■スポンサードリンク
蒼穹の昴
新規レビューを書く⇒みなさんの感想をお待ちしております!!
蒼穹の昴の評価:
| 書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点4.59pt | ||||||||
■スポンサードリンク
Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全271件 261~271 14/14ページ
| ||||
| ||||
|---|---|---|---|---|
| すごいとしか言いようがない。よくこんな話かけるなぁ。映画になったってこれより面白いはずはないんだけど、浅田氏にお金が入って浅田氏が喜んでくれるなら映画化してもいいと思う。原作の6割くらいでも世の中的には最高傑作になるからね。いっぱい人物が出てきて、それぞれのセリフに泣かされたので何度号泣した事か。本当に、おすすめ。読んでない人は人生ひとつ損してる。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
|---|---|---|---|---|
| 素晴らしい歴史小説であり、大河ドラマを超え、ミステリー大作でもある。主人公・李春雲少年の波乱の人生だけでなく、登場人物一人一人にドラマがある。そして、歴史の勉強であれほど暗記がわずらわしかった人物達が、魅力たっぷりに生き生きと動いている!「これを書くために作家になった」という浅田次郎渾身の名作を堪能してください! | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
|---|---|---|---|---|
| 全面的に否定するわけでもないのですが、浅田次郎は少々巧すぎます。そして、その巧さゆえに、浅田次郎の書物から手を引いている方も少なからずいらっしゃるのではないかとも思います。ですが、それはこの作品を前にした時、正直、「愚」の選択だと思います。この作品は違います。巧さを超えています。乱暴に言い切ってしまえば、浅田次郎を超えています。浅田次郎が物語を支配しているのではなく、この物語が浅田次郎を突き動かしているような感じさえしてくるのです。中国の宦官、科挙制度のリアルな描写、西大后に対する新しく魅力的な解釈、・・・ 惹きこまれます。そして、惹きこまれたまま、この清朝末期の怒涛の時代の波に翻弄されつくされてしまいます。・・・ 間違いなく、物語の力に呑まれ、ただただ、夢中に読まされてしまうという本読みの悦楽を十二分に味あわせてもらうことのできる作品です。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
|---|---|---|---|---|
| 貧しい境遇から自分を信じて身を立てていく春児のひたむきでいたいけな姿が目に浮かぶようです。頑張って、気を張って生きぬいていく登場人物達が、人生の不条理に慟哭するシーンに差し掛かると、もう電車の中でも涙無しには読めません。いつもの浅田次郎節、と思っても抵抗することはできないんですよね。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
|---|---|---|---|---|
| 司馬遼太郎、松本清澄、新田次郎など亡き後、エンターテインメントとしての小説を書かせたらこの作者の右に出る作家は皆無ではないか。浅田氏の力量には感服するほかない。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
|---|---|---|---|---|
| 主人公の宦官の幼い時のかわいらしさは目にうかぶようです。成長して、宦官として出世していく彼と、役人として出世していく幼馴染との対立が本当に切なく、最後まで一気に読めてしまう本です。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
|---|---|---|---|---|
| "°èa¬è  ̄¨è¨°±ääoo...¬'éä§°èa¬ '"¨ ̄£è3-èa"¨°'a£-\"''1¨"-¨'-è¡"  ̄"§a¨è¡é-"¿äa-3' ̄ §¨£¬é... ̄äoo"äoé ̄-é-¢èé'¨ 'äoo§è±äèäooäoo §é¢'3'é¨'¶...'2ä1±ä£è°§a 'äooääoo...¬è1§§...aäoo""¨ä°-èa- ̄è\¿§è¨è'é£...¬ '§ ̄è¨è'§¨3£!\3§äoo¨- ̄a 'è¨è'é£'¨è¨§£-é¢'£"oa é¢60è¿'\3§ä"o°¨a--1' ̄äaé'§"¨"äa- | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
|---|---|---|---|---|
| 発売されてすぐに買って以来、何度か読み返しましたが未だこれより面白い歴史小説には出会っていません。わたくしもひねくれ度には自信がある?のですが粗の探しようがない完璧なプロットにいつも参りました、となり、また何かこう元気が出てくる読後感をいつも味わいます。いつまでも手元においておきたい1冊、というか2冊。ただし、勢いにのって続編の「珍妃の井戸」を買う必要はなし。著者がどういう意図で書いたか知りませんが、こちらの方は大変失礼ながら「蛇足」以外の何ものでもありません。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
|---|---|---|---|---|
| 上下とも、時も忘れて読みふけりました。こんなに強烈に印象に残っている本はなかなかありません。ことあるごとに友人知人に勧めています。まだ読んでいない人がうらやましいです。今からこの本と出会えるんですから… | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
|---|---|---|---|---|
| 物語の基軸は一人の宦官とその義兄弟の官僚の話であるが、晩清をめぐる様々なエピソードがアメリカンキルトのように時空を超えてちりばめられ最後には一枚の織物として完成される構成力には「まいった」という気持ちにさせられる。末期の清は列強に蚕食された挙句、最後は共産主義などに乗っ取られるという悲惨な歴史を辿ったが、国家の末期とは逆に浅田さんの描く登場人物達はそれぞれに生き生きしており魅力的な生き様を見せてくれる。ところで我々日本人は満州人と漢人の関係など殆ど知らないでいるが、この本を通してその確執にある程度触れることができる点でも貴重であった。12~13世紀にユーラシア大陸を制覇した蒙古の血脈は以後の世界史にも度々登場するが、これほどの近年まで影響しているのだということを再認識させられた。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
|---|---|---|---|---|
| 今2回目を読んでいます。最初から最後まで伏線だらけ。あらゆる出来事が複雑に絡み合ってラストに向かっていき、読みはじめたら終わりまで一直線の壮大な近代中国を舞台にした大河ドラマです。世間では悪者として見られることが多い西太后を別の視点から描いているのも面白いな、と思います。瞠目すべきは清末の微細な描写です。あらゆる場面が目に浮かぶ程の描写力。思わず僕は映画「ラストエンペラー」を借りに走りました。清という国の成立から繁栄、衰亡にいたる過程が面白い程よくわかります。何度もジーンときてしまう心に残る小説です。アジア的絶対君主主義から共産主義中国への移行、つまり毛沢東登場のシーンでは思わず、さすが、と思ってしまいました。是非映画化して実写でみたいと思っていま!す。 | ||||
| ||||
|
■スポンサードリンク
|
|
|
新規レビューを書く⇒みなさんの感想をお待ちしております!!









