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(短編集)
ちあき電脳探偵社
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ちあき電脳探偵社の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.44pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全3件 1~3 1/1ページ
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小学校3年生向けの雑誌連載が元になったそうです。 私も小学校のとき読んでいれば、物語を堪能できたと思います。ただ、大人になって読むと、子供のころなら大喜びしただろうと思うくすぐりが却って、わずらわしく感じてしまいました。見方を変えれば、子供が喜びそうな要素をきちんと踏まえているといえるのだと思います。 著者の本を読むのはこれが初めてですが、器用な方だったのではないでしょうか。 | ||||
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1996-97年に小学館の雑誌『小学三年生』に連載されたジュヴナイル・ミステリ。 短編6本を収めている。 デビューしてまもなくに書かれた作品だが、これまで本としてまとめられていなかった。小学生向けというのもあるだろうが、それを割り引いたとしても、作品の出来がもうひとつ。 学校や町で起こるちょっとした謎を、天才少女ちあきがコンピューターを駆使しながら解決していくというストーリー。謎そのものも他愛ないし、登場人物も定型的。子ども向けというのを意識しすぎたんじゃないだろうか。 他の北森作品とはまったく違った味わい。よほどのファンなら手を出してもいいかも。 | ||||
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作家・北森 鴻のファンなので、その著作はかなり読んでいるつもりだったんだけど、この作品のことは全く知りませんでした。 桜町小学校3年2組の井沢コウスケと、ヴァーチャルなコンピュータのなかでは別人になる鷹坂(たかさか)ちあきが、探偵コンビとなって活躍するジュヴナイル・シリーズ。小学館の『小学三年生』1996年4月号〜1997年3月号に連載されたものです。 「香菜里屋(かなりや)シリーズ花の下にて春死なむ (講談社文庫)」や「旗師・冬狐堂(はたし とうこどう)シリーズ狐罠 (講談社文庫)」「蓮丈那智(れんじょうなち)フィールドファイル・シリーズ凶笑面―蓮丈那智フィールドファイル〈1〉 (新潮文庫)」など、作家として本格的に始動する前に書かれた異色作として興味を持って読んだのですが、ジュヴナイルのミステリー小説としてまずまずの出来映えと言った感じかな。分量、トリックとも小粒で、同じジュヴナイル・ミステリーとして出色のはやみねかおる「夢水清志郎シリーズそして五人がいなくなる 名探偵夢水清志郎事件ノ−ト (講談社 青い鳥文庫)」ほどの面白さはなかったです。 本書はあくまで、作家・北森 鴻のファン向けの一冊。ジュヴナイル・ミステリーならではの面白味は、いまいちかなと。 | ||||
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