君を憶えてる
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子供時代の一時を過ごした町に戻ってきた主人公。やがて身に憶えのない記憶が度々フラッシュバックするようになる。それはどうやら別の世界線の記憶だった――。干渉する並行世界、そして起きる悲劇とループの果てに掴む未来とは。 多世界解釈を語りもすれば『夏への扉』既読前提の発言もあり、本質を一つのジャンルに定めるならSFかと思う。プロローグやあらすじがホラーを思わせ、事実土俗の超常存在が絡んでくるものの、展開はロジカルでありオカルティックではない。多世界解釈でパラドックスを防いだ時にともすれば忘れがちな、登場人物や本文の移動に取り残された世界線はどうなるのっといった目配りがストーリーに効いてくるのがなかなかに佳。 また、特殊条件下でのワイダニットや知恵比べという形でミステリとしても読める。他の、ミステリ特有のテクニックも使われている。 ループものが好きなら是非。ループものであること自体がネタバレといえばネタバレではあるのだが、そこを伏せた公式のあらすじ(内容紹介)で関心を抱くのは難しいんじゃないかな…。 | ||||
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