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(短編集)
ちあき電脳探偵社
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ちあき電脳探偵社の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.44pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全9件 1~9 1/1ページ
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相応に満足。 | ||||
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小学校3年生向けの雑誌連載が元になったそうです。 私も小学校のとき読んでいれば、物語を堪能できたと思います。ただ、大人になって読むと、子供のころなら大喜びしただろうと思うくすぐりが却って、わずらわしく感じてしまいました。見方を変えれば、子供が喜びそうな要素をきちんと踏まえているといえるのだと思います。 著者の本を読むのはこれが初めてですが、器用な方だったのではないでしょうか。 | ||||
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なんだ、このお子様小説は! と、思ったら、本当に子供向けだった。 小学3年生を想定して書かれた小説。 ちあきのすごさが今ひとつ伝わらないが、 子供が読むには丁度良いのだろう。 とは言え、物語の構成はしっかりしている。 子供向けだからと言って、 適当に書かれたものではないことがよくわかる。 好感のもてる小説だった。 重い小説を読んだ後に、軽く読むのにも最適。 安心して読めて楽しく読了。 心穏やかに、次の小説に向かおう。 | ||||
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出版されていることすら知らず、昨日初めて店頭で手に取り、買って帰って読んだ。 連載1回当たり原稿用紙10枚。 想定される読者は平均的な小学校三年生。 制約の多い条件の中で、よく書けている作品だと思う。 こういうものは、大人が子どもに与えるか、読み聞かせればよいのであって、 「PHP文芸文庫」を子どもは読まんだろ、と言っても始まらない。 また、ドアが鉄製、という件に揚げ足を取ってる人がいるけど、 あれは本当は「掛け金が鉄製」だと書きたかったんだろうね。 書き手の側に制約が多い作品だったという前提で、脳内補正して読み、 子どもに読み聞かせる時には(原稿用紙1回10枚という制約はないのだから)、 修正して聞かせてやるのが、大人の態度なのではないか。 子ども向けの作品だから、子どもっぽいレビューを書いて良い訳でも無かろうになぁ。 | ||||
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1996-97年に小学館の雑誌『小学三年生』に連載されたジュヴナイル・ミステリ。 短編6本を収めている。 デビューしてまもなくに書かれた作品だが、これまで本としてまとめられていなかった。小学生向けというのもあるだろうが、それを割り引いたとしても、作品の出来がもうひとつ。 学校や町で起こるちょっとした謎を、天才少女ちあきがコンピューターを駆使しながら解決していくというストーリー。謎そのものも他愛ないし、登場人物も定型的。子ども向けというのを意識しすぎたんじゃないだろうか。 他の北森作品とはまったく違った味わい。よほどのファンなら手を出してもいいかも。 | ||||
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「小学三年生」1996年4月号〜1997年3月号に連載された ジュブナイル連作ミステリ 桜町小学校3年2組に転校してきた美少女・ちあき 彼女は父の遺したバーチャルシステムを操り電脳探偵となり、 UFO事件、幽霊騒動などを解決する 北森氏の作品には、あまり子供が出てこない印象がある ジュブナイル作品を書いていたのには驚いた ある種の定型パターンの展開で奇抜さ・トリッキーさは無いが 安心して読める仕上がりになっている 押し付けがましい、道徳感も無いのが良い 是非、少年・少女にも読んでほしい作品だが PHP文芸文庫から出版されている為、読まれる機会は少なさそう チョッと残念 | ||||
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昨年惜しくも亡くなった北森鴻によるジュヴナイルもの連作短編集。 「パンドラ’s ボックス」にて一編のみ読了済みだったが、残りもまとめての一冊になっていたので購入。 1996年ごろに「小学三年生」に連載されていた作品とのことで、まあその年代の子供向けのつくりではある。探偵役の女の子「ちあき」と、ワトスン役を務める「ぼく」により、主に学校まわりで巻き起こる謎をばさばさと解いていく、という話で、ライバル探偵(?)のカオルの人物造形も巧妙だし、小学生レベルのいろいろな駆け引きがほほえましくて読んでいて楽しい。謎自体は、小学生でも目ざとい子ならば「ははぁ」と思いつくかもしれないレベルに仕立てていて、なかなか作者の苦労がしのばれるものがあるのだ。 あー、こういう時代ってあったよね、と楽しみながら、さらさら読むのが良いでしょう。当たり前ですが小学生に読ませるのも良いかも(最近はいわゆる学年誌が衰退していて、興味外の分野の文章に触れる機会が少なかったりしますし)。 ただ・・・ドアが鉄なのはまずいでしょう。物理的に成り立ちません。北森は小学生のとき理科が苦手だった?(磁石の授業は今でも3年生でやってますね) | ||||
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作家・北森 鴻のファンなので、その著作はかなり読んでいるつもりだったんだけど、この作品のことは全く知りませんでした。 桜町小学校3年2組の井沢コウスケと、ヴァーチャルなコンピュータのなかでは別人になる鷹坂(たかさか)ちあきが、探偵コンビとなって活躍するジュヴナイル・シリーズ。小学館の『小学三年生』1996年4月号〜1997年3月号に連載されたものです。 「香菜里屋(かなりや)シリーズ花の下にて春死なむ (講談社文庫)」や「旗師・冬狐堂(はたし とうこどう)シリーズ狐罠 (講談社文庫)」「蓮丈那智(れんじょうなち)フィールドファイル・シリーズ凶笑面―蓮丈那智フィールドファイル〈1〉 (新潮文庫)」など、作家として本格的に始動する前に書かれた異色作として興味を持って読んだのですが、ジュヴナイルのミステリー小説としてまずまずの出来映えと言った感じかな。分量、トリックとも小粒で、同じジュヴナイル・ミステリーとして出色のはやみねかおる「夢水清志郎シリーズそして五人がいなくなる 名探偵夢水清志郎事件ノ−ト (講談社 青い鳥文庫)」ほどの面白さはなかったです。 本書はあくまで、作家・北森 鴻のファン向けの一冊。ジュヴナイル・ミステリーならではの面白味は、いまいちかなと。 | ||||
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お亡くなりになった北森鴻さんが、少年少女向けに書かれれていた作品。しかし、大人が読んでも十分おもしろい。恐らく、ご存命だとこのタイミングでは出なかったように思えます。北森さんの作品は大人が中心で、子供が描かれる事が少ないので貴重な作品と思います。 | ||||
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