■スポンサードリンク


空の中



新規レビューを書く⇒みなさんの感想をお待ちしております!!
【この小説が収録されている参考書籍】
空の中
空の中 (角川文庫)

空の中の評価: 4.18/5点 レビュー 143件。 Bランク
書評・レビュー点数毎のグラフです平均点4.18pt


■スポンサードリンク


Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全143件 41~60 3/8ページ
No.103:
(5pt)

白鯨の生き方好きだ。。

「海の底」同様、やはりただのSFではない。

未知の高度な知的生命体登場。
…なんと、分裂し、混乱。
そして人がこの未知の知的生命体に対し、解離性同一性障害(多重人格障害)のケアを行うことに。。

『未知の知的生命体に解離性同一性障害のカウンセリング(?)』という奇抜なアイディアが面白い。
また、この知的生命体【白鯨】が概念を取得することにより進化を遂げてきた経緯や、【白鯨】のメンタリティ、人から様々な理論やシステムを学習していくところは、とても興味深い。
高巳と【白鯨】との言葉遊びのようなやりとりをもっと読みたかった…!

高巳、光稀、瞬、佳江のメインキャラクターの誰よりも【白鯨】が好きだ。
その性質、考え方、生き方。
私も【白鯨】のように生きたい。
『全き一つ』の至福感に満たされていたい。。
自分の一部が欠けた痛み、全体から剥落したフェイクの痛み、帰属欲求…どれも何故か感情移入してしまう。
それは、人間も剥落した一部であり、決して元の全体には戻れない寂しい存在だからかもしれない。
番を持っても一つになることはない。あくまで2人。

このように未知の知的生命体に感情移入できる小説は他にないのでは?
空の中 (角川文庫)Amazon書評・レビュー:空の中 (角川文庫)より
4043898010
No.102:
(5pt)

面白かった

主人公の葛藤と幼なじみの心遣い加えて周辺の大人の心配りそれらが織りなす、イベントは大変面白かった。
空の中 (角川文庫)Amazon書評・レビュー:空の中 (角川文庫)より
4043898010
No.101:
(4pt)

県庁おもてなし課を読むと四国の風景を思い出しながら、この小説を楽しめる

SFというよりは、人間の弱さを改めて認識する作品。
有川さんの男前の女性は相変わらずの魅力ですが、ゆるい雰囲気の男性は年をとると懐が深い、若いと軽薄と映るのは、女性からの
視点からでしょうか?
前半は話しがスローだったので、海の底よりつまらないかと思いましたが、中盤以降はテンポよく、いっきに読め、明け方4時まで読む事になりました。
後味は海の底より良く、ただ宮じいの亡くなる話しは、寂しくなるだけでしたので、星4つとしました。
空の中 (角川文庫)Amazon書評・レビュー:空の中 (角川文庫)より
4043898010
No.100:
(5pt)

空自

空自に興味を持ったので、購入しました。
SPですが、「人間」と「白鯨」の関係や、設定がとてもおもしろいです。
空の中 (角川文庫)Amazon書評・レビュー:空の中 (角川文庫)より
4043898010
No.99:
(5pt)

おもしろい。

自衛隊作品はどれもおもしろいのですが、私としては、「海の底」の方がややおもしろいかなという気はしますが、これも十分おもしろい作品です。わくわく感は満載です。
空の中 (角川文庫)Amazon書評・レビュー:空の中 (角川文庫)より
4043898010
No.98:
(5pt)

空想ですが、実際の防衛省体質が少し分かりそうな!

竹田二尉カッコ良すぎ!エースコンバットのナガセがかぶります!
空の中 (角川文庫)Amazon書評・レビュー:空の中 (角川文庫)より
4043898010
No.97:
(3pt)

なんか・・・

恋愛展開の会話や語りが気持ち悪くて萎えました。ハラハラドキドキの冒険活劇でもなく哲学的に考えさせられるわけでもなく結末に意外性があるわけでもなく中途半端なかんじ。自衛隊と恋愛という要素の組み合わせそのものが好きな人にはその組み合わせがあるだけでおもしろいのかもしれませんが。
空の中 (角川文庫)Amazon書評・レビュー:空の中 (角川文庫)より
4043898010
No.96:
(5pt)

大きくて深い

成長とは、育てるということはどういうことなのか。
育てるものの心構え、愛のあり方、それを深く考えさせられました。
広い空に群れ飛ぶ雲をみると、静かに、穏やかに暮らしているであろう彼らに思いを馳せ
ついついその姿を探してしまいます。
空の中 (角川文庫)Amazon書評・レビュー:空の中 (角川文庫)より
4043898010
No.95:
(5pt)

設定が面白い

一見、普通の自衛隊モノかと思ったらSFでした。
でも、考えさせられる記述がそこここにあってよかったです。
有川さんの作品はとっても読みやすくて引き込まれてしまいます。
空の中 (角川文庫)Amazon書評・レビュー:空の中 (角川文庫)より
4043898010
No.94:
(3pt)

何とか読み終えました

最初はどんどん読んでいけたのですが、途中からなかなか読み進められなくて、それでも何とか最後まで行き着いた感じです。
話の内容は…よくできているとは…思います。
ですが…普通で考えるとセーブ・ザ・セーフの考え方があそこまで横行するのは無理がある気がしますし、
何より真帆という子は年齢の割に賢いのかもしれませんが、最後の崩れ方がお粗末な気がしてなりません。
うまく表現できませんが、もっと何かこう、丁寧に崩れていって欲しかった気もします。
有川さんの作品はやっぱり「図書館戦争」が好きです。
空の中 (角川文庫)Amazon書評・レビュー:空の中 (角川文庫)より
4043898010
No.93:
(5pt)

自衛隊3部作全部面白い

本の内容は最高に楽しめました。本の状態は良くありませんでした。
空の中 (角川文庫)Amazon書評・レビュー:空の中 (角川文庫)より
4043898010
No.92:
(2pt)

期待外れ

期待外れでした。もう少し現実的だと思っていましたが裏切られました。
空の中 (角川文庫)Amazon書評・レビュー:空の中 (角川文庫)より
4043898010
No.91:
(2pt)

私はダメだった(T_T)

図書館戦争から入った私には受け付けない作品でした。
まぁ初期のものですしこんなものかな〜って(笑)
空の中 (角川文庫)Amazon書評・レビュー:空の中 (角川文庫)より
4043898010
No.90:
(4pt)

ぜひ映像化してもらいたい作品です

テレビドラマの「空飛ぶ広報室」が面白くて、原作の『空飛ぶ広報室』を読んだら笑い転げながらのたうち回ってしまいました。
でもって、同じ作者の『クジラの彼』で、これたま腸ネンテンになりそうなほどに笑わせてもらったため、どうもこの作者の作品は小生のツボにハマったようでございます。

で、続いて読んだのがコチラ。
有川浩・著『空の中』。
文庫本ながら500ページを超えるなかなかのボリュームでした。
高度2万メートルに浮遊する未確認生物と人間との交流と闘いを描いた作品。

こちらも航空自衛隊が出て来るのでありまして、小生としては実に喜ばしいかぎりであります。
読み始めたら夢中になり、トータルで10時間、いや9時間くらいでしょうか。
一気に読了してしまいました。

この作品を映像化できたら、なんともスゴイ事になると思うんですがねぇ。
テレビドラマよりは映画の方がいいかな。
でも映画だと短いかも。

SFの要素があり、ミリタリーでもあり、ラブコメもありつつ、怪獣ファンにもウケル構成だし、航空ファンは垂涎ものだし、まさしく色々な要素が詰まった、盛りだくさんの作品になることでしょう。
空の中 (角川文庫)Amazon書評・レビュー:空の中 (角川文庫)より
4043898010
No.89:
(5pt)

有川作品で一番好きです

作品中では直接言及されませんが、本作『空の中』に登場するUMAはTrevor James Constableという方が提唱したクリッター(ずばりエア・ホエールという別名もあるそうです)という実在する(?)UMAです。オカルト好きの間でもひそかにファンの多いUMAですので、本作がクリッター主役の話だと知らないまま読み損ねている人がいるかもしれない。ここにクリッターの小説があるよ、と私は声を大にして広めたい(笑)。
有川氏はクリッターの設定を忠実に踏襲して書いていらっしゃるので、UMAの中でもキワモノ感のあるこの生き物が血肉を与えられていきいきと活躍する本作は「知っている」人ほど楽しく読むことができる作品です。こういう、そこらの凡人なら手をつけないようなネタを膨らませて、一本の小説まで昇華させてしまうというのが有川氏の凄いところ。

前半のクリッターとの遭遇から少年と友情を交わす流れは非常に面白く、SF作品として素晴らしい世界観を持っています。自衛隊三部作の中で一番好きですね。有川作品の中でも一番かも知れない。でも後半の展開はセカイ系のラノベチックになるので好き嫌いが分かれるでしょう。

『空の中』は美しいシーンをたくさん抱えた作品なので、原恵一監督あたりにアニメにしてほしいですね。
空の中 (角川文庫)Amazon書評・レビュー:空の中 (角川文庫)より
4043898010
No.88:
(5pt)

仁淀川の「川ガキ」

最初は、航空自衛隊小説?と思ったが、そうでもなく(戦闘機乗りの男前キャラなどは面白いですが)、UMA(未確認なんたら)を中心にしたSF小説?と思ったら、そうでもない(どこかトボケた感じのそのUMAも愛嬌がありますが)。最後まで読むと、心に残ったのは、高知の「川ガキ」たちの話でした。川漁師の宮じいが、いい味出してます。掌編『仁淀の神様』が最後をきっちり締めてます。作者の出身地近辺なのでしょうか、こんな川のあるところに住める人々がうらやましい。
空の中 (角川文庫)Amazon書評・レビュー:空の中 (角川文庫)より
4043898010
No.87:
(4pt)

楽しめて読みました

心地よいリズムで、読める作品です。
ワクワクドキドキ感で、一気に読みました。
後味も良い。
空の中 (角川文庫)Amazon書評・レビュー:空の中 (角川文庫)より
4043898010
No.86:
(3pt)

まあまあ面白い

読みやすく、内容まあまあ面白かった。でも少し物足りない感じ。
特別描き下ろしの「仁淀の神様」のクオリティーの低さには落胆した。
10段階で点数をつけるとしたら5点
空の中 (角川文庫)Amazon書評・レビュー:空の中 (角川文庫)より
4043898010
No.85:
(5pt)

SF的かつ自衛隊ものと恋愛ものがうまく融合した面白い作品

自衛隊三部作の2作目(なぜか角川文庫では第1弾だが)だ。
人類が生まれるずっと前から、高知県沖の上空2万メートルに高度な知的生命体(白鯨)がいた。これまではこの高度まで飛ぶ航空機はいなかったが、連続して2度も航空機が衝突するという事故が起こった。当初人間は知的生命体の存在を知らず、謎の爆破事故と思っていたが、この白鯨が各務原航空自衛隊の上空に現れたためパニックに陥った。
事故を起こした民間試験機(スワローテイル)のメーカー社員春名高巳と航空自衛隊の硬派女性パイロット武田光稀が、人類で初めて白鯨を確認し、結局最後まで交渉役を務めて解決させるという話だ。もともと攻撃的な生命体ではなかったのだが、人類からの不意打ちによるミサイル攻撃で無数の白鯨に分裂してしまい、中には人間を攻撃する個体も現れた。白鯨は≪全き一つ≫という概念を持っており、無数の自分が存在するという状態が理解できずにいたが、高巳と光稀らは「解離性同一性障害」と同じ治療法が使えると考えて解決に導いた。
一方、自衛隊機との衝突事故によって白鯨本体から剥離したかけら(フェイク)が、事故でなくなった自衛隊パイロット斉木三佐の息子瞬とその幼なじみ天野佳江に海岸で拾われる。フェイクは記憶喪失になっていたが、瞬に懐き事件の解決において大きな貢献をする。
航空機事故によって高度な知的生命体(白鯨)の存在を知った人間達(春名、武田ら)と白鯨とのやりとり、瞬と佳江とフェイクとのやりとりが、2つの大きな柱となっている。言い換えれば、春名と武田、瞬と佳江の2組のカップルの話と言えなくもない。SF的かつ自衛隊ものと恋愛ものがうまく融合した面白い作品である。
空の中 (角川文庫)Amazon書評・レビュー:空の中 (角川文庫)より
4043898010
No.84:
(5pt)

空とぶ広報室と共に、大好き

空とぶ広報室のドラマに惹かれてこちらも一緒に買いました。
すごく、興味深くて、一気に引き込まれつつ、読みました。
内容が小説・フィクションとしてよい、というところはもちろんですが、人間についても政治や組織についてもいろいろなことを考えさせてくれる名著だと思います。
読みやすいからライトノベルと言うのかもしれませんが、内容は軽くない、是非、皆さんにお勧めしたい本です。
空の中 (角川文庫)Amazon書評・レビュー:空の中 (角川文庫)より
4043898010

スポンサードリンク

  



新規レビューを書く⇒みなさんの感想をお待ちしております!!