ポリティコン

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ポリティコンの評価:

3.76/5点 レビュー 49件。 B ランク

Amazon書評・レビュー点数毎のグラフです

平均点3.76pt

Amazonレビュー一覧

Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全83件 21〜40 2/5ページ
No.63
(5pt)

面白く一気読みできました。

結局社会主義国家が理想に終わるのは、そこに人間が関わるためだということを再認識しました。

私有財産を持たず相互に助け合う理想郷としてつくられた唯腕村でしたが、崩壊の発端は、単なる私利私欲で、それは人間の本能でもあると思いますので、現実的には成り立たない様が描かれています。

全共闘時代の生き残りであっても、結局は私利に走る現実から見れば、福祉国家の限界はすでに分かり切っています。
東一が新たな唯腕村をつくるとすれば、それは単なる王国であり封建主義への回帰ということなのでしょうが、それが現代において成り立つならば一種の宗教でしかありえないなどと考えながら読了しました。

本書は脱北ビジネスや農業、人心掌握、世代間格差などいくつかのテーマを含んだ小説です。

後半、東一とマヤの視点が絶妙のタイミングで移り、面白く一気読みできました。
ポリティコン 下 Amazon書評・レビュー: ポリティコン 下より
4163299602
No.62
(5pt)

面白く一気読みできました。

結局社会主義国家が理想に終わるのは、そこに人間が関わるためだということを再認識しました。

私有財産を持たず相互に助け合う理想郷としてつくられた唯腕村でしたが、崩壊の発端は、単なる私利私欲で、それは人間の本能でもあると思いますので、現実的には成り立たない様が描かれています。

全共闘時代の生き残りであっても、結局は私利に走る現実から見れば、福祉国家の限界はすでに分かり切っています。
東一が新たな唯腕村をつくるとすれば、それは単なる王国であり封建主義への回帰ということなのでしょうが、それが現代において成り立つならば一種の宗教でしかありえないなどと考えながら読了しました。

本書は脱北ビジネスや農業、人心掌握、世代間格差などいくつかのテーマを含んだ小説です。

後半、東一とマヤの視点が絶妙のタイミングで移り、面白く一気読みできました。
ポリティコン 上 Amazon書評・レビュー: ポリティコン 上より
4163299009
No.61
(2pt)

さすが桐野夏生、と言いたいが

ちょっと後半ダレてくるかな?
多分筆者も悩んだんじゃないか、なんてことを考えてしまった。
ポリティコン 下 (文春文庫) Amazon書評・レビュー: ポリティコン 下 (文春文庫)より
4167900254
No.60
(3pt)

東京島+グロテスク、これを2で割りました

みたいな感じだろうか?
閉鎖空間=東京島
とんでもない女子高生=グロテスク
既視感がある。
とは言え、一気読みしてしまった。
ポリティコン 上 (文春文庫) Amazon書評・レビュー: ポリティコン 上 (文春文庫)より
4167900246
No.59
(2pt)

さすが桐野夏生、と言いたいが

ちょっと後半ダレてくるかな?
多分筆者も悩んだんじゃないか、なんてことを考えてしまった。
ポリティコン 下 Amazon書評・レビュー: ポリティコン 下より
4163299602
No.58
(3pt)

東京島+グロテスク、これを2で割りました

みたいな感じだろうか?
閉鎖空間=東京島
とんでもない女子高生=グロテスク
既視感がある。
とは言え、一気読みしてしまった。
ポリティコン 上 Amazon書評・レビュー: ポリティコン 上より
4163299009
No.57
(5pt)

昭和な東一と美少女マヤ

主人公東一は時代遅れで身勝手なひどい男。無骨で生命力あふれすぎる東一。
そして東一が惚れ込んだ美少女マヤは、不幸な環境から逃げ込んだ先で、だまされてヤクザに売られてしまいます。

夢中で読むことができた理由には次のようなことがあると思います。

*作者の東一に対する愛情があちこちで感じられたこと
*不器用な東一と、彼と犬猿の仲である山路夫妻の対比がはっきりしていた。「人間くさい東一」対「プチブルジョアで正論を滔々と述べる山路夫妻」
*汚い世界に放り込まれても、汚い言葉を使っても、どこまでも清らかさが感じられるマヤ
*清らかなマヤと他の村の女たちとの対比

最後のシーンは美を極めた形で終わりました。
 
 
 
ポリティコン 下 (文春文庫) Amazon書評・レビュー: ポリティコン 下 (文春文庫)より
4167900254
No.56
(5pt)

昭和な東一と美少女マヤ

主人公東一は時代遅れで身勝手なひどい男。無骨で生命力あふれすぎる東一。
そして東一が惚れ込んだ美少女マヤは、不幸な環境から逃げ込んだ先で、だまされてヤクザに売られてしまいます。

夢中で読むことができた理由には次のようなことがあると思います。

*作者の東一に対する愛情があちこちで感じられたこと
*不器用な東一と、彼と犬猿の仲である山路夫妻の対比がはっきりしていた。「人間くさい東一」対「プチブルジョアで正論を滔々と述べる山路夫妻」
*汚い世界に放り込まれても、汚い言葉を使っても、どこまでも清らかさが感じられるマヤ
*清らかなマヤと他の村の女たちとの対比

最後のシーンは美を極めた形で終わりました。
 
 
 
ポリティコン 下 Amazon書評・レビュー: ポリティコン 下より
4163299602
No.55
(3pt)

疲れた•••

初めての桐野作品がポリティコンだったのですが、なかなかページが進まず上下巻読み終わるのに時間がかかってしまいました。
東一が本能のままに行動している姿は、時に面白くもあり、同情出来る事もありました。裸の王様になっている東一を自分に置き換えてしまっている瞬間があり、嫌われたくない。一人になりたくない。と、感情移入してしまう程のめり込んでしまう展開があり、読み終わる時にはどっと疲れてしまいました。
読み返す事は無いと思いますが、印象深い作品でした。
ポリティコン 上 (文春文庫) Amazon書評・レビュー: ポリティコン 上 (文春文庫)より
4167900246
No.54
(3pt)

疲れた•••

初めての桐野作品がポリティコンだったのですが、なかなかページが進まず上下巻読み終わるのに時間がかかってしまいました。
東一が本能のままに行動している姿は、時に面白くもあり、同情出来る事もありました。裸の王様になっている東一を自分に置き換えてしまっている瞬間があり、嫌われたくない。一人になりたくない。と、感情移入してしまう程のめり込んでしまう展開があり、読み終わる時にはどっと疲れてしまいました。
読み返す事は無いと思いますが、印象深い作品でした。
ポリティコン 上 Amazon書評・レビュー: ポリティコン 上より
4163299009
No.53
(3pt)

疲れた

初めての桐野作品がポリティコンだったのですが、なかなかページが進まず上下巻読み終わるのに時間がかかってしまいました。
東一が本能のままに行動している姿は、時に面白くもあり、同情出来る事もありました。裸の王様になっている東一を自分に置き換えてしまっている瞬間があり、嫌われたくない。一人になりたくない。と、感情移入してしまう程のめり込んでしまう展開があり、読み終わる時にはどっと疲れてしまいました。
読み返す事は無いと思いますが、印象深い作品でした。
ポリティコン 上 (文春文庫) Amazon書評・レビュー: ポリティコン 上 (文春文庫)より
4167900246
No.52
(3pt)

疲れた

初めての桐野作品がポリティコンだったのですが、なかなかページが進まず上下巻読み終わるのに時間がかかってしまいました。
東一が本能のままに行動している姿は、時に面白くもあり、同情出来る事もありました。裸の王様になっている東一を自分に置き換えてしまっている瞬間があり、嫌われたくない。一人になりたくない。と、感情移入してしまう程のめり込んでしまう展開があり、読み終わる時にはどっと疲れてしまいました。
読み返す事は無いと思いますが、印象深い作品でした。
ポリティコン 上 Amazon書評・レビュー: ポリティコン 上より
4163299009
No.51
(4pt)

「理想郷」は何故

皆が互いを愛し、助け合い、私欲を捨て、ともに生きる「理想郷」。崇高な理念のもとに作られた「夢の国」は、どのように機能不全に陥り、あるいはどのように理想とは似ても似つかないものに変質するのか。桐野氏はこのことに深い関心を寄せ、綿密な取材をもとに作品を生み出している。人間の汚くて醜い部分を容赦なく描き出し、どんな理念も理想も信じていない、信じてたまるかと挑戦的な眼差しを向ける筆者は、それでも絶望はしていない。桐野氏には、もし唯一希望を見出しうるものがあるとしたら、それは極めて個人的で私的な愛だけだ、という想いがあるのではないだろうか。
ポリティコン 上 (文春文庫) Amazon書評・レビュー: ポリティコン 上 (文春文庫)より
4167900246
No.50
(4pt)

「理想郷」は何故

皆が互いを愛し、助け合い、私欲を捨て、ともに生きる「理想郷」。崇高な理念のもとに作られた「夢の国」は、どのように機能不全に陥り、あるいはどのように理想とは似ても似つかないものに変質するのか。桐野氏はこのことに深い関心を寄せ、綿密な取材をもとに作品を生み出している。人間の汚くて醜い部分を容赦なく描き出し、どんな理念も理想も信じていない、信じてたまるかと挑戦的な眼差しを向ける筆者は、それでも絶望はしていない。桐野氏には、もし唯一希望を見出しうるものがあるとしたら、それは極めて個人的で私的な愛だけだ、という想いがあるのではないだろうか。
ポリティコン 上 Amazon書評・レビュー: ポリティコン 上より
4163299009
No.49
(5pt)

面白かったです。

図書館で上巻を借りて、我慢出来ずに下巻は購入しました。桐野作品って感じでしたね。
しかし、先生は何故、不器用に世間の端っこで
生きている人間を書くのが上手いんでしょうか。
今回も、たっぷり、感情移入させていただきました。
ポリティコン 上 (文春文庫) Amazon書評・レビュー: ポリティコン 上 (文春文庫)より
4167900246
No.48
(5pt)

面白かったです。

図書館で上巻を借りて、我慢出来ずに下巻は購入しました。桐野作品って感じでしたね。
しかし、先生は何故、不器用に世間の端っこで
生きている人間を書くのが上手いんでしょうか。
今回も、たっぷり、感情移入させていただきました。
ポリティコン 上 Amazon書評・レビュー: ポリティコン 上より
4163299009
No.47
(1pt)

残念!

桐野夏生さんの作品はとても大好きで欠かさず読んでいますが、これは全くダメでした。ページをめくる手が捗らず、読み進めるのが苦痛でした。
アイムソーリーママ、リアルワールド、残虐記、東京島、不思議と世間の評価は高いのに自分の中で「駄作」だと位置づけてしまう作品。その中にまた一作加わった、そんな印象です。

まず、読み進めても頭の中に物語の風景が全く浮かんでこない。リアリティがない。
どの登場人物にも感情移入が出来ない。

桐野さんは一般的に起承転結の「結」がうまくないと言われますが、残念ながら今作もその印象が拭えない。

さぁもう一度、という気になれない作品でした。
自作に期待します。
ポリティコン 上 (文春文庫) Amazon書評・レビュー: ポリティコン 上 (文春文庫)より
4167900246
No.46
(1pt)

残念!

桐野夏生さんの作品はとても大好きで欠かさず読んでいますが、これは全くダメでした。ページをめくる手が捗らず、読み進めるのが苦痛でした。
アイムソーリーママ、リアルワールド、残虐記、東京島、不思議と世間の評価は高いのに自分の中で「駄作」だと位置づけてしまう作品。その中にまた一作加わった、そんな印象です。

まず、読み進めても頭の中に物語の風景が全く浮かんでこない。リアリティがない。
どの登場人物にも感情移入が出来ない。

桐野さんは一般的に起承転結の「結」がうまくないと言われますが、残念ながら今作もその印象が拭えない。

さぁもう一度、という気になれない作品でした。
自作に期待します。
ポリティコン 上 Amazon書評・レビュー: ポリティコン 上より
4163299009
No.45
(5pt)

中年男性が空想の中で自我を解放できる小説

40代、男性。

  主人公の東一の根本にある「他人に認めてもらいたい」とか「気になる異性によく思われたい」とか「成功したい」という欲は、多くの男性が抱いている思いではないだろうか。しかし、それを他人や異性に見せることは大人としては恥ずかしいことであり、思いの多くは心に留めておく。時折、そんな強欲が言動になって出てしまうことがあり、ひやっとすることもあるのだが・・・。主人公の東一は、それを我慢できず、日常的にさらけ出す。

  読んでいて何度も恥ずかしくなった。恥ずかしさの連続。しかし、その恥ずかしさは、自分と重なる部分があるからだ。東一を通して、自分にもある「甘え」を見た。そして、たやすく甘えをさらけ出す東一に、爽快感さえ覚えた。

  東一に共感することに賛否はあろうが、共感に至った一番の要因は、筆者の描写力にある。登場人物の表情や感情がまるで映画を見ているように映像化でき、各エピソードも登場人物を肉付けするためにどれも不可欠であったと思う。読み進めるごとに、東一の行く末を早く知りたくなり、ページをめくるスピードが加速した。登場人物の魅力は「メタボラ」に匹敵すると思った。女性は東一に腹が立つでしょうね・・・。

社会生活の中で我慢している中年男性が、空想の中で自我を解放するにはうってつけのエンターテイメント小説であると思う。
ポリティコン 上 (文春文庫) Amazon書評・レビュー: ポリティコン 上 (文春文庫)より
4167900246
No.44
(5pt)

中年男性が空想の中で自我を解放できる小説

40代、男性。

  主人公の東一の根本にある「他人に認めてもらいたい」とか「気になる異性によく思われたい」とか「成功したい」という欲は、多くの男性が抱いている思いではないだろうか。しかし、それを他人や異性に見せることは大人としては恥ずかしいことであり、思いの多くは心に留めておく。時折、そんな強欲が言動になって出てしまうことがあり、ひやっとすることもあるのだが・・・。主人公の東一は、それを我慢できず、日常的にさらけ出す。

  読んでいて何度も恥ずかしくなった。恥ずかしさの連続。しかし、その恥ずかしさは、自分と重なる部分があるからだ。東一を通して、自分にもある「甘え」を見た。そして、たやすく甘えをさらけ出す東一に、爽快感さえ覚えた。

  東一に共感することに賛否はあろうが、共感に至った一番の要因は、筆者の描写力にある。登場人物の表情や感情がまるで映画を見ているように映像化でき、各エピソードも登場人物を肉付けするためにどれも不可欠であったと思う。読み進めるごとに、東一の行く末を早く知りたくなり、ページをめくるスピードが加速した。登場人物の魅力は「メタボラ」に匹敵すると思った。女性は東一に腹が立つでしょうね・・・。

社会生活の中で我慢している中年男性が、空想の中で自我を解放するにはうってつけのエンターテイメント小説であると思う。
ポリティコン 上 Amazon書評・レビュー: ポリティコン 上より
4163299009