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リプレイ
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リプレイの評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点4.26pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全10件 1~10 1/1ページ
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タイムリープの発想は面白いけど、なんとなく我々日本人にはついていけないと思えた やっぱりアメリカ人作家なんだな | ||||
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何度も生まれ変わる設定の小説であるが、行き当たりばったりで書かれた小説という 感じがぬぐい切れない。 なぜなら、何度も restart する人生が、どれもグッ~と迫る展開がなく、突然終わる からだ。(物語の不連続性と断裂) ゆえに、途中読んでいて中ダレ~~ありあり!! 唯一、リプレイヤーの仲間、パメラとの永久不変的な愛情だけが強く描かれている。 ラスト、リプレイしない人生の始まりに歓喜するジェフとパメラに良かったなあ~ と思いつつ、本を閉じた。 SFなので摩訶不思議な話でOKですが、本当に摩訶不思議です。 | ||||
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"ジェフ・ウィンストンが死んだのは、妻と電話をしている時だった。『私たちに必要なのはー』彼女はいっていた。だが、何が必要なのか、ついに聞かなかった"1987年発刊の本書は記憶を持ったまま人生を何度もやり直す男を描いた著者代表作にして世界幻想文学大賞受賞作。 個人的には主宰している読書会で紹介されて手にとってみました。 さて、そんな本書はニューヨークの小さなラジオ局でしがないディレクターをしている43歳のジェフが疎遠になっている妻のリンダと電話している時に突然死するも【記憶を保ったままに】25年前、18歳の時の自分の身体に戻っているのに気づき、今度こそ社会的に成功しようと記憶を頼りに競馬や株で大金を稼ぎ、経営者として成功するも【再び同日同時刻に理不尽に死亡】その後も何度も何度もリピート。人生をやり直していくのですが。 2022年現在、小説はもちろん映画や漫画でも近年はよく題材になるタイムトラベルものと較べると、例えば『時をかける少女』や『東京リベンジャーズ』ように【自分の意思や能力で過去に戻る】タイムリープと違って、強制的に死亡し【過去に何度も戻される不条理感】が新鮮で、前述の二作品のようなエンタメ作品の爽快さとはまた違う【カフカエスク的な面白さ】がありました。 一方で、発刊時の時代的風潮もあるかもしれませんが。主人公のジェフが中年から若者の肉体を得て3回目の途中まで自分の金銭欲や性欲を満たしていく【序盤の流れは短絡的で中弛み】する感じも受けたのですが。同じく人生をリピートしているパメラが登場した後の【後半にかけては展開も広がり】最後まで先が読めない楽しさがありました。 タイムトラベル・ファンタジーの良作として、また不条理小説好きにもオススメ。 | ||||
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内容は読んだことがあるから名作だと知っていました。 本の状態は書いてあった通り汚れがあり、特によくも悪くもなかったです。 | ||||
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ニューヨークの小さなラジオ局で、ニュース・ディレクターをしているジェフは、43歳の秋に死亡した。気がつくと学生寮にいて、どうやら18歳に逆戻りしたらしい。記憶と知識は元のまま、身体は25年前のもの。株も競馬も思いのまま、彼は大金持に。が、再び同日同時刻に死亡。気がつくと、また――。人生をもう一度やり直せたら、という窮極の夢を実現した男の、意外な、意外な人生。 | ||||
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現代の若者には恐らく受け入れられないと思う。 40代以上なら相性の良い本。 ラジオパープルで推薦したので買った。 設定よりも話の展開が面白かった。 | ||||
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昔の作品だからでしょうか?海外の翻訳物の作品だからでしょうか? 主人公の行動には違和感を感じてなりませんでした。 特に中盤の主人公の行動は日本人の私には理解不能で、さらにその行動が結果的に悪い方向へ進んでしまうのは正直参りました。 また、過剰な性表現は何だったのでしょうか? 物語をぶつ切りにしてしまっている気がしてなりません。 ーーーー 良い点 タイムリープといえば「バックトゥーザフューチャー」を連想し、 未来や過去を変えてしまう爽快なSFを思い浮かべますが、この小説はそれとは全く異なっています。 何度も繰り返す時間。そして無くなって消え失せてしまう時間。 そのことで苦悩する主人公たち。 SFのなかにも、生きることの意味を考え、今を生きることの大切さを訴えかけている作品は他には読んだことがありません。 主人公の行動にはイライラさせられましたが、名作の所以というものは十分理解したつもりです。 著者のケン・グリムウッドはこの作品「リプレイ」の続編を執筆中に奇しくも心臓発作で亡くなったと聞き、驚きました。 これが読めなかったことは残念でありません。 | ||||
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テーマは誰しも考えたことでありながら、 その展開には目を見張るものがあり、 楽しめました。 なかなか重厚な物語でした。 死んでは過去に戻る、を繰り返すアメリカ人男性の数奇な人生。 恋人や妻、友達との関係への影響変化。 自分と同じように、人生をリプレイする女性の存在。 過去をやり直すたびに引き継がれる記憶。 そして何度もやり直す愛。 それらのテーマはなかなか興味深かったです。 SFというジャンルは苦手ですが、 この作品は、読者に哲学的問いを喚起するので、 読後感が感慨深いです。 JFAや米ソ冷戦、キューバ危機など、アメリカ史に明るい方は、 それだけでもフィクションとの絡みを楽しめるのでは。 個人見解ですが、 20年前に発行された本でありながら、 古さや時代通念の影響を感じさせない物語に、 本の完成度を感じました。 アメリカ史や世界動向にまったく興味がない人や、 翻訳物が得意でない人にはオススメしにくい点。 愛についての描き方や前半部分の情事に、 少しくどさを感じたという点などから、 ★の数は3つ。 ただ、本好きにはオススメできる作品ですね。 是非どうぞ。 | ||||
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30代、男です。 「リピーター」(乾くるみ著)が好みだったので、 その中に出てきた本作をすごーく読みたくなり、 焦ってすぐに買いました。 想像力を大いに刺激されるテーマ。 「ああ、こんなこともあるだろうなあ」 と考えさせられる場面の数々・・。 しかし、いかんせん外国のお話。 カタカナの地名や、文化の違いになじめず、 ちょっと引いたところでしか読めませんでした。 (翻訳ものは、結構読んではいるのですが・・) 作品としては、素晴らしいとは思います。 30歳も過ぎると、和食が身体に合うことを実感します。 例えて言うなら、そんな違和感がマイナス評価です。 | ||||
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原作は’86年、「ファンタジーSF」の傑作というふれこみ、かつサタデー日経「泣ける本ベスト10」ランクインということで、期待して読んだのですが、この本で泣ける人はよっぽどイマジネーション豊かな方でしょう。「リプレイ」=「人生のある時期を繰り返し繰り返し生きる」というプロットに微妙なヒネリが加えられていて、前半は確かに引き込まれるのですが、テーマが使い古されているだけに「つかみ」から「まとめ」のプロセスで余程大向こうをうならせるような更なる「仕掛け」がないと苦しいところと(少なくもわたしは)思いますが、本書は後半が弱い、と思いました。後半ダレます。SFとしてアベレージな出来ではないでしょうか。 | ||||
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