわからず、消化不良。
3編目も、行方不明の推理作家は、家の中のどこかでまだ生きているんだろう、ということで終わったが「食べ物はどうしてるの?」と、現実的な疑問が沸いてくる。読者にそんな疑問を持たせるファンタジーは破綻している。

第一回目のファンタジー賞をもらったんでしたっけ?
発展途上の賞だったからこそ、まぐれでもらえたのかな、と思いました。
天使の歩廊―ある建築家をめぐる物語 (新潮文庫 な 74-1)Amazon書評・レビュー:天使の歩廊―ある建築家をめぐる物語 (新潮文庫 な 74-1)より
4101355134

スポンサードリンク

  



新規レビューを書く⇒みなさんの感想をお待ちしております!!