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アースバウンド



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【この小説が収録されている参考書籍】
アースバウンド ―地縛霊― (ハヤカワ文庫NV)

アースバウンドの評価: 3.20/5点 レビュー 5件。 Cランク
書評・レビュー点数毎のグラフです平均点3.20pt


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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全2件 1~2 1/1ページ
No.2:
(2pt)

1982年作

「ヘルハウス」をはじめとする数々の名作を送り出した名人、リチャード・マシスンのホラー、ということで、期待値は高かったのですが・・・。

夫の浮気がきっかけで、ぎくしゃくした夫婦関係を修復すべく、ハネムーンで訪れた地を再訪したデヴィッドとエレン。しかし、宿泊した別荘には秘密があり、夫婦には思ってもいなかった危機が迫る!デヴィッドを誘惑する絶世の美女マリアンヌの正体とは?

というホラーです。
なにせ、タイトルが「地縛霊」となっているので、読者は最初からこの別荘に何か悪さをする霊がいることがわかっているわけで、ただ登場しただけでも驚かないところ、この霊の現れ方そしてふるまいはなんとも???

ということで、単なるホラーとしては、個人的には合格点は出せません。なんだか、デヴィッドは、このままエロチックな霊にとらわれていても、かまわないんじゃないかあ?とこちらも思ってしまうほど、恐ろしくないんですね。

原作は、1982年にプレイボーイプレスが出版したらしい。そのときは、あまりにずたずたに編集されたので、マシスンの名前ではなく、別名義を使ったようです。プレイボーイプレスと聞いて、いかにも、と納得のゴーストストーリーというところでしょうか?

字がとても大きくて読みやすかったので、感謝の2つ★。

アースバウンド ―地縛霊― (ハヤカワ文庫NV)Amazon書評・レビュー:アースバウンド ―地縛霊― (ハヤカワ文庫NV)より
4150412294
No.1:
(2pt)

短編でもいいんじゃないの

夫婦の危機を迎えているディヴィッドとエレン夫妻は、二度目のハネームーンのため、海辺のコテージを訪れた。そこで、ディヴィッドは絶世の美女マリアンナと出会う。彼女の魅力に取りつかれたディヴィッドは、妻の目をぬすんで、関係をもってしまうのだった ・・・

最近読んだ『夜の訪問者』で興奮し、本書を手にとってみた。で、これは、オカルト(古っ!)?、モダンホラー?、夫婦再生の物語?、それとも解説にあるようなパロディ的なにか?前半からあまりにオーソドックス(しかも、つまらん)な展開で、途中で投げ出したくなってしまった。コテージの地縛霊の過去がわかるあたりで、ふ〜ん となるんだけれど。このアイディアであれば、短編でいいんじゃないのかな。

マシスンは良質な作品を書く印象が強いんだが、これはいただけない。好きな作家なので、評価は甘め ・・・
アースバウンド ―地縛霊― (ハヤカワ文庫NV)Amazon書評・レビュー:アースバウンド ―地縛霊― (ハヤカワ文庫NV)より
4150412294

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