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白銀ジャック
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白銀ジャックの評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.07pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全134件 121~134 7/7ページ
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筆の誤りというべきでしょうか、それとも手抜きというべきでしょうか。ストーリー展開は前半が遅すぎて、最後の落とし込みの速さとちぐはぐ。数名の「犯人」の処分もあいまいで、全体的な感想として非常に平凡でしたし、やりとりもごく普通。はっきりいって、著者の名前だけが売り上げを支えているのではないか、というレベルの小説でした。作者の作品は初めて読んだのですが、期待が大きかっただけに、かなり失望させられました。これが売れているとは信じられません。 | ||||
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東野圭吾らしい作品です。代表作にはなりえないだろうが、見事な出来栄えで、彼の一作品として長年親しまれる一冊になるかと思います。 物語は、「ゲレンデの下に爆発物を埋めた」という一通の脅迫メールが届くところから始まる。スキー場の経営陣は、犯人の要求に従い…物語が進んでいく。 物語が進むにつれて、「犯人はこいつか?」,「動機はこれかな?」などと、ぼんやりと見えるようになる。 でも、事件の全貌は、一向に見えてこない。どう頭をひねっても、不自然な点があり、自分の中で納得できる結末が予想できないのだ。 それもそのはず、複雑な事情が絡まりあって、一つの事件が成り立っており、とてもじゃないが、凡人には予想できない。 脅迫に身代金、身代金の受け渡し…と単純かつ古典的な構成で、よくぞここまで上手くまとめたな〜という印象です。 東野圭吾の作品となると辛口意見も多いかと思いますが、それだけ期待が大きいということなのでしょうが、とにかく十分楽しめる一冊だと思います。 | ||||
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ゲレンデの描写が細かいのでスキーの好きな人には面白いのかもしれないけれど。 東野圭吾ってこんなだったかなあ。 サスペンスってラスト数ページだし。 ただ、やっぱり「いきなり文庫本」という企画は良いと思う。 | ||||
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2時間モノの映画、というか、ドラマになりそうなお話しです。 ホワイトアウトのような、読んでいて、こちらまでガタガタ震えてくるような 寒さはありません。 ハラハラするようなイキを飲むような描写もあんまりなく、 なんかその点は飄々としている作品です。 ゲレンデに爆弾をしかけてジャックする、という設定も斬新ですし、 オチも確かに予想不能なので、エンターテイメント小説として、とても よくできています。 深さとか感動とかはありませんが、先が気になってあっという間に読めて しまう一冊ではあります。まぁ価格相応といった感じです。 | ||||
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直木賞受賞から既に5年近くも経つのに、最早「すべての作品が映像化されそうな」勢いの東野圭吾の新刊。 それもいきなり文庫本で出版されてうれしい限り。 実業之日本社からはスノーボード狂いになった原因である「ちゃれんじ?」が以前出されており、(そのせいか知らんけど)今回も冬の雪山が舞台です。そもそも「鳥人計画」や「夢はトリノをかけめぐる」「カッコウの卵は誰のもの」(多分他にもあった)みたいに筆者はウインタースポーツを扱った作品が多い。 ただ、今回の作品は今までの中で一番近いのは「天空の蜂」だと思う。「天空の蜂」では乗っ取られたのが原子力発電所で今回はゲレンデ、みたいな。 途中まで読んで「ベタに終わるのか?」と少し感じたが、最後の急展開には良い意味でこちらの予想を裏切られ、読み終わった後は久々にかなり満足できた。 近年は年数冊は出る東野圭吾作品だが、これはかなり上位に来ると思う。 やはり筆者はウインタースポーツを憂えていて、だからこそこの本が書かれたんだろう。なので「単なる事件」でなくその背景に社会問題がテーマにあるのがいい。 ただ最後の腕組はいらないと思う。そこだけが残念。 | ||||
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軽めの通勤読書にぴったりのミステリー?です。 なんといってもリズム感が良く、どんどん話が展開して疲れません。 広げた風呂敷もちゃんとつじつまが合うように畳まれているし、 完結しています。 ただし、話の筋が読めてしまっても楽しめる著者の独特の作風は ここでは発揮されていません。 絶妙な伏線からの完結ではなく、どんでん返しも想定の範囲内です。 東野氏を初めて読む方には、やはり「宿命」「変身」「手紙」 「秘密」「白夜行」「容疑者Xの献身」をおすすめします。 | ||||
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映画化されるとすっきり2時間できれいに完結できるかなという感じですね。 途中で感じた違和感をおさらいしてまとめると、こういう結論になりました、という感じで、納得感は高い(ラストシーンは除く)。 だから、東野圭吾の入門編としては、わかりやすいと思います。 ラスト前のシーンはもっと熱くできたと思うんだけどなぁ。 そのあたりが残念というか。 登場人物が多すぎるのかな。 スキーをしにいきたくなりました。 いきなり文庫ということで、値段と比例した軽い感じで読むのがいいかも。 | ||||
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単行本で買いたいのだけれど、懐を考えると文庫になるまで待っていた今日この頃だった。 そんなときに書店で見つけたのが「いきなり文庫」と書かれた本書だった。 驚きと喜びから一も二もなく購入した。 内容としては、まあまあだった思う。 終盤のほうは先を知りたくて読むスピードがあがっていたし、脅迫状が届いた意味には「なるほど」と思わされたし、真犯人の動機には怒れてきたし、考えさせられることもあった。 特に考えてしまったのが、「利益第一主義になってはいけない」ということ。 その点でいえばとても優れた作品だったと思う。 ただ、犯人が“ジャック”した作品だと「天空の蜂」の印象が強いので、このような評価になった。 すべての書籍が「いきなり文庫」になることは難しいとは思う。 だけど、それを待ち望んでいる人も考慮して少しでも増えてくれるととてもうれしい。 | ||||
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書店で見かけたポスターやPOPに作者の筆跡でこう書いてありました。 「いろいろと予想するだろう。残念ながら、すべて外れている 東野圭吾」 うわ、すげえ自信。さすがこのミス1位を2度も受賞した人は言うことが違う! こりゃ楽しみだ! ・・・ うーん、ちょっと期待外れ 確かに完璧に推理して当てるのは難しいかもしれませんが、 展開や結果を大まかに予測するのはそれほど難しくありません。 予備知識なしで読めていればもっと楽しめたかな、という感じ。 あの謳い文句のせいでハードルが3段くらい上がってしまったので、その分損したかな。 他のレビューでも厳しめの評価が多いですが、自業自得かもしれませんw まあこの作者の場合は、ハードルが高いのはいつもの事ではありますが。 ちなみに読みやすさは相変わらずです。 | ||||
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新幹線の東京から乗って博多に着くまでに読み終わる。 通勤・移動に最適だし、 この小説家なので、面白いことは確実だし、一気に読んでしまう。 しかも、文庫本なので持ち運びも便利。 しかし最近のこの小説家の「片手間小説」のひとつ。 これくらいの小説なら片手間で書けるだろう、とひしひしと感じる。 そろそろ「容疑者X」ばりの力作を読んでみたい。 | ||||
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ストーリーとしては、やや平凡かなぁという印象でした。 本格ミステリーを嗜好する人には全く物足りない、そうではない人にはそれなりに。。。という感じです。 映画というよりは、二時間ドラマに合いそうなストーリーだなと思いました。 新作を、いきなり文庫化しようという著者の姿勢に共感して、発売当日買ったのですが、東野作品への期待度が高いせいか、いまいち物足りなかったです。 | ||||
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新作が、お手ごろ価格で読めるっていいですね。迷わず買ってしまう。実をいうと、東野圭吾さんの作品を読むのは初めてなんです。(ドラマ化されたものとかは見てるけど…)ミステリーと言うよりライトノベル?ゲレンデに爆弾が仕掛けてあるかもという設定が、やはり非現実ぽくって、緊迫感は少なめ。ドロドロしたものも無く、サクサク読めちゃいます。旅のお供に駅の売店とかで買うにはもって来い、そんな感じです。じっくり重めのモノが読みたいという方には物足りないかな。 | ||||
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『超理系殺人事件』で主人公が言っていたような理由で、ハードカバーには手を出せていなかったので、新作は全く読んでいませんでした。だから今回の『いきなり文庫!』には大変嬉しく思います。(すべて最初から文庫で出してくれたらありがたいんだけど、商売上そういうわけにもいけないんだろうな……)さて内容についてですが、さすが東野圭吾!といった感じです。安心して読めますね。テンポが良いですし。『使命と魂のリミット』が好きな人なら絶対に楽しめると思います。ぜひ! | ||||
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「ゲレンデの下に爆弾を仕掛けた」。スキーやスノボーの客がすべて人質ってわけである。経営陣の判断は警察には知らせず、犯人の要求に従うというものだった。経営の視点からいうとありうる選択だ。そこから事件が進んでいくのだが、読んでいるうちに、だんだんと犯人の予想がついてくる。あちこちに事件の構図に関するヒントがあるからだ。でも、完全な予測はできない。そして真相が明らかになったとき、やっぱりなという納得となるほどというちょっとした驚きが待っている。ラスト近くにはちょっとしたサスペンスまで配する親切さ。ラストはハッピーエンドに過ぎるかなとは思うし、ものすごく意外性があるというわけではないが、その分不自然さも少なく、読者に親切なミステリーのお手本のような作品。 | ||||
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