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白銀ジャック
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白銀ジャックの評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.07pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全134件 21~40 2/7ページ
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「結末が見え見え」だとか「人物描写が薄っぺら」だとか「ドラマ化を狙ってるのが透けて見える」とか、酷評をなさっている方が 多いようですが、私は読み始めたらグイグイ惹きつけられ、最後まで一気に走り続けてしまいました。 私見ですが、この作品を悪く言っている方はたぶん東野圭吾氏が”ミステリー専門作家”であると決めつけていて、いわゆるミステリー的な 要素が希薄なために、拍子抜けというか肩透かしを食って低評価をしているのではないのでしょうか。 この作品はいわゆる”ミステリー”とはやや趣を異にする「サスペンスアクション」とでもいう内容のものだと思います。 喩えが悪いかもしれませんが、理屈抜きに楽しめるハリウッドの娯楽映画のようなものではないでしょうか。 どなたかも書かれていた、「前半ののろいストーリー運びに比して、ラストは性急に帳尻合わせをしている」という意見には 「それもそうかもね」と頷きましたが、とにかく難しいことを考えずに楽しめる、よくできた作品だと私は思います。 | ||||
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状態のよい商品を、早く確実に届けていただきました。商品状態の注記も参考になりました。 | ||||
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文章の読みやすさは相変わらずで、エンタメ小説としては充分楽しめると思う。 が、クライマックスは社会派的要素が絡んでいる割にはその内容に濃密さがなく、詰めが甘いと感じてしまった。 主人公のやりとりもどこか一辺倒。 良作が多い作家だけに、残念である。 | ||||
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勝手に一人『東野圭吾キャンペーン』開催中。今まで天邪鬼で避けてきた、東野圭吾さんを読んでみる事にして2冊目に手に取ったのがこちらです。 最後数ページの謎解きの勢いに押されて、☆4つつけそうになりましたが、途中までの間延びした感じを思い出して、冷静に3にします。とにかく犯人が気になって必死で最後まで読みましたが、結末に至るまでの工程は正直退屈でした。暇つぶし程度になら、読んでもいいと思いますがそれ以上ではないです。 特に、女性スノーボーダーの千晶とその従兄弟の、空気が読めない感じや、首を突っ込みすぎる感じにイライラしたし、根津がしつこく犯人を追う姿もげんなりでした。全体的に爆弾事件への緊張感が足りないように思いました。多くの人の命がかかってるのに。 更に言うと、スキーヤー達のゲレンデに対する熱い気持ち?や、スノーボーダーたちの新雪を求めてガツガツいく感じ、滑りのうまい人への過度なリスペクト感などが理解し難かったです。スノーボーダーって他人への迷惑や、危険を省みずに禁止区域まで足を入れたり、そんなにがめついんですか?実際、どうなんでしょう? 前半の退屈部分に荻原浩さんのような、クスクス感があれば、まだ、楽しめたものの・・・ 東野圭吾さんと言うだけで期待値大で読んだせいもあるかもしれませんが、ふーん・・・程度で終わりました。とりあえず、まだまだ1人キャンペーンは開催中なのでもうしばらく本筆者の本は読む予定。今は、とりあえず、評判のいい、『手紙』が待機中。今のところ、大人気の理由は理解できていません。 | ||||
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雪山を舞台にしたサスペンス小説である。2008年の作品。 とある大規模スキーリゾートに爆弾がしかけられたとの脅迫が入る。運営陣は苦渋の対応を進めるのだが、犯人側にいいようにあしらわれ・・・超絶的な足前のパトロールの面々がこれに対抗しようとするのだが・・・、というような話。 登場人物はそれほど多くないが、なかなか明らかにならない犯人像にやきもきされつつ、ジェットコースター的な展開に身を任せていれば最終章にたどり着く、といった形式だ。本作では犯罪と謎が描かれているが、謎解きに至るヒントや伏線は作中ほとんど見当たらず、これは推理小説であるとはいえないだろう。 なんとなく、アクション映画の原作として書かれました、的な雰囲気が漂う。 スキー場のパトロールが無線機ではなく携帯電話を使っていたり、スノボの描写のメインがハーフパイプなどのトリック系ではなくスノーボードクロスであったり、全体的にごく最近書かれた作品であることが明確だ。リフト運行やパトロール運営などの細かい描写がかなり正確な感じで、相当時間をかけて取材したか、または東野自身が雪山スポーツに相当慣れ親しんでいることをほうふつとさせる。このあたりは読んでいてとても安心。さすが技術者あがりの直木賞作家である。 | ||||
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東野圭吾の作品にしてはスキーヤーやスノーボーダーたちを脅迫する事件なのに、珍しく警察や刑事が出てこない。だが、これが大きな伏線だとは気付かなかった。 新月スキー場に脅迫メールが届く。ゲレンデの下に爆弾を仕掛け、慰謝料の名目で3千万円を要求してきたのだ。経営者側はスキー場閉鎖や風評被害を考え、さらに3千万円という金額なので、警察に通報しなかった。 1回目のお金の受け渡しに成功した犯人は、2回、3回とお金を要求してきた。苦境に立ったスキー場側の従業員の中に、漫然と犯人の言いなりになるのを良としない者も現れる。また、ひょんな事からこの事件が第三者に漏れ、ストーリーが拡がっていく。 何となく展開がおかしいなぁという疑問は有るものの、やはり後半になるにつれ犯人は誰なのか、何故、新月スキー場なのかと興味津々で、自然と読むスピードが上がってくる。 斜陽産業となったスキー場に焦点を当てた狙いは良い。だが、謎解きは呆気ないし、ご都合主義と、そりぁないだろうというツッコミ満載なので、さすがのベストセラー作家も、お疲れのようです。 | ||||
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前半は引き込まれるところが少なかったが途中からの展開がどんでん返し | ||||
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疾風ロンドは面白いと思ったが・・・この作品は「何!?この終わり方?」です。 結局いたずらがばれないように誤魔化してばかりの子供がそのまま大人になったような犯人・・・達。 何一つ解決してないような気がしてなりません。 図書館で借りて読むべきでした~_~; | ||||
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何処に力が入っているかというと。 大人の事情なんだろね。経営への受難。恨み怨恨の話ではないから、ミステリーっぽく感じにくいんでしょうね。これだけ複雑な関係を、エンタメに仕上げてきたという力量にはさすがだな、と思います。 珍しく、黒くない(白銀だから?笑)。それが不満だったり嬉しかったり。不思議ですね。 ウィンタースポーツがお好きなのでしょう。詳しいと、書くのが楽しいんだろうなぁ。 東野作品のファンには、期待したほどガッカリ感が強いでしょうけど、 何故期待する(苦笑)。普通ですよ。 普通のドラマだと思います。 | ||||
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東野圭吾さんはファンが多くそれゆえ熱心な読者を持つ反面、厳しいレビューも多数存在するでしょう。私も20冊近く読んできましたが、相次ぐ殺人やサプライズの連続に揺さぶられることはあっても、心底感動したりすることはありませんでした。この本は、正確には殺人事件はないのですが、事件に巻き込まれた人が皆ちょっとずつ怪しくて、個人の怨恨と同時に企業(会社)の都合についても取り入れるなど、意欲的なテーマに取り組んでいるのはわかりますが、入江の父子の描き方が雑であり、ラストの描き方はあまりにもあっけなくて拍子抜けでした。いったいなんだったのだろう?って感じで、読み終えたと同時にこの作品が軽くなっていくのを感じました。社会派サスペンスにしては、しがらみや確執、お金、権力等の描き方が甘く、大目に見てもやっぱり佳作の域を抜けないと思います。でも、こんな作品もあっていいかもと、雪のちらつく窓の外を見ながら思いました。 | ||||
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ガリレオシリーズや恭一郎シリーズではないので、図書館で借りて読みました。 買わなかったのは正解だった…と、つくづく思いました。 ボーダーに後ろからぶつかられた経験があるので、入江(父)が犯人に対して冷静過ぎて不自然に感じました。 現実味の無い場面が多い作品で、東野作品としてはハズレかと思います。 | ||||
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その時、たまたま読みたい本が切れていたので、本屋に山と積まれている本書を買ってしまいました。 最後まで読むのが苦痛でした。登場人物のキャラクターがウスッペラすぎて、まるでテレビの2時間ドラマ です。 ストーリーも悲しくなるくらい類型的です。安っぽいテレビドラマの脚本のようです。 | ||||
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疾風ロンドが面白かったのでこちらも読んでみました。 どちらも似たような設定ですが、中盤以降の犯人とのやりとりがグダグダで その先の展開にもうんざりしました。 テンポは良いものの、先が知りたくなるような面白さを感じられませんでした。 登場人物も無駄に多い割にはこれといった魅力がないですね。 ラストはちょっと予想外でしたが、そこへ至るまでの流れが悪い作品でした。 全体的にページ数をもっと絞ってもいいような気がします。 疾風ロンドも同じく軽めでスキー場が舞台ですが、スピード感と面白さをギュッと絞った 印象があったのでこちらにも期待しましたが、あまり洗練されておらず残念な印象を 受けました。 | ||||
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この作品には最後まで一気に読めるテンポの良さがある。また、スキーやスノーボードの描写も爽快で、流石今売れている作家であると思った。作品の展開や心理描写以外で個人的に特に面白かったのは、スキー場の経営者やスタッフの視点だ。スキーやスノーボードを経験している自分としては考えさせるものがあった。 ただし作中でスキーやスノーボードの描写が多いため、小説というより映像向きであると思った。ミステリーとして読み込みたい読者にとっては物足りなく感じてしまうのかもしれない。 | ||||
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普通の作家ならともかく、筆者としては平均的なできのミステリーだと思った。スキー場につて、スキーについてよく調べてある。最後の盛り上がりも読ませる。ただ、トリックは平凡だし、犯人も半ばわかってしまうと思う。まぁ、買って損は無いとは思うが... | ||||
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違和感もある、当然です ラスト数ページにとても違和感を感じました 無理やり感が否めないというか、これが東野圭吾のやり方か?と思いました 作品自体は読みやすく、気がついたら終盤でした 他のレビューの人は「登場人物に共感できない」と書いていましたが、自分は共感できました まぁ、所々ですが… うーん、なんというか期待が過ぎますね 東野圭吾に色んなレッテルを貼りすぎだと思いますが、確かに東野圭吾にしては…という作品でもあります 「なんか適当に面白い本読みてーなー」って人にはかなりオススメですかね | ||||
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東野さんの作品は初心者ですが、 とても読みやすい作品でした。 過去作品と比べて…というレビューが見受けられますが、 比べる対象があまりない私にとっては 特に気になることはありませんでした。 ミステリー初心者さんでも読みやすい作品だと思います。 雪の描写も良くて目の前にゲレンデを想像できて楽しめる作品です! | ||||
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東野圭吾さんの小説。 今作は冬山が舞台。 読み進める内になぜ警察に被害を届け出ないのか疑問に思えてくる。 しかし最後に被害届けを出せなかった理由が明らかになりなるほどと思える。 実は社長達が黒幕だったというのは意外で良い。 スキー場の廃棄する際には山の環境を元に戻す必要がある等の設定は よく取材してるなと感心。 登場人物の内老人が買収先のスパイだったという設定はやや無理やり感があったものの 東野圭吾らしいどんでん返しの構造がきちんと出来ている作品だと思った。 他の東野作品と比べると気になる点が出てくるのは事実だろうが・・・。 (そのあたりは皆さんの感想でも同様のようで・・) ただ自分としてはきれいにまとまって明るく終わる作品の方が好きである。 幻夜、白夜行、殺人の門の読後感の悪さを思い出す度にそう思うのだ。 | ||||
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チープなプロット、余りにもご都合主義で現実味のない展開、どう考えても苦しい説明など言いたいことは多々あります。 しかし、なにより登場人物の心情と行動に共感出来ない部分が多すぎました。 ルールや周りの迷惑を考えず、いくら注意を受けても自分がやりたい行動を正当化して好き放題やる、 所謂DQNと呼ばれるタイプの人間だらけです。 それが悪者として書かれていればまだ良いのですが、 どうも作者的にはそれをクールで人間味のある行動として表現したいらしく(そもそも主人公とヒロインが両方そんな感じ)、 読んでいて全く感情移入できませんでした。 話を手っ取り早く進めたかったんでしょうが、これでは余りにも強引すぎます。 部長とか課長とかにしても無駄に何人も出てくるだけで個性もはっきりせず、 誰がどんな性格なでどんな立場なのか最後まで区別がつきませんでした。 売れてる作家さんですので構想を練っている時間がなかったのかもしれませんが、 こんな本出さないほうがましだったのでは?と思ってしまいます。 昔は本当に好きな作品をいっぱい書いてくださった人だけに、本当に残念でした。 | ||||
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本書はいきなり文庫化という企画で元から文庫でリリースされて既に100万部最速突破という記録で有名な東野氏のスキーサスペンス小説です。内容的には単純に楽しめる標準以上のサスペンスもの。殆どの人が文庫で読んだと思うが、それを単行本としてリリースしたのが本書。帯でも「まさかの単行本化!」と謳っているが、本当にまさかである。単行本で売れる→文庫化が普通の流れだが、文庫で売れる→単行本というのは日本でこれくらいではないか。その意味では大変マーケティング的に興味深い例であるが、普通文庫で出ているものをわざわざ1000円も高い値段で買わないだろう・・・・。版元が文庫で出したら予想外に売れたので、じゃあ利益率の高い単行本もどさくさにまぎれて出せばそちらもちょっとは売れるのは・・ということでしょうが、読者からしたらよく分からない一冊である。 | ||||
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