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片思いレシピ
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片思いレシピの評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.40pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全10件 1~10 1/1ページ
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文庫版を購入するのは、解説を読む楽しみもある この文庫解説をしている岡田育という書評家さん 何より作品に対するリスペクトがあって心地良い それ以上に、この本の読者に対する愛情を感じる 解説者の中には、何を勘違いしたのか自己顕示と 果ては作者への( 何か実生活で恨みがあるのか) ……と、思ってしまうような見苦しい解説がある 対して、この書評家さんは切り口も楽しいのだが 自虐ネタっぽく自身を偽って書評する姿勢も良い 他の作品でも書評を読んだのだが、それも同じで 読後感の良い、美しい書評だったのを覚えている 作家やタレントに、本来的には敬称は不要なので 作家などは、例え本名でも登録商標と同じであり 呼び捨てでもOK と言ったスタンスで書いてます SONYやPanasonicに、様をつけないのと同じね | ||||
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2011年に出た単行本の文庫化。 柚木草平シリーズのスピンオフ作品だ。柚木の娘の加奈子が主人公となっている。 草平も電話越しだが登場するし、山川刑事も重要な役割を果たす。 ミステリとしては、ひとひねりあり、また動機が思いもかけない方向に行って、おもしろかった。 スピンオフは編集者の提案だそうだが、どんな層を狙ったのか? | ||||
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柚木シリーズ、長編です。 今回は娘の加奈子が主人公で、柚木の出番は少しだけなので、 まさに番外編と言えるのではないでしょうか。 加奈子が通う塾のバイト講師が殺害されるという事件が発生し、 講師に少なからずの感情を抱いていた加奈子は、 事件の真相解明へと動き出すことになります。 柚木とはまた違った味があり、こういうのも良かったです。 | ||||
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会話だけの部分が多くて読みづらい。 主人公以外の女性が好きになれない。 なんか古い感じ。 | ||||
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この人の作品は初めてです。 柚木草平スピンオフとは知らずに読んでみましたが、 なかなか面白いものでした。 妻沼(めぬま)一家に刑事の山川さん、そして加奈子ちゃんのお父さんである草平さん。 いい味出してるでありませんか。 家に置いておきたくなる一冊でした。 図書館より | ||||
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他作品読んでません。シリーズ物をいきなり途中単品で読むと、「当然分かってる設定」が引っ掛かってイラついたりするもんですが、本書は特に気になる事なくフツーに楽しめました。スピンオフ物だからかな? 殺人事件にしてはノリが軽すぎ、被害者「どうでもよし」扱いに、あんまりじゃない?苦笑…と思いつつ、さくさくと読めました。 | ||||
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私の好みにピッタリ当てはまる本でした。 読み始めた時は、あんまり面白いとは感じなかったのですが、読みすすめていく内に、どんどんとお話の中に引き込まれていき、ページをめくる手が止まらなくなりました。そうしているうちにいつの間にか読み終わって落り、読んだ後には凄く清々しく、晴れ晴れとした気持ちになりました。雑学なんかもちょこちょこ入っており、知識も豊富になりました。 でも題名の『片思いレシピ』という言葉を心で強調して読むと、『ん?何か違う気がする・・・。』ってなってしまうので、気にせずに読んだほうがいいと思います。 | ||||
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シリーズの主役である探偵の娘(11歳)が活躍(?)するスピンオフの作品ですが, その本来の主人公で,父親でもある探偵は電話口まで,それも登場は最低限にとどめ, ファンにはおなじみのベテラン刑事をうまく回す,スピンオフらしい演出が好印象です. ただ,初登場の人物を探偵役に据え,お飾りとはいえ,最後まで語らせてしまうのは, このシリーズの色合いまで薄めてしまったようで,いささか引っ掛かりを覚えるところ. 子供の視点ゆえ,人間や男と女のしがらみが,これまでに比べてあっさりなのも残念です. また,父に似た物言いや地の文も,『あの父にして…』で片付けるのには無理があり, 『創元推理文庫版あとがき』でも少し触れられていましたが,それでも違和感は拭えず. 少女の小さな恋心にしても,期待したほどの広がりや爽やかさなどはあまり伝わりません. 娘さんにはこれまで通り,電話の向こうからパパにハッパを掛けるくらいがよいのでは…. | ||||
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本編はともかく、作者の少女に対する目線がひどい。所詮この年頃の女の子はこんなもんさ、という視線が透けて見えるし、ねちっこい文体がかなり読みづらい。キャラクターの誰一人として魅力を感じませんでした。あ~あ、読むんじゃなかった。 | ||||
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物語のほとんどの部分が、柚木草平の11歳になる娘、加奈子の視点から語られるスピンオフ作品です。 彼女の通う学習塾の、バイト学生の教師が殺されるという事件です。 加奈子の友達である柚子の一家、特に探偵好きの祖父や、柚子の兄、翔太が事件解決にのりだしてゆく他、加奈子も「元刑事のパパ」の協力を仰ぐよう頼まれます。 今回柚木草平は、加奈子との電話での出演のみですが、娘のために義侠心を発揮して、裏で事件を調査、解決にもっていきます。 しかし、少女の目線ですから、謎解きが主体の作品というよりも(事件も地味でさほどの驚きはありません)、加奈子の日常生活や、事件をきっかけに大人の世界に少し首をつっこんだ気分、翔太に対する初恋などがメインテーマで、おしゃまな思春期の少女の心理や行動がほのぼのと魅力的に描かれます。著者の木野塚佐平シリーズを、少女目線からけなしてあったりもします。 加奈子だけでなく、天然なお嬢様で料理好き、「電池の入ったフランス人形」のような柚子、そしてウシガエルやナメクジなどを飼育する個性的な兄の翔太、神通力があるかのような巨大猫、恋之助、と、コージーで心あたたまるYA小説の味わいもたっぷりです。 そしてこのシリーズで毎回楽しみなのは、柚木と加奈子の電話でのしゃれたやりとり。 おとなびた加奈子にいつも言い負かされる柚木(「お酒と洗濯と女の人が好きなパパ」)ですが、今回は、加奈子もおそるおそる男性心理を尋ねたりして、父娘の関係にちょっと微妙な応酬も入ってきました。そのへんも読みどころで、少女の成長物語として味わい深く、満足のゆく作品でした。柚子や翔太の今後も、ぜひあわせて読みたいです。 | ||||
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