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バレエ・メカニック
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バレエ・メカニックの評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.56pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全3件 1~3 1/1ページ
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“君”と“わたし”が誰なのか気を付けながら読まないと迷子になる。さらに、登場人物が今いる場所がリアルなのかどうかもよく分からないままストーリーが進行するので、迷子確率はそもそも高い。著者の空想が空想世界を創造した物語の中で、読者はその空想世界を漂うような感覚に陥る。著書の手のひらの上で弄ばれている感があるが、それがむしろ気持ち良い。 | ||||
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坂本龍一の同名の曲が好きなこともあり、書店でタイトルに惹かれて購入。中井英夫のオマージュ本で読んだことのある作者でした(その時の短編は結構好きでした)。 で、このバレエ・メカニックですが、私が「興味はあるけど読んでもどうしても理解できないジャンル No.1」のサイバーパンク、ニューロマンサー系の話でした。それにエロも少々入った話。 どこが理解できないかと言うと、まず「誰も見たことの無い空想の出来事」が書かれた話なので、その場面を自分の空想力を使って思い浮かべないと読めないのですが、なかなかその絵が浮かばない。もちろん表現方法が視覚的なものではなく文字だし、空想上の話なので、読者ごとにイメージする絵は違って当然です。きっと正解はないでしょう。それを踏まえても、どうもこの作品の文章と私の相性が大変よろしくないようで、具体的な絵を思い浮かべようとすると時間がかかって読書の流れが止まってしまう。ペースを乱さず読もうとすると、物凄く適当な「こんなもんだろ」的な絵になってしまう。その適当なイメージのまま雰囲気だけで読み進めるから、まあ物語の面白さが理解できない。 ただ人物の関係や感情が繋がったからか、第3部だけは面白いと感じました。 他の方のレビューを読むと、わかる方には普通にわかる話のようですし、この作品が悪いのではなく単に私に合わないだけです。 ファンの方には申し訳ないです。 | ||||
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サイバーパンクにもつながっていく設定。優れた視覚イメージの提供。その意味では、ほんとうに悪くないSF小説だと思う。 けれども、正直に言えば、少し、ノれなかった。 結局のところ、テーマはどうあれ、オーソドックスな小説のスタイルで書かれ過ぎているんだと思う。 それは、静止画的な美しいイメージを提供しても、動的なリズミカルなものにはなりにくいし、破壊的なものにもなっていかない。 そのところが、ちょっと不満だったりする。 | ||||
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