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リプレイ
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リプレイの評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点4.26pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全100件 1~20 1/5ページ
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リプレイのパートナーを得るまでは、或いはありきたり過ぎて退屈かもしれない。 しかし、そうした長い前置きを踏まえた後半は、リプレイする二人の葛藤とお互いへの深い情が前半の物語に厚みをどんどん加えてくれる。 結末は楽天的にも思えるが、このぐらいの救いがあってくれて良いようにも思える。 映画や映像の話題がよく物語上に出てくるだけあって、非常に映像的に映える場面が多く、何度も繰り返す人生(リプレイ)毎の印象を読者が記憶しやすく工夫されている。 それが終盤のインスタレーション展示の場面で活かされており、描き方とリプレイというテーマ、そして物語上の小道具の選び方が気持ちよく一体となっている。 久しぶりに完成度の高いファンタジーを読んだ。 | ||||
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タイムリープの発想は面白いけど、なんとなく我々日本人にはついていけないと思えた やっぱりアメリカ人作家なんだな | ||||
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何度も生まれ変わる設定の小説であるが、行き当たりばったりで書かれた小説という 感じがぬぐい切れない。 なぜなら、何度も restart する人生が、どれもグッ~と迫る展開がなく、突然終わる からだ。(物語の不連続性と断裂) ゆえに、途中読んでいて中ダレ~~ありあり!! 唯一、リプレイヤーの仲間、パメラとの永久不変的な愛情だけが強く描かれている。 ラスト、リプレイしない人生の始まりに歓喜するジェフとパメラに良かったなあ~ と思いつつ、本を閉じた。 SFなので摩訶不思議な話でOKですが、本当に摩訶不思議です。 | ||||
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何十年ぶりに読み直しました。 以前の記憶と違っていた部分もありましたが、やはり良い作品です。もっと高評価でもよいと思います。 | ||||
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自らの意志とは無関係に、強制的にある時点で死に、そして時間を巻き戻してまた若い時からの人生をやり直す、という単純と言えば単純なアイデアを核にした物語。だが「リプレイ」はただ一度ではなくて何度も繰り返されるということ、そして繰り返された人生を新たな自分自身はすべて記憶していること、という条件を加えた上、「リプレイ」が始まる年齢が徐々に遅くなっていく、という要素を加えたことによって物語世界は俄然カラフルなものとなったようだ。記憶を保持したままの「リプレイ」であれば、その人生では未来の記憶を持っているのと同様であるから、金銭的に豊かになるための手段はいくらでもある。それを最初の「リプレイ」で描いた後にようやく物語の主題が顔を出す。あらかじめ死期は定まっている、それを承知した上で自分は今度はどう生きてゆくのか、それが主題だ。その上で繰り返される人生に「もう一人の人物」を登場させることによって物語はさらに彩りを豊かにする。時間の謎に迫る要素は見られないからSFよりはファンタジーに分類すべきなのだろう本書は、結末はもう少し豊かな内容にして欲しいと思う以外には文句はない傑作。 | ||||
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時間は戻ってもその後起こることの記憶は引き継いでいるため、これから何が起こるか分かってしまう主人公、ギャンブルや投資に詳しかったことから、既に分かっている勝ち確に投資しまくってウハウハで成功まっしぐら、かと思いきや同じところでリセットされるのは変わらない。得たものも結局すべて失われることに。なんて虚しいのだ、なんて孤独なのだ、という序盤はなかなかの鬱展開 しかし、自分以外のリプレイヤーがいる?と、とあることから気づいてしまうあたりからが、とにかく予想のつかない展開でハラハラドキドキ 切ないラブストーリー要素もあり、面白過ぎて一気読みしてしまった。 絶対オススメの傑作 | ||||
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タイムリープものは数あれどこれが一番面白い気がします。他のどの作品もこの作品を元にアレンジしたりしていますが、結局のところこの作品が完成されていてこちらの方が面白いと思います。 | ||||
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とても満足しています。 ありがとうございました。 | ||||
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仮想の出来事にも関わらず、実際に起きた時にどうしようとあれこれ考えて面白かったです。 | ||||
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"ジェフ・ウィンストンが死んだのは、妻と電話をしている時だった。『私たちに必要なのはー』彼女はいっていた。だが、何が必要なのか、ついに聞かなかった"1987年発刊の本書は記憶を持ったまま人生を何度もやり直す男を描いた著者代表作にして世界幻想文学大賞受賞作。 個人的には主宰している読書会で紹介されて手にとってみました。 さて、そんな本書はニューヨークの小さなラジオ局でしがないディレクターをしている43歳のジェフが疎遠になっている妻のリンダと電話している時に突然死するも【記憶を保ったままに】25年前、18歳の時の自分の身体に戻っているのに気づき、今度こそ社会的に成功しようと記憶を頼りに競馬や株で大金を稼ぎ、経営者として成功するも【再び同日同時刻に理不尽に死亡】その後も何度も何度もリピート。人生をやり直していくのですが。 2022年現在、小説はもちろん映画や漫画でも近年はよく題材になるタイムトラベルものと較べると、例えば『時をかける少女』や『東京リベンジャーズ』ように【自分の意思や能力で過去に戻る】タイムリープと違って、強制的に死亡し【過去に何度も戻される不条理感】が新鮮で、前述の二作品のようなエンタメ作品の爽快さとはまた違う【カフカエスク的な面白さ】がありました。 一方で、発刊時の時代的風潮もあるかもしれませんが。主人公のジェフが中年から若者の肉体を得て3回目の途中まで自分の金銭欲や性欲を満たしていく【序盤の流れは短絡的で中弛み】する感じも受けたのですが。同じく人生をリピートしているパメラが登場した後の【後半にかけては展開も広がり】最後まで先が読めない楽しさがありました。 タイムトラベル・ファンタジーの良作として、また不条理小説好きにもオススメ。 | ||||
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確か10回位の話でしたが、良かったのでこの本を買いました。人生をやり直す(強制的戻る)度に、違う人生を過ごす主人公に思いを馳せて読んでいました。 | ||||
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非常に面白い小説です。 主人公は早々と大金を求めることを辞め権力や歴史を動かそうともせず哲学、ロマンスを求めるのは人間ってそうなのかな?と思いました。 謎は謎のままで怒涛の伏線回収とかはないので近年のタイムリープ物とはちょっと違うのでそこにがっかりする方はいるかもしれないですね。 | ||||
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とても面白く感慨深さのある内容でした。 何度となく人生の繰り返しがおき、その度に違った人間交差点を進んでいく。 時を大切にと日々起きる事への感心を大切にしていきたいと思わせるものでした。 | ||||
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新品で購入したのに、表紙や中のページに傷、日焼け、汚れ。しかも臭い。中古で買った方がマシ。 | ||||
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過去に遡る話は他にもあるけど、タイムリープ物として長編化したのは本作が初と言われる。 後の人生をやり直す系のタイムリープ作品に大きな影響を与えた。 「どうせ宝くじの番号とかを覚えてて、大金持ちになるようなベタな展開だろ?」とか思うかもしれないが、 シナリオはかなり巧妙に作られていて、単に男が過去に戻ってやり直すだけでは終わらない。 タイムリープで起こりうるほぼすべての天国と地獄を描き、読者が想定する展開は軽く超えていく。 同名の映画はまったく別物。まだ実写映画化はされてないが、ボリューム的に難しいと思う。 過去に青春アドベンチャーでラジオドラマ化されているけど、ネットでみつからなければ入手は困難。 | ||||
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最初から最後まで、楽しめた一冊でした。 | ||||
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翻訳が下手で凄く読みにくかったです | ||||
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未来を知っているが故に思考に枠がはめられる。記憶に縛られる。未知の世界だからこそ自由なのだ。 とはいえ、この本の値打ちは344ページにある。 この痛みを分かち合えるのは世界でただ一人。二人だけの思い出が積み重なっていく。 モンゴメリー・クリークの山小屋。 ラウンジ・カーと食堂車の間。 マジョルカの山腹にある別荘。 ドアの下に差し込まれた電報。 キーウェストで借りた船。 上昇気流に乗ったグライダー。 少しだけ気になることが。 この本は随分前に読んだ本で今回は再読なのだが、以前読んだ時と微妙に内容が違っているような気がする。 341ページの「オーティス・レディング」は「バート・バカラック」だったような。 428ページからのグライダーは単機で、ジェフとパメラのタンデムだったような。 そしてもう一つ、Amazonから購入したと思っていたのに、画面に「最後にこの商品を購入したのは****/**/**です。」というメッセージが表示されない。 もちろん、単なる記憶違いなのだろうけれど、もしかしたら。 まさかね。 シビレル。 | ||||
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リプレイすれば、ギャンブルに勝って色々なものが手に入るのかもしれない。 だけど、それで満足できるのかと言えば単純にそういうわけにいかない。 何度繰り返そうが、何を手に入れようが「ほんとうに満足できるのですか?」 という問いを突き付けられている感じがした。 結局のところは、正しい選択ができ、周りを幸せにし、足るを知る心がもてるように 自分を成長させていくことが近道なのかもしれない。 | ||||
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面白かった! 若い時期に読んでも、ここまで主人公に感情移入できなかっただろうなぁ。 作品にどっぷり浸かりすぎて読後、『人生をやりなおせたら、自分は何をするか?』を自問自答し、夢想するもすぐに覚醒。 いやいや、この本はそういう類のものではない。 人生をやりなおす、という『もしも』に夢を見ず、残りの人生をどう生き、どう大事にしていかないかを考えないと。 でも自分の性格だと、人生が繰り返されても、アマゾンの利用も繰り返すだろうな。 | ||||
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