巨人たちの星

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評判

巨人たちの星の評価:

4.02/5点 レビュー 89件。 B ランク

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平均点4.02pt

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全213件 41〜60 3/11ページ
No.173
(5pt)

因果の輪に落ち込む異星の地球人

本書は「星を継ぐもの」「ガニメデの優しい巨人」に続くシリーズ3作目である。
 遠い昔、ガニメアン(異星人)たちは、太陽系から巨人たちの星「ジャイアンツ・スター(ジャイスター)」に移住する。時空を超えて地球に漂着したガルースたち(ガニメアン)は、シャピアロン号に乗ってジャイスターに向かう(「ガニメデの優しい巨人」)。
 本巻では、地球はずっとどこかから監視されていたことが判明する。この監視システムにより、遠方のガニメアン(テューリアン:ジャイスターに住むガニメアン)たちは地球人が極度に好戦的であると誤解しているらしい。ヴィクター・ハントらは、テューリアンたちとのコンタクトに成功。テューリアン世界の代表であるカラザーたちとのバーチャルリアリティ的な交信により、カラザーらは監視報告と実態が大きく異なっていることを認識する。テューリアンたちを欺いた存在がいる。ガルースらも、テューリアンたちと無事に接触する。
 監視組織は、ガニメアンではなく、地球人と同人種であることが状況証拠から明らかになる。ガニメアンは2500万年前にミネルヴァからテューリアンに移住したが、そのとき霊長類まで進化していたヒト科生物を連れて行った。その子孫たちはガニメアン(テューリアン)と共存しているらしい。この監視報告をしていたのがヒト科生物から進化したジュヴレニーズ(ジュヴレン人)とよばれる異星人。
 遠い昔、ルナリアンの一部に特に優れた資質を有する人種ランビアンが現われる。ランビアンの専制に残余のセリアンは対抗し、ミネルヴァで大戦争が発生。見るに見かねたガニメアンたちは、元凶のランビアンをテューリアンに連れて行き、セリアンは地球に渡る。このときから、ガニメアンは見守りのために地球を監視している。この役目を後にジュヴレン人(ランビアンの末裔)が受け継ぐ。
 テューリアンはその後、科学技術を発展させ、不老不死を達成するが、それにより創造性が失われ、諦観的・達観的な人種になる。
 ジュヴレン人たちは自分たちが元・ランビアンであり、地球人が元・セリアンであることを忘れていない。ジュヴレン人はガニメアンたちの技術を吸収する。一方、地球に渡ったセリアンたちは進化をやり直す羽目に陥る。ジュヴレン人は、ジュヴェックスというコンピュータ・システムを使った瞬間移動技術を手に入れる。ジュヴレン人は古代地球に魔術や迷信、神秘思想を広め、地球人の発達を遅らせた・・・。しかし、19世紀になると抑えきれなくなる。そこで今度はむしろ技術発達を促し、自滅させようと方針転換するが上手くいかず。またまた方針転換して地球に軍縮の機運を醸成し、その一方、テューリアンたちには地球の危険性について虚偽の監視報告を行う。この監視報告に騙されて、テューリアンたちは地球を封じるシステムを検討しているところだった。
 冷酷なジュヴレン人たちは、密かに軍備を拡大し、銀河支配を狙っている。しかし、テューリアンと地球人、シャピアロン号の邂逅により、この企みが白日の下にさらされる。ジュヴレンは予定より早い戦争開始を決断。テューリアンには勇気も覇気もないし、地球人には技術がない、と判断。
 ここでダンチェッカーは、監視システムを逆手にとり、地球軍がジュヴレンを総攻撃するという情報を流すことを提案。地球は実は軍備をバッチリ整えていて、地球同盟が成立し、準備が整いきっていないジュヴレンを急襲するという偽情報を流すとジュヴレン人は動揺。勝機なしと判断したジュヴレン人の指導者たちは宇宙船で超空間に逃げ込む。彼らは5万年を遡り、ミネルヴァを破壊に導いたルナリアン戦争の200年前に登場する。彼らこそ「優れた資質」を有するランビアンであり、ここで因果の輪が閉じる。彼らがミネルヴァを破滅に導く戦争の原因であった。
 本巻になるとさすがに予定調和な感じもあるのだが、最後はタイムパラドクスによって説明しきるという、なんだかドラえもん的な結末だった。
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No.172
(3pt)

続編としては面白い

続編としては面白いが、1作目が衝撃的な内容に比べると、弱いかな。
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No.171
(5pt)

よかったです

好きな作品でシリーズで購入しています。思ったときに購入できるのがいいです。
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No.170
(5pt)

誰も殺さないのがいい

星を継ぐもの、ガニメデの優しい巨人と、続けて一気に読みました。このシリーズは誰も殺さないのがいいですよね。いろいろ矛盾はあるけど、まあ、SFとしてはあたりまえだし面白い本だと思います。本書の時代背景を思うともはや古典?でしょうが、軽く読めていいと思います。
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No.169
(4pt)

1作目には負けてしまうが…

SF小説の大家ジェイムズ・P・ホーガンの「星を継ぐもの」「ガニメデの優しい巨人」に続く3作目であり締め括り。
全く別の種族とのやり取り、その中で見出す人間の強さを感じることの出来るとても興奮する小説です。

もちろん1作目と2作目を読んでいるので、どうしても比べてしまう…。
そしてやはり「星を継ぐもの」の読後感には負けてしまいます。
しかし、それでも読み物として楽しめるし、「星を継ぐもの」を読んだのであれば是非とも読むべき本だと思います。
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No.168
(5pt)

三部作完結。

全2作とはがらりと方向性が変わってSFエンタメ巨編になっているけれど、それでも何光年分も広げに広げた大風呂敷をきれいに畳んだのはアッパレ。すべての謎が解き明かされ、星の継承者たちをめぐる物語の輪が閉じる。3部作のフィナーレとしては文句なし。名探偵ダンチェッカーの健在ぶりと、ブローヒリオのキレ芸が楽しい。「だから攻撃開始まで12時間って言いました」 「聞いてネエよ!!」 「言いました。記録にもあります」ってジェヴェックスとのやりとりなんかはコントみたいだったぞ。さあ、次はコミック版だ。
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No.167
(5pt)

読み応えのあるシリーズ

作品内で繰り広げられる議論についつい没頭して読み進めてします作品です。
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No.166
(3pt)

ジャンル違いの凡作

まるで本物の科学伝記のような、喧々諤々の科学者の議論と証拠集めと精緻な論理運びが壮大な太陽系史を解き明かす1作目、進化の過程が違うゆえの性質の違いを乗り越え友愛を築く人類初の異星人との邂逅を描いた2作目に比べ、あまりにも毛色の違う勧善懲悪の宇宙戦争ものになった3作目は、元々そういうものを好む読者にはともかく、前2作に感銘しながら3作目に挑んだ読者には期待はずれになってしまうだろう。
 科学考証的にも、作者の現実の科学に対する深い理解をうかがわせ、空想部分を最小限に留めた1作目に比べ、高校生程度でもわかる荒唐無稽な記述が増え、突飛な推論が即座に「正解」として事態を解決する軽薄さに落ちている。地球の歴史の謎が明らかになっていく過程も、封建制や宗教、神秘主義を無条件で悪としその繁栄を陰謀の結果とする単純な価値観に支配され、悪役はひたすら無様で情けなく描かれている。
 最初からそのような小説として、しかるべきレーベルで出されたものならともかく、地味でハードな小説の続編として、そして同様の作品に囲まれたレーベルで出版されていることに違和感を禁じえない。
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No.165
(5pt)

JPホーガン、キタ―

現在、読んでいる最中です。
一気に読んでしまうのがもったいないくらいです。
逆に期待を裏切るストーリー展開は、読んでいて飽きません。
「星を継ぐもの」を読んで、JPホーガン大人買いしてしまいました。
次が読みたい!!
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No.164
(4pt)

それなりに楽しいが

登場人物が多く、関係性を理解するのが大変だった。最後の展開は見事だと思う。
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No.163
(5pt)

引き込まれました。

いやあ、映画にしたらさぞかしおもしろいだろうなあと思いながら読み、ぐいぐい引き込まれました。

久しぶりに先へ先へと読み進めたくなる良書でした。

SFは興味ありませんが、本三部作は素晴らしいの一言です。

ガメニアンやチューリア人、ジュブレン人との対比を通して、

作者の地球人への温かいメッセージのようなものを感じました。

今有る諍いなんて小さい小さい、地球人は素晴らしいから、きっと

明るい未来が待っているよ、と。

ラストはもっと感動的にしてくるのかと思ってましたが、あっさりしてた所が

読者に媚びず、好感持ちました。
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No.162
(2pt)

テレビドラマのような・・・

三部作すべてを一気に読み終わりました。
「巨人たちの星」は終始、テレビドラマのようなチマチマした内容に感じました。

特に地球上の人間社会の細かな描写や、政治的思惑など広大無辺な宇宙物語からすれば
「どうでもよい!」と感じてしまうものでした。

何とか自分の頭の中で、本来のSFらしい部分のみをつなぎ合わせて、
余韻に浸る作業が必要な作品でした。

しかし作者の創作努力には敬服いたします。
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No.161
(4pt)

スタートレックのような読後感

前作「星を継ぐもの」の疑問点や不足を説明するための続編。前作ほどのインパクトはない。
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No.160
(3pt)

前2作とは趣が違うけど

これまでのハードSFではなくてスペースオペラっぽくなりましたね。スタートレックみたいと言うか
なかなか面白かったですが
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No.159
(5pt)

名作です。

20数年ぶりに電子書籍で再読しました。現代のSF物に比べたら、単純だったかもしれないが、ロマンと率直さを素直に楽しむことができました。古く良き時代を懐かしむ気持ちにさせてくれるシリーズです。
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No.158
(4pt)

和訳が良くなった

和訳は、本作の方が前作の優しい巨人より出来が良い。読み易いのが良かった。
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No.157
(5pt)

結局買いなおしました。

迅速で丁寧な送付でした。程度も予想以上によく購入して良かったです。本書はすでにかなり以前に読了していますが、3部作(4部作ともいわれる)が非常に面白く、やがて再読しようと思っていたものです。そう思いながら書架を眺めていて本書が紛失していることに気が付き、とり急ぎ注文したものです。ホーガンの代表作で巨人シリーズ3部作(4部作)は欠かせないでしょう。
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No.156
(4pt)

おもしろさと、一寸残念感と

一冊の本としては文句なしに面白かった。特に中盤以降は、どうなることかと、ハラハラしながら、一気に読んだ。ただ、この面白さは、SF本来の面白さというよりも権謀作術、政治的かけひき、の面白さで、第一作の純粋で壮大なセンス・オブ・ワンダーとは別方向に行ってしまったと思う。言ってしまえば、”通俗的”になったという感じで、それ故のストーリーが面白い反面、発想の豊かさは減じていて、残念な感じもする。
地球人、テューリン、ガニメアン、シヴェレンといった各グループの駆け引きは面白い。各文化の違い、互いに影響し合って変化していっている描写も面白い。ただし、ストーリーが陰謀論になってしまって、勧善懲悪的になってしまったのは残念でもある。

第一作も第二作も素晴らしかった。個人的にはこの第三作も面白くて好きだ。ただ、上記のような点は、やっぱり残念でもある。
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No.155
(1pt)

酷いドタバタ最低です。

第一作「星を継ぐもの」は最良、第二作「ガニメデの優しい巨人」は次点、第三作「巨人たちの星」は最低です。前二作では、人類の進歩と平和についてのビジョンを打ち出していますが、第三作では、一転して、戦争と虚偽のドタバタ劇となります。この作品は無いほうがましだ。
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No.154
(3pt)

もはやスターウォーズ

シリーズとはいえ、もはや別物と言ってもいいかもしれません。1作目から引き続いて登場する人物もいますが、たとえば1作目の主人公だったハントは、本作では脇役と言ってもいいくらいの扱いです。

1作目で描かれていたのは、人間(ホモ・サピエンス)の「未知との遭遇」です。それに対して本作は、ホモ・サピエンス、ガニメアン、ジェブレン人の「戦争」がテーマです。ストーリーの規模も登場人物の数も2作目までとはかなりの差があります。大げさに言うと「スター・ウォーズ」のような雰囲気があると思います。

個人的には『星を継ぐもの』のテイストが好きなんですけどね。この宇宙にはまさに「人智を超えたもの」が存在しているのだということを強烈に思い知らせてくれる、あのテイストが。

ちなみに一旦は完結したと思われたこのシリーズですが、1991年になって『内なる宇宙』という続編が刊行されました。<架空戦争後の惑星ジェブレンで、突如人格が他者のものと入れ換わる事態が多発する>のだそうです。面白いのかなあ。
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4488663338