点と線

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点と線の評価:

4.11/5点 レビュー 191件。 B ランク

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平均点4.11pt

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※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全496件 61〜80 4/25ページ
No.436
(5pt)

新幹線がない時代の物語

アリバイの点ばかりが強調されるが、
事件の結末は、そこまで単純ではない。

東京駅の出来事は犯人にとっては
好ましい状況で運んだわけだが、
仮に多少の不手際があっても
犯行の蓋然性は大きな影響を受けないと思う。
解説で指摘されるほど、致命的とは思えない。

物語はアリバイに翻弄された
刑事たちが描かれる。
むしろそれよりは事件の錯誤性の
解明が大切なのだが、
その部分はアリバイの部分に
比べるとかなり駆け足で
ツラツラと説明を聞くような展開で終わる。

この辺はアリバイに費やしたくらいの
丁寧さを求めたいが、
清張は冗長を嫌ったのだろうか。
点と線 Amazon書評・レビュー: 点と線より
4334950108
No.435
(5pt)

新幹線がない時代の物語

アリバイの点ばかりが強調されるが、
事件の結末は、そこまで単純ではない。

東京駅の出来事は犯人にとっては
好ましい状況で運んだわけだが、
仮に多少の不手際があっても
犯行の蓋然性は大きな影響を受けないと思う。
解説で指摘されるほど、致命的とは思えない。

物語はアリバイに翻弄された
刑事たちが描かれる。
むしろそれよりは事件の錯誤性の
解明が大切なのだが、
その部分はアリバイの部分に
比べるとかなり駆け足で
ツラツラと説明を聞くような展開で終わる。

この辺はアリバイに費やしたくらいの
丁寧さを求めたいが、
清張は冗長を嫌ったのだろうか。
点と線 (新潮文庫) Amazon書評・レビュー: 点と線 (新潮文庫)より
4101109184
No.434
(5pt)

新幹線がない時代の物語

アリバイの点ばかりが強調されるが、
事件の結末は、そこまで単純ではない。

東京駅の出来事は犯人にとっては
好ましい状況で運んだわけだが、
仮に多少の不手際があっても
犯行の蓋然性は大きな影響を受けないと思う。
解説で指摘されるほど、致命的とは思えない。

物語はアリバイに翻弄された
刑事たちが描かれる。
むしろそれよりは事件の錯誤性の
解明が大切なのだが、
その部分はアリバイの部分に
比べるとかなり駆け足で
ツラツラと説明を聞くような展開で終わる。

この辺はアリバイに費やしたくらいの
丁寧さを求めたいが、
清張は冗長を嫌ったのだろうか。
点と線―長編推理小説 (カッパ・ノベルス (11-4)) Amazon書評・レビュー: 点と線―長編推理小説 (カッパ・ノベルス (11-4))より
4334030041
No.433
(3pt)

日本の高度成長期に社会派ミステリーというジャンルを作った古典として、一読しておいていい作品。

松本清張(1909~92年)氏は、広島市又は福岡県企救郡板櫃村(現・北九州市)生まれの、戦後日本を代表する小説家。1953年に『或る「小倉日記」伝』で芥川賞を受賞し、その後しばらく、歴史・現代小説の短編を多く執筆したが、1958年に『点と線』を発表して社会派推理小説ブームを起こすと、以後、『ゼロの焦点』、『砂の器』などもベストセラーとなった。その他、日本古代史、近現代史を扱った作品やノンフィクションなど、広い領域での創作活動を行った。
私は基本的に新書や(単行本・文庫でも)ノンフィクションものを好むのだが、最近は新古書店で目にした有名小説を読むことが増え、本書もその中の一冊である。
本作品は、1957~58年に雑誌「旅」に連載、1958年に出版(1971年文庫化)された、所謂「時刻表トリック」を扱った古典といえる作品で、英語やフランス語をはじめ世界10ヶ国語以上に翻訳され、日本を代表するミステリーとなった。尚、時刻表トリックは、日本の鉄道の正確な時刻表・運行時間を前提とした独特なもので、同じ鉄道ミステリーでも、英国等海外のものは、鉄道の密室空間を利用したトリックなどが多い。(アガサ・クリスティーの『オリエント急行殺人事件』等)。
読み終えて、なるほど日本の社会派ミステリーの古典と言われるだけあって、当時の世相をよく表し、かつ緻密に計算された作品で、60年前の作品であることを前提に読むには十分に楽しめる。ただ、肝心の移動手段について、警察側がなかなか発想の転換ができないことなど、今読むと違和感を覚える部分もあり(当時は日本全国どこへ移動するにも鉄道が大半だったのだろう)、純粋に面白さという点では、移動手段でも通信手段でもその他のテクノロジーでも、最も現在に近いものを取り入れた、新しい作品の方が上なのではないかという気もする。(例えば、ハードボイルド・ミステリーの古典中の古典といわれるギャビン・ライアル『深夜プラス1』(1965年)なども、やはり古さを拭えない)
日本の高度成長期に社会派ミステリーというジャンルを作った古典として、一読しておいていい作品と言えるだろうか。
(2023年3月了)
点と線 Amazon書評・レビュー: 点と線より
4334950108
No.432
(3pt)

日本の高度成長期に社会派ミステリーというジャンルを作った古典として、一読しておいていい作品。

松本清張(1909~92年)氏は、広島市又は福岡県企救郡板櫃村(現・北九州市)生まれの、戦後日本を代表する小説家。1953年に『或る「小倉日記」伝』で芥川賞を受賞し、その後しばらく、歴史・現代小説の短編を多く執筆したが、1958年に『点と線』を発表して社会派推理小説ブームを起こすと、以後、『ゼロの焦点』、『砂の器』などもベストセラーとなった。その他、日本古代史、近現代史を扱った作品やノンフィクションなど、広い領域での創作活動を行った。
私は基本的に新書や(単行本・文庫でも)ノンフィクションものを好むのだが、最近は新古書店で目にした有名小説を読むことが増え、本書もその中の一冊である。
本作品は、1957~58年に雑誌「旅」に連載、1958年に出版(1971年文庫化)された、所謂「時刻表トリック」を扱った古典といえる作品で、英語やフランス語をはじめ世界10ヶ国語以上に翻訳され、日本を代表するミステリーとなった。尚、時刻表トリックは、日本の鉄道の正確な時刻表・運行時間を前提とした独特なもので、同じ鉄道ミステリーでも、英国等海外のものは、鉄道の密室空間を利用したトリックなどが多い。(アガサ・クリスティーの『オリエント急行殺人事件』等)。
読み終えて、なるほど日本の社会派ミステリーの古典と言われるだけあって、当時の世相をよく表し、かつ緻密に計算された作品で、60年前の作品であることを前提に読むには十分に楽しめる。ただ、肝心の移動手段について、警察側がなかなか発想の転換ができないことなど、今読むと違和感を覚える部分もあり(当時は日本全国どこへ移動するにも鉄道が大半だったのだろう)、純粋に面白さという点では、移動手段でも通信手段でもその他のテクノロジーでも、最も現在に近いものを取り入れた、新しい作品の方が上なのではないかという気もする。(例えば、ハードボイルド・ミステリーの古典中の古典といわれるギャビン・ライアル『深夜プラス1』(1965年)なども、やはり古さを拭えない)
日本の高度成長期に社会派ミステリーというジャンルを作った古典として、一読しておいていい作品と言えるだろうか。
(2023年3月了)
点と線 (新潮文庫) Amazon書評・レビュー: 点と線 (新潮文庫)より
4101109184
No.431
(3pt)

日本の高度成長期に社会派ミステリーというジャンルを作った古典として、一読しておいていい作品。

松本清張(1909~92年)氏は、広島市又は福岡県企救郡板櫃村(現・北九州市)生まれの、戦後日本を代表する小説家。1953年に『或る「小倉日記」伝』で芥川賞を受賞し、その後しばらく、歴史・現代小説の短編を多く執筆したが、1958年に『点と線』を発表して社会派推理小説ブームを起こすと、以後、『ゼロの焦点』、『砂の器』などもベストセラーとなった。その他、日本古代史、近現代史を扱った作品やノンフィクションなど、広い領域での創作活動を行った。
私は基本的に新書や(単行本・文庫でも)ノンフィクションものを好むのだが、最近は新古書店で目にした有名小説を読むことが増え、本書もその中の一冊である。
本作品は、1957~58年に雑誌「旅」に連載、1958年に出版(1971年文庫化)された、所謂「時刻表トリック」を扱った古典といえる作品で、英語やフランス語をはじめ世界10ヶ国語以上に翻訳され、日本を代表するミステリーとなった。尚、時刻表トリックは、日本の鉄道の正確な時刻表・運行時間を前提とした独特なもので、同じ鉄道ミステリーでも、英国等海外のものは、鉄道の密室空間を利用したトリックなどが多い。(アガサ・クリスティーの『オリエント急行殺人事件』等)。
読み終えて、なるほど日本の社会派ミステリーの古典と言われるだけあって、当時の世相をよく表し、かつ緻密に計算された作品で、60年前の作品であることを前提に読むには十分に楽しめる。ただ、肝心の移動手段について、警察側がなかなか発想の転換ができないことなど、今読むと違和感を覚える部分もあり(当時は日本全国どこへ移動するにも鉄道が大半だったのだろう)、純粋に面白さという点では、移動手段でも通信手段でもその他のテクノロジーでも、最も現在に近いものを取り入れた、新しい作品の方が上なのではないかという気もする。(例えば、ハードボイルド・ミステリーの古典中の古典といわれるギャビン・ライアル『深夜プラス1』(1965年)なども、やはり古さを拭えない)
日本の高度成長期に社会派ミステリーというジャンルを作った古典として、一読しておいていい作品と言えるだろうか。
(2023年3月了)
点と線―長編推理小説 (カッパ・ノベルス (11-4)) Amazon書評・レビュー: 点と線―長編推理小説 (カッパ・ノベルス (11-4))より
4334030041
No.430
(5pt)

読みやすい

Kindleで買いました。夜の読書はスマホが格段に楽だと気付きました。ライトを着けなくてよいため。
点と線 Amazon書評・レビュー: 点と線より
4334950108
No.429
(5pt)

読みやすい

Kindleで買いました。夜の読書はスマホが格段に楽だと気付きました。ライトを着けなくてよいため。
点と線 (新潮文庫) Amazon書評・レビュー: 点と線 (新潮文庫)より
4101109184
No.428
(5pt)

読みやすい

Kindleで買いました。夜の読書はスマホが格段に楽だと気付きました。ライトを着けなくてよいため。
点と線―長編推理小説 (カッパ・ノベルス (11-4)) Amazon書評・レビュー: 点と線―長編推理小説 (カッパ・ノベルス (11-4))より
4334030041
No.427
(4pt)

時刻表という情報の読み方

久しぶりに推理小説を読んだ。
物語の舞台は昭和32年前後の設定らしい。博多近郊の海岸で男女2体の変死体がみつかった。現地警察の調査の結果は単なる心中事件という結論になったが刑事の一人はこれには単なる心中とは異なり何か事情があると感じた。一方で当時警視庁では某官庁の汚職を調査していた。ここから話が始まって東京の事件と博多の事件の双方に関係のありそうな人物が浮かびあがり舞台は博多、東京、札幌という具合に広がる。この容疑者は本当に博多の変死体事件の犯人なのか、この人物には各所にアリバイがある。このアリバイを崩していく経過がストーリーの流れで、カギは列車と航空機の時刻表。
実に綿密な組み立てで読みながら先の展開を想像するのが面白かった。
点と線 Amazon書評・レビュー: 点と線より
4334950108
No.426
(4pt)

時刻表という情報の読み方

久しぶりに推理小説を読んだ。
物語の舞台は昭和32年前後の設定らしい。博多近郊の海岸で男女2体の変死体がみつかった。現地警察の調査の結果は単なる心中事件という結論になったが刑事の一人はこれには単なる心中とは異なり何か事情があると感じた。一方で当時警視庁では某官庁の汚職を調査していた。ここから話が始まって東京の事件と博多の事件の双方に関係のありそうな人物が浮かびあがり舞台は博多、東京、札幌という具合に広がる。この容疑者は本当に博多の変死体事件の犯人なのか、この人物には各所にアリバイがある。このアリバイを崩していく経過がストーリーの流れで、カギは列車と航空機の時刻表。
実に綿密な組み立てで読みながら先の展開を想像するのが面白かった。
点と線 (新潮文庫) Amazon書評・レビュー: 点と線 (新潮文庫)より
4101109184
No.425
(4pt)

時刻表という情報の読み方

久しぶりに推理小説を読んだ。
物語の舞台は昭和32年前後の設定らしい。博多近郊の海岸で男女2体の変死体がみつかった。現地警察の調査の結果は単なる心中事件という結論になったが刑事の一人はこれには単なる心中とは異なり何か事情があると感じた。一方で当時警視庁では某官庁の汚職を調査していた。ここから話が始まって東京の事件と博多の事件の双方に関係のありそうな人物が浮かびあがり舞台は博多、東京、札幌という具合に広がる。この容疑者は本当に博多の変死体事件の犯人なのか、この人物には各所にアリバイがある。このアリバイを崩していく経過がストーリーの流れで、カギは列車と航空機の時刻表。
実に綿密な組み立てで読みながら先の展開を想像するのが面白かった。
点と線―長編推理小説 (カッパ・ノベルス (11-4)) Amazon書評・レビュー: 点と線―長編推理小説 (カッパ・ノベルス (11-4))より
4334030041
No.424
(5pt)

無し。

無し。
点と線 Amazon書評・レビュー: 点と線より
4334950108
No.423
(5pt)

無し。

無し。
点と線 (新潮文庫) Amazon書評・レビュー: 点と線 (新潮文庫)より
4101109184
No.422
(5pt)

無し。

無し。
点と線―長編推理小説 (カッパ・ノベルス (11-4)) Amazon書評・レビュー: 点と線―長編推理小説 (カッパ・ノベルス (11-4))より
4334030041
No.421
(5pt)

素晴らしい。

学生時代に読み耽った松本清張氏の作品を半世紀近く経って読み返し、そのテンポの良いストーリー展開と緻密なアリバイ崩しに引かれ、一晩で読み切ってしまいました。誠に素晴らしい作品です。他の作品も改めて読み直そうという気持ちになりました。
点と線 Amazon書評・レビュー: 点と線より
4334950108
No.420
(5pt)

素晴らしい。

学生時代に読み耽った松本清張氏の作品を半世紀近く経って読み返し、そのテンポの良いストーリー展開と緻密なアリバイ崩しに引かれ、一晩で読み切ってしまいました。誠に素晴らしい作品です。他の作品も改めて読み直そうという気持ちになりました。
点と線 (新潮文庫) Amazon書評・レビュー: 点と線 (新潮文庫)より
4101109184
No.419
(5pt)

素晴らしい。

学生時代に読み耽った松本清張氏の作品を半世紀近く経って読み返し、そのテンポの良いストーリー展開と緻密なアリバイ崩しに引かれ、一晩で読み切ってしまいました。誠に素晴らしい作品です。他の作品も改めて読み直そうという気持ちになりました。
点と線―長編推理小説 (カッパ・ノベルス (11-4)) Amazon書評・レビュー: 点と線―長編推理小説 (カッパ・ノベルス (11-4))より
4334030041
No.418
(4pt)

リアリティーを追求した名作

本書を初めて読んだのは私がまだ中学生の時でした。当時はホームズや明智小五郎が登場する探偵小説にはまっていました。当時読んだミステリー解説書に本書が「推理小説の質を一変させた記念碑的作品」として紹介されていました。この言葉の通り本作品は社会派ミステリーの原点となります。
 本書のこれまでのミステリーと異なる最大の特徴は「リアルさ」です。ホームズ物などの探偵小説は謎解きに重点を置いた「どこか別世界の出来事」のような雰囲気がありました。しかし松本清張の作品は徹底してリアリティーを追求しています。犯罪に至る背景や動機そして解決のプロセスなど、あくまでも「現実にありうる」ストーリーが展開します。
 私は清張作品として本書以外に「告訴せず」と「ゼロの焦点」しか読んでいませんが、「リアルさ」を追求しているのは清張作品の最大の特長だと思います。そのため読者は作品のストーリーをまるで自分が現実に体感している気分になります。別の表現を使えば主人公に感情移入した気分です。この描写力については松本清張は作家として大変優れた技量を持っています。
 今後気が向けば他の清張作品も読もうかと思います。
点と線 Amazon書評・レビュー: 点と線より
4334950108
No.417
(4pt)

リアリティーを追求した名作

本書を初めて読んだのは私がまだ中学生の時でした。当時はホームズや明智小五郎が登場する探偵小説にはまっていました。当時読んだミステリー解説書に本書が「推理小説の質を一変させた記念碑的作品」として紹介されていました。この言葉の通り本作品は社会派ミステリーの原点となります。
 本書のこれまでのミステリーと異なる最大の特徴は「リアルさ」です。ホームズ物などの探偵小説は謎解きに重点を置いた「どこか別世界の出来事」のような雰囲気がありました。しかし松本清張の作品は徹底してリアリティーを追求しています。犯罪に至る背景や動機そして解決のプロセスなど、あくまでも「現実にありうる」ストーリーが展開します。
 私は清張作品として本書以外に「告訴せず」と「ゼロの焦点」しか読んでいませんが、「リアルさ」を追求しているのは清張作品の最大の特長だと思います。そのため読者は作品のストーリーをまるで自分が現実に体感している気分になります。別の表現を使えば主人公に感情移入した気分です。この描写力については松本清張は作家として大変優れた技量を持っています。
 今後気が向けば他の清張作品も読もうかと思います。
点と線 (新潮文庫) Amazon書評・レビュー: 点と線 (新潮文庫)より
4101109184