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チェーン・ポイズン
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チェーン・ポイズンの評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点4.11pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全72件 21~40 2/4ページ
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よかったです 最後の結末には、あっと驚くこと間違いないと思います | ||||
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本多孝好はけっこう読んでいますがこの作品はとくに面白かったです。 | ||||
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私の中ではミステリ風味の小説とミステリとでは入るところが違うというか別腹。 この小説ラストのどんでん返しがでかすぎて、途中まで前者だったものが ラストでいきなり後者になってしまってうまく消化できないでいます。 養護施設のシーンなど人物描写で胸に迫るものがあり、 もっとストレートに勝負できる作者さんなのではと感じました。 | ||||
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最後のどんでん返しが、心にぐっとくる、ほんのり悲しく胸が温かくなる作品でした。 | ||||
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"本当に死ぬ気なら、1年待ちませんか? 1年頑張ったご褒美を差し上げます" 30代を過ぎたあたりから、自身に諦めを感じていた女性は、公園でそんな言葉を掛けられて、「1年後の死」を目指して生きることになる。 雑誌編集者の一人は取材対象者2人の死に疑問を持っていた。 突発性難聴で音を失った天才ヴァイオリニスト、家族を殺された殺人者の死刑を見届けた男。どちらもその絶望から1年後に死を選んでいた。しかもどちらも同じ毒物で。 同じ毒物で死を選んだ高野章子の存在を知った彼は、その女性の死に至る過程を追っていく。 1年後の死を決めた女性と、毒物で死んだ女性を追う編集者の2つの視点で描かれたミステリ。 死を望む女性の視点が、説教臭くなく、ねっとりともしておらず淡々とどう考えているのかと書かれていて好感触。 ミステリらしいラストも良いけれども、それよりもグイッと掴んで離さない導入部がお見事だと感じました。 | ||||
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非常に暗いシーンが続きますが、 現在と過去とで頻繁に時間軸が切り替わる事で重さは感じず、 その効果なのか、 現状打破への試算や、 駅前の支援の呼び掛けに集まる人々により、 ようやく主人公の感情が表われた時は読んでる方も熱くなりました。 ただ、結論が冒頭から分かっているだけに素直に喜べないでいると、 最後に全く予想できないラストシーンが。。。 これは素晴らしい構成モデルだと思います! | ||||
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最後の最後に「えっ?」と思わせる仕掛けがあり一瞬何のことか全くわからなくなります。整合性を求めパラパラと前の方のページを捲り、やっと「そういうことだったのか!」と納得できる。そんな本です。 | ||||
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今までの本田さんのイメージは、良い意味では、 「研ぎ澄まされた感性」とか、「生き生きとした会話」 とかだと思いますが、中年の私としては、なんか「軽い」 感じがしてしまい、逆に現実感がない気がしていました。 このチェーンポイズンも、そんな感じかと思いましたが、 全く逆です。テーマのせいかもしれませんが、登場人物の 会話に現実感・切実感があり、読者を引き込みます。いつも の洒落た会話(私には少し気障な会話)が影をひそめ、結末 も、ミステリーとしてとかは関係なく、「良かった」と思い ました。泣きました。また、このような本を読みたいです。 泣かせてください!! | ||||
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著者の本を読むのはこれが初めてです。 あらすじと、カバーデザインに魅かれて手に取りました。 さくさくとテンポよく読み進め、そして、どんでん返し。 その段階で、慌てて始めの方を注意深く読み直したりしました。 見事に騙された凡読者です(笑)。 読み終わって、「はたしてこの手法は、他の方も簡単に騙されるものだろうか?」 という疑問がわきまして、こちらのレビューを確認。 みなさん、私と同じでホッとしました(笑)。 と言う事は、非常に巧みに構成されている完成度の高い作品なのですね。 テーマが自殺ってだけに、重苦しくてなかなか光が見えない。 それでも、押し付けがましくなく、 読みやすい語り口で話が進むのでページをめくる手がどんどん進みます。 そしてラストに垣間見える希望。 いい読後感が味わえました。 …けど、なんだか、騙された感じがくやしいので☆は4つ。 個人的はロジカルな推理小説が好きなので。 単純に好みの問題です。 | ||||
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”私はやっぱりこの世界の未来が愛しかった。” (P244) これだ、これに全部詰まっていると思う。 自殺することしか頭になかった主人公が、徐々に未来に目を向けるようになる。 養護施設の子どもたちのために、だんだん行動的になっていく姿には感動しました。 ミステリーとしてもかなり凝っている。 ハッピーエンドで、読後感も非常にいい。 いやー、面白かった。 | ||||
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「死」をテーマにしているけれど、文章が綺麗で素直に心に入ってくる。ミステリーは半分で、残りの半分は絶望した人の姿を描いたヒューマンストーリーだと思った。おそらく、本多さんのほかの作品に比べて圧倒的にインパクトが強い。あと、表紙のカバーを外すと、カッコいいです。高級感たっぷり(笑) | ||||
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「死」をテーマにしているけれど、 文章が綺麗で素直に心に入ってくる。 ミステリーは半分で、 残りの半分は 絶望した人の姿を描いた ヒューマンストーリーだと思った。 おそらく、本多さんのほかの作品に比べて 圧倒的にインパクトが強い。 あと、表紙のカバーを外すと、 カッコいいです。高級感たっぷり(笑) | ||||
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この作者の本ははじめて読みます。自殺を志願している主人公ともう一人の主人公とのやや時間のずれたザッピング的な進み方でした。僕にとっては、自殺志願している方の気持ちが率直に描かれているような気がして内容は重く感じました。ですが、話はさくさく読め止まりませんでした。シドニーシェルダンのようなしつこい?「どんでん返し」の連続まではないものの、「えっ!?まじかよ・・・」と思わせることがいくつか。そしてなによりも、結末です。最初わけがわからなくて最初のほうから読み返してしまう感じ。ちょっと頭の回転の遅い僕では理解するのに時間がかかりました。読み返してみるとなるほど・・・矛盾はないのです。いやあ、面白かった・・・でも少し重かった。 | ||||
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この作者の本ははじめて読みます。 自殺を志願している主人公ともう一人の主人公とのやや時間のずれたザッピング的な進み方でした。 僕にとっては、自殺志願している方の気持ちが率直に描かれているような気がして内容は重く感じました。ですが、話はさくさく読め止まりませんでした。 シドニーシェルダンのようなしつこい?「どんでん返し」の連続まではないものの、「えっ!?まじかよ・・・」と思わせることがいくつか。そしてなによりも、結末です。最初わけがわからなくて最初のほうから読み返してしまう感じ。ちょっと頭の回転の遅い僕では理解するのに時間がかかりました。読み返してみるとなるほど・・・矛盾はないのです。 いやあ、面白かった・・・でも少し重かった。 | ||||
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やられた。誰にも求められず、愛されず、歯車以下の会社での日々。簡単に想像できる定年までの生活は、絶望的な未来そのものだった。死への憧れを募らせる孤独な女性にかけられた、謎の人物からのささやき。「本当に死ぬ気なら、1年待ちませんか?1年頑張ったご褒美を差し上げます」それは決して悪い取引ではないように思われた。1年間生きるという奇矯な約束の末に見た「生」とは?「生きる」ことを正面からとらえた彼女側からの世界と、事件を追う彼の世界が、少しずつリンクしていきます。その先にある結末は・・・。テーマは重く、彼女側の記述は暗く深い闇に包まれています。読んでいて悲しい気持ちになるのですが、途中途中に入る記者の奔走があることで、全体的なダークさが緩和されているように感じます。一気に読み終えてしまいました。上手いです。 | ||||
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やられた。 誰にも求められず、愛されず、歯車以下の会社での日々。 簡単に想像できる定年までの生活は、絶望的な未来そのものだった。 死への憧れを募らせる孤独な女性にかけられた、謎の人物からのささやき。 「本当に死ぬ気なら、1年待ちませんか?1年頑張ったご褒美を差し上げます」 それは決して悪い取引ではないように思われた。 1年間生きるという奇矯な約束の末に見た「生」とは? 「生きる」ことを正面からとらえた彼女側からの世界と、事件を追う彼の世界が、少しずつリンクしていきます。その先にある結末は・・・。 テーマは重く、彼女側の記述は暗く深い闇に包まれています。読んでいて悲しい気持ちになるのですが、途中途中に入る記者の奔走があることで、全体的なダークさが緩和されているように感じます。 一気に読み終えてしまいました。上手いです。 | ||||
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本多孝好、いつから社会派を書くようになった?と驚くくらい、堅いネタを選んだ。結果、とても面白い。【毒物自殺を図った女を追いかける週刊誌の記者】と【その女が実際に生きていた頃の一年間】との時間軸を交互においかけていく(…と見せ掛ける)スタイルは秀逸。………最後に大どんでん返し。やっぱこの人、ミステリー畑の人やね。やられたあ!!! | ||||
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本多孝好、いつから社会派を書くようになった?と驚くくらい、堅いネタを選んだ。結果、とても面白い。【毒物自殺を図った女を追いかける週刊誌の記者】と【その女が実際に生きていた頃の一年間】との時間軸を交互においかけていく(…と見せ掛ける)スタイルは秀逸。………最後に大どんでん返し。やっぱこの人、ミステリー畑の人やね。やられたあ!!! | ||||
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今まで読んだことのないような斬新な構成になっています。見事に引き込まれ一気に読んでしまいました。最後のどんでん返しは驚愕のミステリーにふさわしいラストになっています。ミステリー小説なんですが、ミステリーの境地を超えた「生」と言うテーマが、根底に流れているように思います。「死」というテーマを全面に押し出し「生」の意味を考える。すばらしい構成になっています。WILLMISSING (双葉文庫) | ||||
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今まで読んだことのないような斬新な構成になっています。見事に引き込まれ一気に読んでしまいました。最後のどんでん返しは驚愕のミステリーにふさわしいラストになっています。ミステリー小説なんですが、ミステリーの境地を超えた「生」と言うテーマが、根底に流れているように思います。「死」というテーマを全面に押し出し「生」の意味を考える。すばらしい構成になっています。 WILL MISSING (双葉文庫) | ||||
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