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玻璃の家
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玻璃の家の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.33pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
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福ミスの第一回受賞作。正直、地方文学賞なのであまり期待せずに読んだ。だが、結果的に、 良い意味で裏切られた。江戸川乱歩賞に応募しても最終選考に残れるレベルの作品だと思う。 その一方で、内容が複雑過ぎ、頭を整理しながら読まないと理解力が追いつかないという欠点 もあるかもしれない。ただ、本格推理好きというか、パズラー好きの人にとっては「歯ごたえ のあるロジック」が楽しめるとも言える。私自身はそれほど面白いとは思わなかったが、受賞 作に相応しいレベルの佳作だと感じた。 もうひとつ悪い面を指摘するとすれば、近年の長編ミステリーの受賞作にありがちな「お勉 強ミステリー」の傾向が強いことだろうか。つまり、特定の病気の解説などが複雑かつ煩わし く感じる。とはいえ、この作者が、自分の発想を実現するのに必要な知識を得るために多大な 努力をしたことは想像に難くない。その意味で、充分に評価できる作品だと言える。 | ||||
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