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蒼穹の昴
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蒼穹の昴の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点4.60pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全268件 261~268 14/14ページ
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貧しい境遇から自分を信じて身を立てていく春児のひたむきでいたいけな姿が目に浮かぶようです。頑張って、気を張って生きぬいていく登場人物達が、人生の不条理に慟哭するシーンに差し掛かると、もう電車の中でも涙無しには読めません。いつもの浅田次郎節、と思っても抵抗することはできないんですよね。 | ||||
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司馬遼太郎、松本清澄、新田次郎など亡き後、エンターテインメントとしての小説を書かせたらこの作者の右に出る作家は皆無ではないか。浅田氏の力量には感服するほかない。 | ||||
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主人公の宦官の幼い時のかわいらしさは目にうかぶようです。成長して、宦官として出世していく彼と、役人として出世していく幼馴染との対立が本当に切なく、最後まで一気に読めてしまう本です。 | ||||
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発売されてすぐに買って以来、何度か読み返しましたが未だこれより面白い歴史小説には出会っていません。わたくしもひねくれ度には自信がある?のですが粗の探しようがない完璧なプロットにいつも参りました、となり、また何かこう元気が出てくる読後感をいつも味わいます。いつまでも手元においておきたい1冊、というか2冊。ただし、勢いにのって続編の「珍妃の井戸」を買う必要はなし。著者がどういう意図で書いたか知りませんが、こちらの方は大変失礼ながら「蛇足」以外の何ものでもありません。 | ||||
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上下とも、時も忘れて読みふけりました。こんなに強烈に印象に残っている本はなかなかありません。ことあるごとに友人知人に勧めています。まだ読んでいない人がうらやましいです。今からこの本と出会えるんですから… | ||||
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物語の基軸は一人の宦官とその義兄弟の官僚の話であるが、晩清をめぐる様々なエピソードがアメリカンキルトのように時空を超えてちりばめられ最後には一枚の織物として完成される構成力には「まいった」という気持ちにさせられる。末期の清は列強に蚕食された挙句、最後は共産主義などに乗っ取られるという悲惨な歴史を辿ったが、国家の末期とは逆に浅田さんの描く登場人物達はそれぞれに生き生きしており魅力的な生き様を見せてくれる。ところで我々日本人は満州人と漢人の関係など殆ど知らないでいるが、この本を通してその確執にある程度触れることができる点でも貴重であった。12~13世紀にユーラシア大陸を制覇した蒙古の血脈は以後の世界史にも度々登場するが、これほどの近年まで影響しているのだということを再認識させられた。 | ||||
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今2回目を読んでいます。最初から最後まで伏線だらけ。あらゆる出来事が複雑に絡み合ってラストに向かっていき、読みはじめたら終わりまで一直線の壮大な近代中国を舞台にした大河ドラマです。世間では悪者として見られることが多い西太后を別の視点から描いているのも面白いな、と思います。瞠目すべきは清末の微細な描写です。あらゆる場面が目に浮かぶ程の描写力。思わず僕は映画「ラストエンペラー」を借りに走りました。清という国の成立から繁栄、衰亡にいたる過程が面白い程よくわかります。何度もジーンときてしまう心に残る小説です。アジア的絶対君主主義から共産主義中国への移行、つまり毛沢東登場のシーンでは思わず、さすが、と思ってしまいました。是非映画化して実写でみたいと思っていま!す。 | ||||
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