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プリンセス・トヨトミ
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プリンセス・トヨトミの評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.42pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全61件 21~40 2/4ページ
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本屋でもよく見かけた時期があり、よほど面白いのかと思ってたのですが・・・感想は題名につきます。 物語以前で終わってしまっている。 流行る理由が全く見いだせませんでした。 | ||||
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序盤からぐいぐい引き込まれる感じはなく、努力と忍耐で読み進めましたが それぞれのキャラクターの魅力もあまり伝わってこず、 ただひたすら登場人物が増えてゆきました。 肝心の山場では登場人物たちの色んなネタが絡み合って盛り上がるかと 読む速度が期待とともに上がりましたが、結局肩透かしでした。 結末を読み終えてもこれまで読んだ文章は一体何のためだったんだろうと 首をかしげてしまいました。 独特の語り口と異色ファンタジーが魅力の作者ですが この作品に限っては面白さが一向に伝わってきませんでした。 | ||||
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豊臣の子孫が現代も存在していると露見すると徳川方から攻撃されるとか、そういうストーリでは無かったので最後まで、この組織は必要なのか?という疑問が残りスッキリしませんでした。 父子の親子愛を表現するなら、ここまで大きな風呂敷を広げずとも万城目さんなら別の形でストーリーを作り上げる事が出来たんじゃないかなと思いました。 | ||||
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どうも回りくどい話の構成のわりにはたいしたオチがない。。。 登場人物に豊臣恩顧の大名の名前がちりばめられており、 その血脈の秘密など壮大な物語を期待したにもかかわらず、 まったく何の関係もなかったというように、 一切そこに触れずに終わる物語。 何か「お〜と」思わせてくれる、ネタがあるはずと期待しつつ、 蛇足とも思える最初の方の会計監査院や 大阪の登場人物の描写を苦痛の中読み進めたにもかかわらず 結局普通に幕を閉じた。 いったいあの主人公と思われる大輔のオカマ趣味の件は 何の意味があったのだろうか??? | ||||
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「ホルモー」「鹿男」と独特の上質なストーリーを提供してくれた万城目さん。 今作も期待したのですが、これはいけません。 滑り出しは上々。目に浮かぶような鮮やかなシーン、 思い切ってマンガチックに誇張したキャラクターも、 この後どう掘り下げてくれるのか、わくわくします。 でも、そこまで。あとはひたすらグダグダ。展開しません。 結局のところ、クライマックスたるべき「お役人」対「大阪人」という、 ヴィジュアル受けするシーンに結び付けるために、 全てが逆算でこじつけられ、「ご説明」に堕しているからなのでしょう。 だから自然に流れない、紋切り型でつまらない。 そして最大の難が、まさにその山場がとんだアンチクライマックスであること。 何百年もの間、何百万人に受け継がれてきた秘密が、 たった2時間の父子の対話にあるだなんて。 いやいやいやいや。そりゃいくらなんでも無理ありすぎでしょう。 切れ者だという「ご説明」のお役人様がそれにグッときて、 莫大な浪費を見逃して敗北宣言するだなんて。 いやいやいやいや。読者舐めんのも大概にせえよって突っ込まれちゃいますがな。 思えば「ホルモー」も「鹿男」も、学校という閉ざされた小さな結界の中で、 万城目さんがよく知る学生や先生が動いていればこそ、マジックが発動していたのでした。 大阪というとりとめなく広がる舞台と、 お役人という、おそらくは万城目さんにとって不案内な人種が登場人物では、 滑って転んで大火傷。実に空々しく、ありきたりな思わせぶりばかりが鼻につきます。 心配なのは、「こんなんやっときゃ視聴率稼げるやろ」と言わんばかりの、 テレビ屋さん的な発想、安直さが随所に垣間見えること。 僭越ながら、初心に立ち返って、また素敵なストーリーを提供していただきたいなと 思う次第です。 | ||||
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ほかの作品を読んだことはありませんが、エッセイなら楽しいのかもしれないと思いました。期待が大きかった分、う〜〜ん。 | ||||
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「大阪全停止!」インパクトのある帯が付いた本書が、書店で平積みされていてずっと気になっていました。 で、映画化もされたというので期待をして読んでみましたが、独特の雰囲気がある読みにくい文章と、上方のセンス?がいまいち合いませんでした。 大阪人の大阪人による大阪人のための大阪小説なのでしょうか? | ||||
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鹿男や鴨川のテンポのよさや明るい日本製ファンタジーを期待すると、がっかりします。'話に無理がある(リアリティがない)。'テンポが悪い。'盛り上がらない。ファンタジーにリアリティを求めるのも何ですが、必然性が薄く、そのため、盛り上がりません。しかも、帯に「最高傑作」とつけるあたり、出版社の見識を疑わせます。さらに映画化されたことに至っては「みんな本当に読んだのか??」と思わせる展開です。あくまで個人的感想です。でも、作者の才能は信じていますので、偉大なるしゅららぼんを買おうかどうか迷っています。たまには失敗作もあるよね。 | ||||
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大坂の街には外から見ても中から見ても、何か結界のようなものあるような気がしていましたが、著者はそれを豊臣の末裔の存在、上の世代が下の世代へ語り継ぐ仕来りというプロットをもって表しているのでしょう。こうした構想力に著者の非凡さを感じました。ただ、本の分厚さや登場人物の特異なキャラクターの割にはよく練れていない展開だったのは残念でした。まあ、これも含めて、大阪の街を表す効果だとしたら「あり」なのでしょうが…。 | ||||
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まず最初に、合わない人には合わないでしょう よくあるファンタジー作品のように舞台も設定も架空のもの、というわけでなく、この作品は舞台は現実そのものだけど設定は架空というものなので、そのちぐはぐ感が最後まで違和感の原因でした。 そして、その設定(この作品では主に大阪国について)の理詰めが甘い。 小説だから、フィクションだから、と割り切るには無理があった。 大輔の女装も、インパクトのためだけにつけた設定としか思えなく、白けてしまう。案の定、後半の大輔の見せ場では女装なんてものは何の関係もなくなってしまっている。 他の方も言っておられましたが、最初から映像化の話が来てたのではないでしょうか。 女装もそうですし、何人もの大阪の男が押し寄せてくるなど・・・ 直木賞候補作、映画原作、「大阪全停止」(停止しません)、この触れ込みに騙されて買ってはいけません。 | ||||
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映画化もされた作品でしたので、期待して読みましたが、期待はずれでした。 そんなことの為に税金5億円・・・?としか思えず、松平が追及をやめた時点でがっくり来てしまい、最後はもやもやしか残りませんでした。 | ||||
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ネタバレありありです。プリンセストヨトミ、2日間で読み終える。ひとつの縁というかタイミングを感じる。今年は、個人的に『ねね』に心服していて、高台院は新年詣でる予定。じつは、今年の正月、偶然京都散策していたら、若いカップルがうぢゃうぢゃたくさんいてよくみれば、秀吉とねねの菩提寺、高台院だったわけですが。あやかりたいとばかり、若いカップルがたくさんいたわけで。で、ちょうど最近、『女太閤記』ぜんぶみたんだが、ねねの凄さと佐久間良子の凄さがかなりよくて、『ねね』に想いを寄せながらいろいろ調べたわけです。『ねね』は清洲出身ですよね。秀吉=藤吉郎と恋愛だったってのは、そもそもこのひとたちが、戦国末期寸断されたところから、捻りだされたと思うわけですよ。さておいて。まあ旭は朝日姫。とくらぁ茶々=茶子と容姿が真反対になるが、朝日姫が茶々に女としての苦労を説くのは、合点がいくし、引き合いが『ねね』というのは普通に大河通な話しじゃん、とも思えた。描写が多い。とも思えなかったけれど、描写がちょうど外堀、内堀を埋めるように冬から夏へと季の移ろいの如く流れるタユタイというかテンポは感じる。が、蜂須賀、羽柴=橋場、真田の絡みやら件はまぁ好感度をあげながら、それじゃぁ、竹中、加藤、福島、宇喜多、島、諸々ただ名乗り列挙でテンポに合流できてねんじゃね?とも思え合点がいかず、とうとう筆力を感じえない。パワー切れな感じですか。と問いたくなる。太閤下水とか東京駅=赤レンガ=辰野金吾とか空堀町とか、こうなると都市構想、建築の分泌量が気になったけれど、細く絶えていった気もする。たとえば、帝都構想は徳川=江戸構想もしくは平将門=関東ユートピア構想というアングラ・ロマネスクがあったわけで、勝手ながら、豊臣=大阪構想のアングラ・ロマネスクに少々胸踊らせてみれば、たんなる小出しのガジェットに終わった感がありですね。このあたりはラノベだな、と思ったし、突き破ろうというガッツというか筆力は感じなかった。というか。豊臣というのは豊国(九州)の臣下というのを朝廷から下賜された氏姓で、豊国というのは大和=奈良に遷都される源(はじまり)の国名。そういう意味もあるし。秀吉は謎の石工技術集団を統率していて、土木革命を起こしている。戦場を土木産業で埋め尽くした。そこに蜂須賀とか加藤とか福島とかとんでもない怪人物が含まれている。たぶん、当時の世界水準からしてもクレーンや重機がなくとも巨大で精緻で速いといった技術力は一番くらいを有してたみたいなんだけど。その恐ろしい技術力を朝廷が配下に置いたというシンボルが大阪城となる。秀吉の母国である愛知県にはなんとなく、豊国臣下のうねりを感じますね。織田はとうとう氏姓を変えないものとして貫いた、その意志とはなんだったのだろうか、或いは、豊臣に氏姓を変えたものの意図、さらに反応するかのように徳川に氏姓を変えたもののアンチイズム、その西と東のあり方が日本の地脈にはざっくりと隔たりながら合流している何かがあるとする。いや、あるんですよ。たとえば、これは50ヘルツと60ヘルツに繋がるんですよ。なんて。ざっと、このくらいは切り崩してほしかったな。妄想ついでに。というよりは俺の妄想が速度超過しているのかもしれない。ガジェットをみて。話者はガジェットに溺れていた感はありますよ。たぶん。描写は好きな感じでしたが。真田幸村?=幸一の息子は天草四郎時貞との伝説もある変わり目なんですが、なんでセーラー服なんだろう。わからんけど、テンポあってこのあたりはおもしろいですね。じゃりん子チエばりに。ジタバタする真田幸村の亡霊というか。最後に。ちなみに、朝日は秀吉の妹。徳川家康に政略的に婿入りしていて、結構、悲惨なヒロイン。だから旭から茶子のエールは滲み出てるし、若干の歴史通なら泣ける言葉ですね。さらに最後、松平=徳川が旭=朝日についてこいというのも、渦中のあはれを吐いた言葉っぽい、ですね。たぶん。なんというか、むちゃな結びですが、『女太閤記』の現代版として見立ててもよい感じ。あとね、松平、旭、鳥居のシルエットが、山から川に連なる喩えってなんでしょうね。気になりませんかね。こういうとこ、気になっちゃうんですけど。プリンセストヨトミは当然、橋場茶子=茶々だけれど、プリンセストクガワ=ゲンズベール旭=朝日姫となるわけです。でも話者の慕うプリンセスって、本当は『ねね』じゃないんでしょうかね。そんな感じしますよ。豊臣から、織田から、徳川から、一目置く『ねね』こそが、『女天下人』として労うべき秘話がここにはあったんじゃいんでしょうか。そういう意味で、徳川の川文字が頭に浮かんじゃったのは行き過ぎな妄想群でしょうかね。 | ||||
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自分は合わなかっただけかもしれませんが… 200P近く読み進めても物語が一向に進展しなくて投げました。 掴みだけ大きくてその後が全然おもしろくないです。 と、いいますのも、会計監査の3人の描写や、 大阪の街並みの描写、中学生達の描写が冗長すぎます。 物語自体に起伏らしい起伏が全然ないんです。 会計側の仕事ぶりにも、いまいち奥深くに踏み込んだような、 具体性を感じないし、建築家について触れた行はどこかの 文献をそのまま転記でもしたようで、このページまでの 文体から考えてしっくりきません。 学生側の描写も大変さは伝わってくるものの、物語に絡んでくる 要素が少しも見えてこないのでただ長いと感じるだけでした。 それぞれの点と点が徐々にリンクしていくのを楽しむ小説なの かもしれないと考えて読み進めていたのですが、一度本を閉じたら、 それきり。もう開きたくないという思いのほうが強くなりました。 ゆえにそのまま開いていません。 映像で楽しむなら、冗長と感じた部分もすっきりとやり過ごす ことができて、こんなにイライラしないで済んだのでしょう。 さしたる起伏がない物語が200ページあっても退屈しない方は 読んでみてもいいと思います。もしかしたら、この先にいい展開が あるのかもしれないし、最後まで冗長なだけで終わるのかも しれないですけど…。 | ||||
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題材は面白そうだし、事実面白くなる可能性は大いにあったと思う。 しかし、面白い作品として書ききるには、著者の力量・下準備が不足していたのではなかろうか。 中でも致命的なのは、豊臣家や大坂の陣に関する不勉強。そこが物語のダイナミズムを眠らせてしまう原因になったのではないか。 結果、大坂の陣に詳しい人が読んだら噴飯ものの小説になってしまった。 著者のことは決して嫌いではないが、それだけに残念。 | ||||
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はじめての万城目小説だったので最初はおそるおそる。お!出だしはナカナカいいじゃん。 この流れがどういう混ざり方するのかな??・・などと思いながら読んでいた時は良かったのですが、 大阪国が出現したあたりからチョットついていけない話に。 後半は強引にまとめ過ぎだし、途中の大阪国の成り立ちのあたりなんかは、作者が解説してしまっていて 辛抱できていない感じ。 それから松平はアウトローなんだかエリートなんだか描き方がが中途半端。もっと思いっきりアウトロー に描いても良かったかな。ゲンスブールも学級委員長みたいでイマイチ映えないし役割も??。 もうチョット言っちゃうと、話の立て方が割と底の浅いヒネりで戻してみると割と平凡だったりして。 確か作者ご本人はものすごく「ロードマップ決めて書く」と言っていたのを聞きましたが、正直そうとは 思えない。もうちょっと練って書き直して出したら、もっといい話になったかな・・。練れていない感じ。 勢いで書いた感が否めない。何かもう1冊読んでみますが・・・。 | ||||
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う〜ん、失敗作でしょう。 大阪市民が実は秀吉の意志を継ぎ、中央政権からの独立を維持していたっていうのは、アイディアとしては面白い。僕は大阪ではないが西日本の出身で、豊臣政権を奪った徳川家康への反感も持っている。大阪国に共感しますよ。 だが小説の構成がいけない。大阪城が赤く輝き、大阪市内の(大阪府だったけ)あらゆる場所、あらゆる立場の「大阪国民」が何十万人も集まってくる。ここ、いわば大阪国という恐竜が森からついにその巨体を現し、さあその最初の一撃はどんなに強力なのか、と一番ワクワクする場面のはずなんですよ。ところが読者は、「敵」が松平という会計検査院の一公務員にすぎないことを知っている。この松平という人は、一貫してアイス大好きの可愛い人として描かれており、かたき役としてふさわしくない。松平本人としても別に全面対決する気はさらさらなかった。ええと何だっけ、しばらく前に読んだので記憶が定かでないが、鳥居がプリンセスに会いに行った時のごたごたと、それを「中央権力の圧力」と大阪国民が勘違いしたことがきっかけなわけだ(後で旭の工作であることが明らかになるが、この時点では読者には分からない)。 そういうわけで、この盛り上がるべき場面が全っ然盛り上がらない。 ここは絶対、日本政府が総力を挙げて「大阪国」をぶっつぶしにこなきゃダメなんですよ。それこそ自衛隊含む武力まで使って。そうでなければ面白くない。 後で一応、総理大臣も一枚かんでいることが描かれるが、電話一本かかってくるだけ。はなはだ緊張感に欠ける。 キャラも良くない。松平のアイス好きは、可愛いというより気色わりい。鳥居はウザい。旭はかわいげがなさすぎる。女装趣味の少年、一体なんだったんだ……。小太りの少年がセーラー服を着てるのが始終脳裏に浮かんで、気持ち悪いんだよね。 | ||||
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唐突ですが、僕にはピカソの芸術の何たるかは、さっぱりパリパリです。なんやかんやで凄いのでしょう。さておき、本書の寸評を。僕はこれまでの万城目作品の設定は、全て快く受け入れてきました。茶巾絞りの鬼や、しゃべる鹿、超能力を使う滋賀県民などなど。しかし、今回の設定は受け入れ難い。難易度の高い設定ゆえ、読者から理解を得るのは難しい。その為、長いページを説明(説得)の為に充てなければならない。もちろん、それ以上に楽しめれば問題は無いのだが。皆さんは如何?そして最後に、エッセイから少々。20代位にピカソ美術館に赴いた万城目。その時の万城目には、ピカソの画も何のこっちゃさっぱり。しかし30代にもう一度訪れた時には感じ方に変化が。 「ピカソ若かりし日の作品には素直さと一生懸命さを。30代位の作品からは試行錯誤している様を。成熟期の作品に至っては、我が道を貫く姿を感じた」と(こんな雰囲気の文だったと思うだけで、一言一句そのままではありません。詳しくは『ザ・万遊記』を)。ピカソの作品同様の自分の姿。同様の変遷から考えられる未来…。試行錯誤から生まれた『プリンセス・トヨトミ』これはこれで善し。だが、万城目が世界的な偉人になるよりは、ただただ読者を楽しませる作家でいてくれる事を願う。 | ||||
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他の方も書かれていましたが、テンポがとても悪くて なかなか読み進められませんでした。 この著者の方の作品は初めてでしたが、 他の作品を読む意欲がわきませんでした。 | ||||
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万城目氏のテレビインタビューを見て、本を手にとりました。 著者自身の素敵な雰囲気にひかれて。 読後正直な感想としては、伏線が長いかな・・・、と。 日本の歴史をはじめ、大阪の歴史にもあまり詳しくない私は、歴史の内容を説明してくれる文は勉強にはなりましたが、あまり印象に残らない結果となりました。 歴史好きな方や、大阪の方には良いのかもしれません。 登場人物の一人ひとりを詳細に描き出す点では、読むにあたって、頭の中での映像化が容易になり、話へ入りやすくもなりました。 しかし、大阪全停止までのストーリーが長く、だらだらと読んでしまい、すっきりしない気分です。 万城目氏の他の作品に期待します。 | ||||
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ストーリーはそこそこおもしろい。 でもそれは着想の斬新さのみで、欠点も多く目に付く。 冗長である。 人物造形が薄っぺらでステレオタイプで、アニメのキャラクターを見ているよう。 細部がうまくかみ合わない。 扉絵に助けられる程度の文章力。 今後に期待です。 | ||||
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