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無頼の掟
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無頼の掟の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点4.18pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全2件 1~2 1/1ページ
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ハードボイルドというジャンルが成立するためにはアウトローが存在しうる地平線を想起できなければならない。 チャンドラーやハメットから流れ出した系譜では、そこを無関心な人々の足音が残響する都市と定めたわけだが、 『無頼の掟』は荒々しく投機的な荒野こそがそうだと雄弁に語る。 あるいはアメリカ臭いロードムーヴィーそのものだ。 強盗、脱獄、逃亡、その日暮らし、情事。 湿っぽい国では体験できないであろうタフな情景が、 油田地帯のロードサイドにニキビのように噴出した街の路上を背景に、 ぶっきらぼうな筆致で描き出される。 18才の若造が、こんな臨場感のある出来事の渦中にいたなら。 感情移入できる舞台設定だ。 簡潔に表現された荒野を脳裏に浮かべながら読める書物だと思う。 | ||||
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主人公ソニーは双子の叔父バックとラッセルと共に銀行強盗を働くが不運見舞われ1人だけ捕まってしまう。しかも裁判の収監中に看守を殺害し,短くても10年の判決を受ける。その後なんとか刑務所を脱獄したソニーの背後には殺害した看守の父:鬼刑事ボーンズの影が忍び寄る・・・ 発行順は逆になるが先日読んだ同作者の『荒ぶる血』と時代背景と舞台となる土地が同じ禁酒法時代の南アメリカである。また,多少登場人物も重なる部分もある。読むのに一月もかかったため,物語に対しての興が冷めてしまって,非常にもったいなかったほど,物語としては『荒ぶる血』同様の面白さであった。自分の読書の姿勢の悪さもありなかなか読み込めなかった。本に対して失礼な読み方をしたなぁ・・・ | ||||
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