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北壁の死闘
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北壁の死闘の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点4.66pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全29件 21~29 2/2ページ
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クリフハンガーの比じゃない。主人公が最初も最後もかっこよすぎ。でも、こんなヒーローがいてもいい! ありえないけど、ストリーのスリリング、ありえないヒーロー、だから、洋書の冒険モノは止められない! | ||||
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ストリー展開は申し分なし。味方も敵もかっこよし。これが冒険アクションの条件。敵がダサければ只のドンパチ小説。とにかく主人公が、絶対ありえねえーコトをやってのけてしまう。冒険小説なのだから、こういうヒーローがいてもよいのだ | ||||
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クリフハンガーの比じゃない。主人公が最初も最後もかっこよすぎ。でも、こんなヒーローがいてもいい! ありえないけど、ストリーのスリリング、ありえないヒーロー、だから、洋書の冒険モノは止められない! | ||||
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本書ですが、ジャック・ヒギンズ の『鷲は舞い降りた』 に、 プロットやキャラが似ているが、 ラストに捻りが効いているので、 私は 『鷲は舞い降りた』 よりこっちの方が面白かった。 前半150Pまでは捨てろタイプだが、 アイガー北壁を登り出してからは一気読みです。 アリステア・マクリーン の 『女王陛下のユリシーズ号』 には敵わないが、 本章のラスト1Pには目を瞠らされました。 小松左京 の「果しなき流れの果に」 のラストのような感動がある と書いては褒め過ぎだが、 まあ、前半我慢すれば、素晴しいラストが待ち構えてます。 | ||||
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登山、それも高山をアイゼンやピッケルで登る登山を扱った小説分野がある。 山の厳しさ、そこに挑んで行く男達のストイックな姿。 そこに本書は戦争小説が持つ切実さや冒険的要素が適度に織り込まれる。 現実と虚構の間を巧みに縫った良質なエンターテインメント作品である。 そしてしみじみとしたラストがいい。幅広い年齢層の読者の目に耐えられる作品。 読まずにいるのは実にもったいないのである! 冒険、驚嘆、そして最後には安息。そんなものを求めている人にぜひ。 | ||||
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素晴らしい作品だった。 ナチスドイツの核兵器製造に関わる作戦に参加した登山家達のアイガー北壁登頂を描いたものなのだが・・・。 ミステリー、戦争、登山、そして人間ドラマ。そのいずれも不足なく混ざり合い、ミステリー作品とだけで括ってしまうのは非常にもったいないような作品だと思った。 登山や遭難のシーンは恐ろしい程 真に迫る。胃が痛むような緊張感、中空の恐怖、氷点下の嵐。そして徐々に無私の献身を捧げ合う登山者たちの不思議な絆と、主人公の内省が見事に昇華していく。 結局彼らが参加した「作戦」は失敗に終わるのだが、そのあとにつづく主人公の試練は読者の想像にゆだねられる。 最終章は実際は私好みではないのだが、胸が熱くなるのを抑えられなかった。 戦場にいるすべての人に「生還」の祈りをささげたい。 | ||||
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1980年代の6月21日、山岳ガイドのイェルク・ビンダーとエドゥアルト・アルベンツはアイガー北壁の<神々のトラバース>と呼ばれる岩棚の手前で奇妙な死体を発見した。下半身は白骨化しているものの上半身は損なわれておらず、首にナチ・ドイツの騎士十字勲章と、ロケットをかけており、ロケットの蓋をこじ開けてみると、そこには、はっとするほど美しい女性の写真がおさめられていた。下山後、警察に通報したふたりは、その後、スイス軍諜報機関による尋問を繰り返し受け、この発見については口外せぬように指示され、ようやく開放された。遺体は翌日警察のヘリにより回収されいずこへともなく運び去られた。遺体に興味を持ったBBC補助調査員ローレンス・ヘムズワースは意外な事実を探り出した。第二次世界大戦末期にナチ・ドイツが精鋭クライマーを集めて打った奇策、追い詰められた彼らが魔の北壁で繰り広げた壮絶な死闘。・・・ その事実と謎の全貌がこの作品により明らかになります。間違いなく傑作本のひとつです。ただ、適度に面白いのではなく、圧倒的に面白いゆえに、本読み初級者の方には余り強くはお勧めできません。なぜなら、こんな作品を最初の段階に読んでしまうと貴方の面白本の基準が余りにも高くなってしまう。それが幸福なことなのか、不幸なことなのか、その点が私には判断できないのです。 | ||||
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最高におもしろい。読後すぐに読み返したくなる。ラストは1級の映画をみているように映像が目に浮かぶ。ということで、この作品への賛辞は尽きないが別の作品(あえて書名は書かない)を続けて読んで・・・失望した。わくわくさせてくれたあの力量はどこへいったのだ。この作品が濃縮された味わいを誇るとしたら、失望した別の作品は絞りかす。でも悪口を書きたかったわけじゃない。それほどこの作品がすばらしかったということです。 | ||||
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山岳を舞台にした小説は数多くあるが、大抵のものは登攀シーンなどのディテールがリアリズムを欠き、且つバックボーンもステレオタイプの山男を中心に据えた在り来りの作品が目立つ。しかし、この「北壁の死闘」は、経験者から見てもクライミングシーンがリアルに描写されているにとどまらず、アイガー北壁の初登攀争いの有名な史実である「トニークルツの悲劇」を物語に折り込み、プロットの意外性もインパクトがある。通常、翻訳ものは翻訳者によって、その作品の価値を下げこそはしても、高める事は稀であるが、本作品は訳者も素晴らしい。 この「北壁の死闘」が、かつてのクライミングバムである海津氏によって翻訳された事の幸運を感謝したい。 この作品がクライミング経験者以外の人々にも満足感を与える事に何の疑いもない。 | ||||
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