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(短編集)
サイモン・アークの事件簿II
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サイモン・アークの事件簿IIの評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.57pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全2件 1~2 1/1ページ
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オカルト探偵「サイモン・アークの事件簿」の第2集。ホックに自薦してもらった作品をまとめた、日本独自の短編集である。 「過去のない男」「真鍮の街」「宇宙からの復讐者」「マラバールの禿鷲」「百羽の鳥を飼う家」「吸血鬼に向かない血」「墓場荒らしの悪鬼」「死を招く喇叭」の8編が収められている。 基本的に初訳、新訳、改訳である。 ストーリーとしては、オカルト味が強く、不可能犯罪のおもしろさという点でも申し分ない。しかし、解決はガッカリするようなものが多く、かなり不満が残った。「吸血鬼に向かない血」だけは、意外なトリックにビックリさせられたが。 ちょっと粗製濫造気味なのではないか。 | ||||
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オカルト探偵たるサイモン・アーク氏の活躍を描くミステリ短編集の第2弾。 本作ではサイモンは世界をまたにかけて奇妙な事件の謎の数々を追うのだ、という話。第一短篇集と基本的なおもむきは同様であるが、イギリスやらインドやらの怪しげな話がどんどん出てくるのだ。 とは言っても、謎の中身自体は例によって例のごとく。相変わらずのホック得意分野である。謎解きと言うより、探偵役二人の冒険譚みたいな話が混ざってきているのも特徴な気がする。これはこれで楽しいので良いだろう。 ちょっとばかり気になったのは、短篇というには妙に長いつくりの「真鍮…」。最終的に謎解き話にはなっているものの、どうも話の流れが90年代以降のアメリカテレビドラマ典型的パターンに似ている気がしてしょうがなかった。まあ、それが必ず悪いわけではないのですが、オカルト探偵ものを読んでいるつもりなのに、ビバリーヒルズ高校白書ぽいストーリを読まされるのはどうかなあ、と。 いずれにしても、第一短篇集を読んでからこれを読んだほうが、より楽しめるでしょう。 | ||||
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