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(短編集)
ふたたびの虹
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ふたたびの虹の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点4.20pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全12件 1~12 1/1ページ
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柴田さんは「泣かせる話」が上手い。 | ||||
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ホラー?から入った柴田よしきさんですがこのお話は静かに時が流れていく感じで読み終わるとほっこりします。 | ||||
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柴田よしきさんの小説は、わりとハードなものもありますが これはホントに心が温かくなる小説です。 「おばんざい屋」の女将のふんわりとした雰囲気が、とても素敵。 あまりにもうまくいろいろな問題が解決してしまう気はしますが それを差し引いても「こんなお店があったらいいな」と思います。 | ||||
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柴田よしきさんの小説は、わりとハードなものもありますが これはホントに心が温かくなる小説です。 「おばんざい屋」の女将のふんわりとした雰囲気が、とても素敵。 あまりにもうまくいろいろな問題が解決してしまう気はしますが それを差し引いても「こんなお店があったらいいな」と思います。 | ||||
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小料理屋の女将と客たちとのやり取りがあまりにも自然に描かれていてすぐに引き込まれた。物静かな雰囲気、丁寧な話し方、おいしい料理など具体的なイメージも想像できてすごく読みやすかった。全部で7つの物語があるが、途中から主人公の過去に少しずつ触れていき、最後にその真相が明らかになり、結末にも共感できた。 | ||||
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NHKで放送していた相田翔子さんの主演ドラマ「七色のおばんざい」の原作本。物語の舞台は美人女将が一人で切り盛りする、 あたたかくこじんまりとした料理店「ばんざい屋」。この店の常連客の日常に起こるミステリーと恋愛模様を描き、 ミステリーとしても恋愛小説としても楽しめるのが美味しい♪ごく序盤で女将の過去になにかあることに気づきます。 はじめはあくまで常連客のミステリーが本線となるのですが、 複線としてその過去が小出しにわかるその過程がドキドキ期待感でたままらない。 後半は一気に女将の秘密に迫っていく展開のうまさ! ページを進む手が止められませんでした。料理と女将の趣味であるブロガント(骨董の一種)についての描写も細かく、 魅力的に描かれています。 それが非常に食欲と興味をそそります。 「ばんざい屋」の雰囲気も素敵です。 常連客がこのお店に来たくなる気持ちもよくわかりました。 お店の雰囲気の良さが作品全体に反映され、 読んでいて心地のよい本でした。 | ||||
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NHKの深夜の連続ドラマ「七色のおばんざい」の原作ということで読んでみた。ドラマの方は、相田翔子ふんする女将と筧利夫ふんする清水を中心に様々な人間模様が描かれる。相田翔子のどことなく影があって、でも周りを包み込むような優しさに惹かれて見ていた。女将、彼女の恋人?清水、その他主要な登場人物は、この原作の中に登場するし、女将が若い頃パリにいて、そこで起きた事件が彼女の影の遠因であるという点枠組みは同じであるが、個々のエピソードや、パリで起きたことは、ドラマでは原作と違う形に脚色されている。だからと言って、原作の価値が下がるわけではない。むしろ、ドラマの「ばんざい屋」を思い出しつつも、別のエピソードとして読めば、また味わいがある。ドラマ「七色のおばんざい」に惹かれた人は、ご一読を。 | ||||
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以前にハードカバーで出ていたものの文庫版です。 小料理屋を営む女将の近辺でいろいろなことが起こります。 緑色の桜の話、物騒な事件・・・ 女将が作る京都のおかずは影の主人公と言えるのではないでしょうか? これに女将の恋愛や過去も絡んできます。 ほぼ一話完結型なので、手軽に読めます。 忙しい方にもオススメです! | ||||
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小料理屋「ばんざい屋」の女将の人柄、ゆったりとした 物腰がとてもいいですね。店に来るお客さんたちが この店にまた来て、女将の店を贔屓にしたくなる気持ちが よーく分かりました。話が進むに連れて、女将の人生の過去が浮かび上がってきます。 女将の心の揺れ。彼女が、これからの人生をどう選びとるのか。彼女と周りの人間とを結んでいる信頼関係。心の絆。 そこに、本書の一番の読みごたえと味わいを感じました。いいですねぇ、この連作短編集。気持ちがやわらかく ほぐされるように読んでいって、読み終えて 清々しい気持ちになりました! | ||||
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一軒のおばんざい屋の女将とそこの訪れる常連客たちの物語である。 常連客の一人一人が抱える問題や女将の過去。それらがミステリー的な要素と恋愛の要素を含みながら淡々と語られていく。 おばんざいのメニューや色々な骨董の話などを盛り込み、推理小説ということを忘れてしまいそうな穏やかなストーリーとなっている。色々な過去や悩みを抱える人々にとって憩いの場であるおばんざい屋。 読み終えた後に、実際に自分がこの店でほっと一息つけたかのような気持ちになれる一冊である。 | ||||
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柴田さんの従来のイメージをいい意味で払拭する、しっとりとした切ない連作短編集です。まず、主人公の「ばんざい屋」の女将が謎めいていてとっても興味深く読めること間違いなし。とってもいい女なんで、何故名前が変わったのか、過去を知りたくて知らず知らずページをめくっちゃいます。恋人(?)清水の存在も否のうちどころがなく男としての優しさ満載で、2人の恋愛の成り行きも読み進めていくうちに興味が湧きます。随所に食欲をそそられる料理の話やアンティークの話が散りばめられており、1編1編楽しく読めることも付け加えておきましょう。まず、1編目の「聖夜の憂鬱」から引き込まれていくでしょう。ラストの2編においては女将の過去があらわになってくるのですが、感動物で柴田さん??卓越したストーリーテリングが充分堪能出来る作品と言えるでしょう。読み終わって、“心が暖かくなる物語”です。1冊でミステリーと恋愛小説の2冊分楽しみますよ。 | ||||
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物語は7つの作品が収録されている連作ミステリー。主人公は都内のオフィス街で小料理屋を営んでいる女将・吉永。しかし客も吉永という姓だけで名前までは知らず、他人には明かせない過去があった。その吉永の小料理屋「ばんざい屋」を舞台に、人々との交流や吉永の過去、そして恋愛模様を描いた物語。 読んで最初に思ったのは、物語で描かれている「ばんざい屋」が実に粋であり、実際にあるのなら立ち寄ってみたいということ。存在感は決して重いというわけではないものの、女将・吉永と関わる人々との交流は心温まる展開で、その吉永の過去や古道具屋の主人・清水との恋愛模様を交え、読みごたえのある連作集です。 | ||||
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