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リプレイ
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リプレイの評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点4.26pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全83件 1~20 1/5ページ
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リプレイのパートナーを得るまでは、或いはありきたり過ぎて退屈かもしれない。 しかし、そうした長い前置きを踏まえた後半は、リプレイする二人の葛藤とお互いへの深い情が前半の物語に厚みをどんどん加えてくれる。 結末は楽天的にも思えるが、このぐらいの救いがあってくれて良いようにも思える。 映画や映像の話題がよく物語上に出てくるだけあって、非常に映像的に映える場面が多く、何度も繰り返す人生(リプレイ)毎の印象を読者が記憶しやすく工夫されている。 それが終盤のインスタレーション展示の場面で活かされており、描き方とリプレイというテーマ、そして物語上の小道具の選び方が気持ちよく一体となっている。 久しぶりに完成度の高いファンタジーを読んだ。 | ||||
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何十年ぶりに読み直しました。 以前の記憶と違っていた部分もありましたが、やはり良い作品です。もっと高評価でもよいと思います。 | ||||
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自らの意志とは無関係に、強制的にある時点で死に、そして時間を巻き戻してまた若い時からの人生をやり直す、という単純と言えば単純なアイデアを核にした物語。だが「リプレイ」はただ一度ではなくて何度も繰り返されるということ、そして繰り返された人生を新たな自分自身はすべて記憶していること、という条件を加えた上、「リプレイ」が始まる年齢が徐々に遅くなっていく、という要素を加えたことによって物語世界は俄然カラフルなものとなったようだ。記憶を保持したままの「リプレイ」であれば、その人生では未来の記憶を持っているのと同様であるから、金銭的に豊かになるための手段はいくらでもある。それを最初の「リプレイ」で描いた後にようやく物語の主題が顔を出す。あらかじめ死期は定まっている、それを承知した上で自分は今度はどう生きてゆくのか、それが主題だ。その上で繰り返される人生に「もう一人の人物」を登場させることによって物語はさらに彩りを豊かにする。時間の謎に迫る要素は見られないからSFよりはファンタジーに分類すべきなのだろう本書は、結末はもう少し豊かな内容にして欲しいと思う以外には文句はない傑作。 | ||||
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時間は戻ってもその後起こることの記憶は引き継いでいるため、これから何が起こるか分かってしまう主人公、ギャンブルや投資に詳しかったことから、既に分かっている勝ち確に投資しまくってウハウハで成功まっしぐら、かと思いきや同じところでリセットされるのは変わらない。得たものも結局すべて失われることに。なんて虚しいのだ、なんて孤独なのだ、という序盤はなかなかの鬱展開 しかし、自分以外のリプレイヤーがいる?と、とあることから気づいてしまうあたりからが、とにかく予想のつかない展開でハラハラドキドキ 切ないラブストーリー要素もあり、面白過ぎて一気読みしてしまった。 絶対オススメの傑作 | ||||
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タイムリープものは数あれどこれが一番面白い気がします。他のどの作品もこの作品を元にアレンジしたりしていますが、結局のところこの作品が完成されていてこちらの方が面白いと思います。 | ||||
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とても満足しています。 ありがとうございました。 | ||||
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仮想の出来事にも関わらず、実際に起きた時にどうしようとあれこれ考えて面白かったです。 | ||||
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確か10回位の話でしたが、良かったのでこの本を買いました。人生をやり直す(強制的戻る)度に、違う人生を過ごす主人公に思いを馳せて読んでいました。 | ||||
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非常に面白い小説です。 主人公は早々と大金を求めることを辞め権力や歴史を動かそうともせず哲学、ロマンスを求めるのは人間ってそうなのかな?と思いました。 謎は謎のままで怒涛の伏線回収とかはないので近年のタイムリープ物とはちょっと違うのでそこにがっかりする方はいるかもしれないですね。 | ||||
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とても面白く感慨深さのある内容でした。 何度となく人生の繰り返しがおき、その度に違った人間交差点を進んでいく。 時を大切にと日々起きる事への感心を大切にしていきたいと思わせるものでした。 | ||||
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過去に遡る話は他にもあるけど、タイムリープ物として長編化したのは本作が初と言われる。 後の人生をやり直す系のタイムリープ作品に大きな影響を与えた。 「どうせ宝くじの番号とかを覚えてて、大金持ちになるようなベタな展開だろ?」とか思うかもしれないが、 シナリオはかなり巧妙に作られていて、単に男が過去に戻ってやり直すだけでは終わらない。 タイムリープで起こりうるほぼすべての天国と地獄を描き、読者が想定する展開は軽く超えていく。 同名の映画はまったく別物。まだ実写映画化はされてないが、ボリューム的に難しいと思う。 過去に青春アドベンチャーでラジオドラマ化されているけど、ネットでみつからなければ入手は困難。 | ||||
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最初から最後まで、楽しめた一冊でした。 | ||||
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未来を知っているが故に思考に枠がはめられる。記憶に縛られる。未知の世界だからこそ自由なのだ。 とはいえ、この本の値打ちは344ページにある。 この痛みを分かち合えるのは世界でただ一人。二人だけの思い出が積み重なっていく。 モンゴメリー・クリークの山小屋。 ラウンジ・カーと食堂車の間。 マジョルカの山腹にある別荘。 ドアの下に差し込まれた電報。 キーウェストで借りた船。 上昇気流に乗ったグライダー。 少しだけ気になることが。 この本は随分前に読んだ本で今回は再読なのだが、以前読んだ時と微妙に内容が違っているような気がする。 341ページの「オーティス・レディング」は「バート・バカラック」だったような。 428ページからのグライダーは単機で、ジェフとパメラのタンデムだったような。 そしてもう一つ、Amazonから購入したと思っていたのに、画面に「最後にこの商品を購入したのは****/**/**です。」というメッセージが表示されない。 もちろん、単なる記憶違いなのだろうけれど、もしかしたら。 まさかね。 シビレル。 | ||||
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リプレイすれば、ギャンブルに勝って色々なものが手に入るのかもしれない。 だけど、それで満足できるのかと言えば単純にそういうわけにいかない。 何度繰り返そうが、何を手に入れようが「ほんとうに満足できるのですか?」 という問いを突き付けられている感じがした。 結局のところは、正しい選択ができ、周りを幸せにし、足るを知る心がもてるように 自分を成長させていくことが近道なのかもしれない。 | ||||
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面白かった! 若い時期に読んでも、ここまで主人公に感情移入できなかっただろうなぁ。 作品にどっぷり浸かりすぎて読後、『人生をやりなおせたら、自分は何をするか?』を自問自答し、夢想するもすぐに覚醒。 いやいや、この本はそういう類のものではない。 人生をやりなおす、という『もしも』に夢を見ず、残りの人生をどう生き、どう大事にしていかないかを考えないと。 でも自分の性格だと、人生が繰り返されても、アマゾンの利用も繰り返すだろうな。 | ||||
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誰しも人生をやり直せたらいいなーという願望があるが、それが突然の死により今までの人生がなくなり、また別の生を受け、 前の人生の記憶と意識を持ち、前の人生のどこかの時間軸に生まれ変わり、そこから新しい人生を築いていくという話で、 奥さんや愛人になる女性は同じになり、友達も同じ。 この主人公は悪人ではないので、ダービーやワールドシリーズの賭けで大金持ちになっても、家族を大切にするし、 お同じリプレイヤーの女性と、この生まれ変わりの原因を突き止めようとし、世界を良くするため、戦争や災害を防ぐために 過去の記憶を活用して、世間に訴える。 SFではなく幻想小説というジャンルの作品で、主人公の奇妙な体験に焦点を当てている。 たしかに、いまのGAFAの巨人たちは、ひょっとしたら、リプレイヤーなんじゃないかみたいな幻想に捕らわれた。 | ||||
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これは凄い小説。 何度死んでも昔の時間に立ち戻るという、時間の牢獄に囚われて苦しむ主人公を見ながら「自由とは知らないということなのかもしれない」と思った。 訳者あとがきにある通り、読み手によって色んなテーマで読める作品で、深いテーマが何重にも降り重なり、そしてなによりストーリーとして圧倒的に面白い。 ラブストーリーとしての切なさでも、SFとしてのワクワク感でも星5つ!! | ||||
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20代の頃何度も読み返した本です。どう生きるかということにかなり影響がありました。是非読んでいただきたいと思います。 | ||||
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最近まわりで話題になっていたので買い直して読み返したが、今読んでもやはり面白い。名作だと再確認した。 | ||||
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ネットで、オススメ小説検索してて出会い、読んでみた。 これでもかと何度も過去に戻って生き直すので、飽きそうになることもあったが、 前編通して、景色や、情愛模様の描写が素晴らしく、凄く読書を楽しめた。 私は無知だが、アメリカの地理や文化に詳しい方は、特に楽しめると思う。 主人公は生涯で唯一の子供(ドレッチェンだったか)を自分が別の人生を生き直すことで失い、 その苦痛に苛まれる場面は身につまされた。 主人公は別の時間帯の人生に生き返るとも、彼女は自分の生涯を全うしたと思いたい。 自分の人生をしっかりと生き切る覚悟を再認識させてくれた。 ニーチェの「永遠回帰」を思い出した。 | ||||
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