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蒼穹の昴
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蒼穹の昴の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点4.60pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全268件 81~100 5/14ページ
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清朝が瓦解していく末期の王朝内の動きと王朝外の動き。 王朝が変わってもシステムを一切変えない恐るべき国。 その国体そのものが最も進化の遅れを助長し世界の変化の適応を阻んだ。 その井の中の蛙のような状態で、それぞれの立場の男と女が必死に祖国の為を思ってうごめく姿は不憫にすら感じる。 あざとさを感じるような人物描写も登場し始めてくるのでやや興醒めするところもあるが、まぁそれはそれで登場人物たちに厚みが出てきます。 本作の白眉はやはり李鴻章の人物描写だろう。 ありありと生き生きと目に見えるほど。 その反面、当初からの主役である文秀の末路を一番気にしていた私には描き方がどうも尻すぼみになってしまったのが残念でした。 日本、中国大陸、ヨーロッパ、そして数世代にわたる物語をここまで分かりやすくまとめて仕上げたのは凄いですね。 そしてこの後も続編があるらしいのを知って嬉しくなりました。 そりゃそうですよね。良かった良かった。 | ||||
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知人に勧められて読みましたが面白かったです。 読むのが遅い私でも割と進むのが早かったです。 続きが気になって、次の巻をすぐ注文して しまいました。 | ||||
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3巻から初めて登場するのは日本とアメリカの新聞記者。 この2人の田舎からいわば成り上がって新聞記者にまで辿り着いた独特の経歴と慧眼をもった二人に語らせる史上の人物評は面白い。 その記者たちがこれまで登場してきた読者が虜となっているであろう人物に接触していく様子は本当に楽しい。 香港割譲の条約締結時の交渉場面は白眉の名シーンだろう。 それはその後の経緯や領土返還まで目の当たりにした我々だけが感じることのできるとても独特の感慨だ。 紫禁城の中で徐々に物騒な動きが増えていき、躯が増えていく。 張り巡らせた伏線が徐々に回収されていこうとしているものの、その先が全く読めない。 3巻になってもまったくページをめくる手が緩まない。 | ||||
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タイムトラベルものが苦手な人にはちょっと難しく感じるかもしれない。 ヨーロッパと中国、そして何世代にもわたる大清帝国の天子とそれに絡む宦官、武官、官僚 更には乾隆帝にまでさかのぼるその歴史を、丹念にパズルをつなぐ様に書き連ねている。 そしてその一つ一つの物語が次の世代へと繋がり、そのひとつひとつが面白い。 各々の出自と思いを胸に、揺れに揺れる世界史の中で一向に変わらない清の中でもがくそれぞれの立場の人間たち。 面白い。 | ||||
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面白かったですよ。西太后って、そんなに悪い人ではなかったんですね。 | ||||
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歴史小説というより,むしろフィクションに近いと思う。 厳密な考証からいえば,事実からは大分離れている。 | ||||
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歴史小説にしては,少しフィクションが過ぎているように思う。 そこが井上靖や司馬遼太郎などとの違いだろうが,かえってロマンはある。 | ||||
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浅田次郎の本は好きです。蒼穹の昴もおもしろいんですが、途中から疲れてきます。もっと読書にやさしく書けたのではないかな。 | ||||
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中国の話でどれくらいのものかと読み始めましたが、読めば読むほど引き込まれました。良い本です。 | ||||
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浅田小説の面白感動ものではないですが、歴史文化を学べますし、続きを読みたくなりました。 | ||||
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とにかく面白い。 こんな面白い作品はなかなかない。 どうしてこれで直木賞を取れなかったのか不思議なくらいです。 | ||||
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長編ですが、登場人物が活き活きとしているため、一気に読めます。学生時代に世界史は年表を棒暗記しましたが、結局、面白みがわからないままに脱落しました。この本を読んでおけば、科挙などの理解も違ったものになったと思います。清朝末期がこんなに面白い時代だとは思いませんでした。お薦めです。 | ||||
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一気に読みたくなる面白さ!この時代の中国がこんなにも面白い小説になるなんて、作者に脱帽です。 | ||||
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今まで敬遠していたが、読み応えがあってとても良かったです。全巻を一度に買わなかったのを後悔することになりました。2巻以降が届くのが待ち遠しかったです。 | ||||
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ストーリーは面白いし、大好きな作品だ。 ただし、人物名などに中国読みでルビを振る必要があるだろうか。 しかも正確な発音の中国語読みでもないところが失笑もので、少しでも中国語を習った人には カタカナルビがかえって読みづらく、中国語になじみのない人にはもっと読みづらいのではないか。 ルビがウザくて、この文体に慣れるまでは文章がすっと一読できずイライラとした。 例えば「俺の死んだ大哥(ダアコオ)は強かったんだ」 ダアコオは名前ではなく呼び名であるから、ふつうに「死んだ長兄」でよかったのでは? 科挙登第のあと感極まって叫ぶ「妈妈(マアマア)!」も「母さん!」や「母上!」のほうが感情移入できた。 「御前(ごぜん)太監(タイチェン)」って、日本語読みと中国語読みを混ぜるとかセンス悪すぎませんか? 「弘暦(ホンリィ)」は「こうれき」では無く「ホンリィ」と読ませ、並列行に出てくる 「第四阿哥(アーゴ)允禛(いんしん)」は「インチェン」ではなく日本語読み「いんしん」。なぜ?? ついでに「第四皇子允禛(だいよんおうじいんしん)」もしくは「四阿哥允禛(スアーゴインチェン)」 日本語読みが中国語読みのどちらかに統一したほうがよくないですか? とにかく、ストーリーは面白いのに文章がセンス悪い、に尽きる。 西太后の話し方も、これではっちゃけたサバサバ女性を演出しているつもりか? 品もなければ、作品全体の文体の統一性も損ねており、せっかくの素晴らしい作品の魅力が半減されている。 | ||||
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私はこの物語を書くために生まれて来た、とまで言う浅田次郎の大著。直木賞を逃した作品だが面白さは格別だ。陳舜臣の『阿片戦争』は人物が事件に呑まれていく感があるが、ここでは人物を書くことに筆が進みすぎ物語が幾らか単調になって来るきらいがあるか。直木賞に至らなかったのは大方この辺りに因がありそうだが、それが魅力にも感じられるのが凄みと思う。 思惑が乱れる末世に翻弄される人々をリードしていくトリックスターが配置されていて『余計なことを』語っていくのだ。かと言ってスジを追う興味が褪せることはないのが浅田次郎の常人離れした筆力で、占い師や新聞記者、ときに乾隆帝もが予言し、解説するリード=ミスリードは司馬遼太郎の脱線の味に近い愉しみになっていく。 例えば、西太后と光緒帝の関係を睦み合う親子として描きながら、その取り巻きの争いが激化していく構図。人物と事件を得心させながら、かつ、西太后や春児にオーバーラップして読ませていくストーリーテリングは神がかっている。ページを繰る引力の凄まじさは少々の傷はモノともしないし、それこそが物語の楽しみだろうに。直木賞審査員の眼力より器量を疑ってしまう畢竟の物語だ。 | ||||
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優れた品質の製品と超高速出荷! これは間違いなく5star 製品です。 それと間違って行くことができない! これは私の子供たちのイースタープレゼントです。 私は時間通りにそれを受け取り、私の子供はそれが素晴らしいと言った。 良い製品です。特に価格のために。すべては、あなたがそれを打つことができない価格のために非常に満足して説明されています。私は再び購入する! 私はこのアイテムを私の友人に見せ、私の友人はそれを買った。 | ||||
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某航空会社の機内誌に掲載されている朝田次郎氏のコラムが面白すぎて、コラム集ばかり読んでいたのですが、この休みに思い切って読んでみました。ほかの方も指摘していますが、名前が漢字でつらいので、キンドルで購入し、キンドルの機能に助けてもらいながら読むのが正解だと思います。 本の内容は、、内容に影響されて、小説の夢をみました(笑 こんなの久しぶり。 | ||||
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時代が清朝末期という珍しい歴史小説。浅田さんの文章力もあり、のめりこんで、一気に読みました。面白さでは、吉川英治の三国志のひけをとりません。特に歴史小説マニアにお薦めの1冊です。 | ||||
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ストーリーがぶっ飛んでいるのはまぁ特徴としていいのだけれど、流れがクドクドと会話形式ばかりで進まないのが今一つ | ||||
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