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神は銃弾
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神は銃弾の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.29pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全11件 1~11 1/1ページ
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残酷?確かに設定は残酷だが、そこまで残酷な描写はなかったかと。どちらかというと、話の進み具合と登場人物の心情が、全く入ってこない方で、読むのに時間がかかりました。 カルト?大した主張じゃないし、単なる好き勝手犯罪集団だし、何よりケイトのモチベーションはなんなのか…。元ジャンキーが急にいい人?全てに説得力が足りないです。 でも、どうなるのかは、気になりつつ読めたので、星は3つで。 | ||||
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元妻とその再婚相手がカルト集団に惨殺され、娘が連れ去られた刑事。捜査が行き詰まりをみせるなか、刑事は元女性信者の助けを借りて娘の足跡を追いかける。 本作品は、ジャンキーの元女性信者と真面目一筋の刑事のバディもので、ロードノベルでもありる。バディものの定番である、そりの合わない二人の心を通わてせいく様が見所のひとつだ。心の襞に分け入るような深淵さを持ち合わせつつ、サスペンスフルな展開を見せてくれる。 ただ、凄惨なシーンが続くのと幼い子供が犠牲になっているので読んでいて気分がよくはない | ||||
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憤怒―それを糧に、ボブは追う。別れた妻を惨殺し、娘を連れ去った残虐なカルト集団を。やつらが生み出した地獄から生還した女を友に、憎悪と銃弾を手に…。鮮烈にして苛烈な文体が描き出す銃撃と復讐の宴。神なき荒野で正義を追い求めるふたつの魂の疾走。発表と同時に作家・評論家の絶賛を受けた、イギリス推理作家協会最優秀新人賞受賞作。 | ||||
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グロすぎて10pでダウン、、池上とかいう人の解説も気に入らなかった!!ダウン、! | ||||
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カルト教団というわりに、その「カルトな教団」とやらがまるっきり描かれていない。単なるワルのグループに過ぎない。プロットにも何にも工夫がない。 とはいえ、現在形で畳み掛ける文章はなかなか勢いがあったので、内容的にはさして面白くはないものの最後まで読み通すことはできた。 とはいえ、頻出する珍妙なレトリックの数々は、全くイタダケナイ。これを「詩的」だとか「情念」だの「狂気」だのと考える人は、著者も含め、文学的トンチンカンという他ない。 そんなわけで★★★。 | ||||
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『神は銃弾』というカッコいいタイトルとCWA新人賞を受賞したことが動機で購読。 なにせ、形容詞がちりばめられていて、読み進められない。表現が重く、 ページを繰る手にサイド・ブレーキがかかった感じ。 保安官事務所刑事のボブがデスク・カーボーイから追跡者へと昇華する様が痛々しい。 同時に、刺々しいケイスと愛娘を奪還する旅をつうじて融合していくプロセスと、 ラストの清々しさが秀逸。 | ||||
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「このミステリーがすごい!」’01年海外編第1位。’00年度CWA(イギリス推理作家協会)新人賞受賞作。 ストーリー自体はいたってシンプル。カリフォルニア州クレイ保安官事務所の刑事ボブは教主サイラス率いるカルト教団<左手の古径>一味に別れた妻を惨殺され、愛娘ギャビは彼らに連れ去られる。ボブはギャビを取り戻すため、休職し、元信者で麻薬中毒から更生中の女ケイスの助けを借りて南カリフォルニアの砂漠地帯を転々とする・・・。 現在形で表現される乾いた文体と短い章立てで進行するふたりの追跡行は、ケイスが卑語だらけの台詞を吐いたりして、決して上品なものではありえないのだが、ハードボイルドでもなく、ロードノベルのごとき冒険的要素があるわけでもなく、エンターテインメントなパルプ・ノワールというより、壮大で崇高な散文詩を読んでいるような感じがした。 それは銃撃戦や追跡、逃亡など“表面”のアクションシーンもさることながら、日常をはるかに超えた異常な悪の世界での、もっと“深い”心理的なもの、登場人物同士(ボブとケイスだけでなく脇役たちも含めて)の心の動きが台詞を通してびんびん伝わってくるからだろうと思う。 欲を言えば、カルト教団<左手の古径>のスケールが、たいした教義といえるものもなく、教団と呼ぶにはあまりにも小さい。これでは狂気をはらんだサイラスをリーダーとした街の暴力グループに過ぎない。もう少し組織的な新興宗教の教団とするか、あるいは単に常軌を逸したアウトローたちという設定でもよかったのではないか。それでもこの物語の持つ強烈なうねりは決して色褪せることはなかっただろう。 それにしても、デビュー作でこれだけパワフルで魂のこもった小説を書いてしまうとは、ボストン・テランとはなんとたいした作家であることか。 | ||||
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アメリカの今の現実では、こんな世界が存在しているのかと思わせる 作品です。 日本の作品しか読みなれていない私は、読む切るのに休みで4日間も かかってしまいました。まあ、アメリカに生まれていれば、一歩間違えればこんな世界に足を 踏み入れていたこともあるということを想像すれば、寒気のする作品 でしょう。読むのもこれだけ大変だったのですが、訳す方ももっと大変だったと 巻末を読んで納得しました。ツインピークスっぽい作品が好きな人にはいいかもしれないです。 | ||||
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マンソン以降、アメリカってカルトにスター性を求めてますよね。 マンソンの伝記で自らが神格化されて戸惑ってる様子があり、面白かったです。 アメリカで国内便にのったとき、カリフォルニアの荒涼とした大地を眼下に この下にどれくらいの死体が埋まってるのかとふと思ったことあります。 乾いた文章は砂漠的。最後の章はちょっと物足りなかったけど、それはそれで狙いでしょうね。 | ||||
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ミステリー好きで、たいていの作者のあらゆる文体(例えばエルロイの『ホワイト・ジャズ』でさえ)読める自信がある私ですが、本書は読み難かった。登場人物の心情を克明に描いていて、アクション的描写と併せて読み応えがあり、その点、すばらしいのだが、・・・・・・読み難かった。その点、ベテラン翻訳者=田口俊樹さんも「訳しにくかった」と言っています。 | ||||
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ペーパーバックの中で,初めて観念的な小説を試しに読んで見ました。 James Patterson,せいぜいJohn Grishamの世界に親しんでいるものにとっては,最初の抽象的な表現は,面食らいました。読み進んでいるうちに,表現の機微も少しは判る様になりましたが,やはり読み進み難かったです。ストーリーは、母親が殺されカルト集団のリーダとなったCyrusと娘を奪われた元刑事のBobとの娘を取り戻す話しで,ヤクチュウ,レイプ,儀式,戦いが織り込まれています。 美しい表現もあり,それはそれで良いですが,次のJohn Grishamの小説を心待ちにしています。 | ||||
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