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ブラディ・リバー・ブルース



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【この小説が収録されている参考書籍】
ブラディ・リバー・ブルース (ハヤカワ・ミステリ文庫)

ブラディ・リバー・ブルースの評価: 2.43/5点 レビュー 7件。 Cランク
書評・レビュー点数毎のグラフです平均点2.43pt


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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全1件 1~1 1/1ページ
No.1:
(4pt)

ディーヴァーはこのへんがいい

ロケーションスカウト(映画のロケ現場を探す人)ジョン・ペラムシリーズの第二弾。「青い虚空」のような反則スレスレのツイストを連発するのがディーヴァー節ではあるけれど,ジョン・ペラムシリーズは旧作ということもあり,抑制のきいた作品になっている。ペラムはある犯罪現場に居合わせてしまう。が肝心なことは目撃していない(ここ重要)。このため-FBIはペラムが犯人を目撃した上で金で黙らされていると思い
-犯人は見られたと思い
-"FBIが犯人だと思っている人物"はペラムを監視する必要があると思い三者三様の思惑でペラムに干渉してくる。皮肉なことにペラムは何も目撃していないのに,警察やらFBIやら犯罪者から追われる立場になってしまうのである。このシチュエーションが非常にうまく,その中でペラムがあがき回るのが物語の中心となる。ラストに向かってはややストーリーがまとまらないところも見られるが,あまりのどんでん返しの連続にリアリティのなさを感じてしまったら,このジョン・ペラムシリーズを読むといいでしょう。
ブラディ・リバー・ブルース (ハヤカワ・ミステリ文庫)Amazon書評・レビュー:ブラディ・リバー・ブルース (ハヤカワ・ミステリ文庫)より
4150795592

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