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白銀ジャック
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白銀ジャックの評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.07pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全134件 81~100 5/7ページ
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氏の作品の中では平凡な部類に入る作品。舞台は『スキー場』。其処に、爆弾が仕掛けるという脅迫状が届き、スキー場会社の索道担当である主人公は、犯人から次々来る犯行予告と、警察への通報を渋る社長や上司との板挟みに合いながら対応する。…という話の流れである。私は余リアリティにこだわる人間ではないが、身代金の受け渡しなり、客の避難出来ない状況なり、作者の『神の手』が入り過ぎていている印象を受けた。犯人側にとって犯罪が成立する最も重要な部分の為、割とあっさりしているのが頂けない。また、ミステリとして最低限のサプライズは有るが、氏の過去作を読みなれた読者からしたら物足りなく感じるだろう。とはいえこれ等の不満は、今までコンスタントに良作を出し続けて来た作者への期待と信頼から来るもの。純粋にエンターテイメントとしては優れており、軽く読む分には優れている為、小説全体からみて平均以上の評価は与えられると思うので☆4。 | ||||
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書店のポップで「予想しても、はずれているだろう」みたいなことが書かれているので、ひっかけのようなものがあってもどうせ違うんでしょと思ってしまいます。しかも、結末もそこまで斬新なものではなくて、ふーんって感じです。読みやすさはありますが、もの足りなさが残ります。 | ||||
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いろんなスタイルの作品が書けるだけでもスゴイし、本作十分に楽しませて頂きました。おまけに安価な文庫スタイルとは有難いです。作家の才能や作品の幅を狭めるレビューコメントが多いことが残念です。読み取る力を読者に求める作品だと思います。特に雪上に立った印象のない★3つ以下のレビューアの心を動かす映像化に期待します。そのためには器用な役者じゃなくて、ホントの選手やイントラ・デモやパトロールの中で役者が出来る人に登場してもらいたいな。滑り以外にも、不器用な本職の目力や眼差しが求められるシーンが多いので。年季の入った老夫婦のテレマーク姿に辛口レビューアが求めている人間の深さの説得力が出ると思う。スノーフリークには、結果としての映像だけではなくて、選出やロケハンなどの経過の映像も別媒体で欲しい。リアルな色んな「ローカル」のストーリーに広がる可能性を本作は持っていると思う。さらに滑りやトリックの記述が多いままに、滑りやギアの映像を盛り沢山で。「私をスキーにつれってて」「銀色のシーズン」の恋愛をベースにした白銀の映像とは別のミステリーベース。でもミステリーも主軸じゃなくスパイス的。テーマは、雪の上の非日常感や自然と触れ合うトキメキなんじゃないでしょうか。恋愛やファンタジーの力を借りずにトキメキの非日常を表現していることはスンゴイと思います。効率や利益と言った拝金主義の日常のフィルター越しにしか本作を楽しめないのはもったいないですね。自然に触れると無条件に子供の気持ちが明るくなるシーンを含め、登場人物全員が雪山の自然に癒されています。自然は見返りを求めず人間に楽しみを与えてくれています。本作からも自然同様楽しみを与えて貰いました。 | ||||
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今作は東野さんサスペンス恒例の難解というよりも、時には無理やり感あふれる結末ではなく、さらっと読んでいても、目に付く伏線がちりばめられており、自然と結末を受け入れる事ができました。そういう意味では読みやすいと言えますが、人によっては、東野さんらしくない普通のサスペンスだとなるのでしょうか。個人的には逆に新鮮な感じがして満足しています。 | ||||
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私は楽しんで最後まで読みました。他の作品ほど重くはないけれど、何と行っても、白銀の世界で繰り広げられる動きの一つ一つの描写はあくまで丁寧で、こちらまでなんだか、スキー場へ行って、冷たい空気で頬を冷やしてきた気にならせるところがさすが。結末が想定内であるという批判もあるようですが、やはり企業社会ではこういった法律すれすれかまたは工作の隠蔽は本当に多いと仕事柄、常に思っているので、スキー場までもが・・・と考えてしまった。また、スキー施設のなくなった村が寒村化するのの早さとわびしさはこのような産業の浮き沈みで打撃を受ける地域を改めて考える上で大事だと思う。しかし、全体としてダイナミックでテンポもよく、呼んでしゃっきりと爽快感が味わえたのにはとても満足しています。 | ||||
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ウィンタースポーツ好きの東野氏らしい、小説です。スキー、スノーボードのテクニックの詳細解説や、スキー場経営の実態把握などは、よく調べているなぁと思いました。東野氏らしい、テンポ良い展開や、ヒネリは、そこそこ効いていて、読みやすいのですが、なんとなく重みが無いので、厳しく星3つにしました。 | ||||
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東野圭吾で白銀ジャックとくれば、真保裕一のホワイトアウトを連想された方も多いのでは?残念ながら、今回の東野君のは期待外れでした。文庫本だからと言われればそれまでだが、登場人物も設定も何か薄っぺらい。2時間のテレビドラマ程度。 | ||||
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うーん…みんなも書いてるようにやっぱりちょっと物足りなかったかな?話自体は楽しめる内容だったと思う。でも、なんてのかなぁ…全体的に軽い感じ?早く先が読みたい、と思うわけでもなかったしハラハラドキドキするわけでもなく。東野圭吾ってことでハードルが上がりすぎてるのかな(^^;次回作品に期待。 | ||||
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軽く読めて悪くないじゃん。皆、東野圭吾、ということで厳しいんだな、と思いながら、読み進んだが、最後まで読んだ感想は、「初めて読んだ作家だったら、特に次を読みたいとは思わないかな」ということで残念。皆さんと同じような感想になってしまいました。別に、社会性や、人間模様や、無くっても良いけど、ストレートに推理小説でも良いけど、でも、これって伏線あったんですか?推理を働かせたら謎解きが出来たんですか?最後まで読んだ今でも、純推理小説にもなってない気がするんだよね。だったとしたら、軽いエンターテイメント? | ||||
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スキー場に爆発物!人質は客全員。犯人は身代金を要求している。 まったく無駄がなく、テンポよく話が進んでいく。エンターテインメントにおいて、読みやすさというのは大事な要素である。 同著者の「ちゃれんじ?」を以前読んだのだが、その内容では、作者はかなりスノボにのめりこんでいる。その体験が十分に生かされた小説だ。というより、たぶんその経験の中で考え出したストーリーなのだろう。 余談だが、作中に出てくるスノーボードクロスという競技はダイナミックでなかなか面白い。最近のオリンピックで正式種目となったらしい。一度観戦してみる価値はある。 私にも少しだけスノボの経験があるが、この小説からは、スキーやスノーボードの臨場感がうまく伝わってくる。ミステリーの要素とうまく合わさって、スラスラと読める作品だ。分かりやすい動機がある。容疑者もいる。しかし、あの東野圭吾がそんな分かりやすい真相を用意するはずがない。このミステリーの真相を見抜くことは簡単ではない。果たして犯人は誰なのか。その目的は?どうぞ、存分に頭をひねっていただきたい。 | ||||
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いきなり文庫化とウィンタースポーツの知識がないので、読む前は不安でしたが東野節炸裂で、楽しめました。単なるミステリーではなく、人間ドラマ要素もあり良かったと思います。『白夜行』などの重厚感はありませんが、ストーリーも練られているので、気軽に読んでいただければ楽しめると思います | ||||
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東野さんの作品だから!と大きな期待を胸に抱きながら読むと、少し拍子抜けしちゃうかもしれません。でも、スキー、スノボーの滑走場面の描写などは、さすが。ストーリー展開もスピード感があり、さらっと読めます。 | ||||
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確かに犯人、動機などは全く予想してなかった結末でしたが、最後のまとめ方が綺麗にいきすぎている、というような気もします。あとは割と単調な感じがしてしまいましたね。確かにサスペンスなどあまり読まない方には専門的なことも少なく読みやすいかもしれませんが、いつもの「東野圭吾」の物語を期待している私にとっては物足りないものでした。しかし、それだけにファンとして次の作品が楽しみになりました。それと最後にタイトルは本当、センスありますよね〜! | ||||
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新刊が文庫化!!国内屈指の人気作家となった東野さんの企画に共感して購入した。昔から好きな小説家だったが、正直テレビに、映画に、引っ張りだことなり、個人的には最近一年の東野さんの作品は読んでいなかった。(当方が天邪鬼かな?)読んでみたが、正直東野作品のレベルでは100点満点の40点かな、赤点ギリギリの出来、これでも東野作品といったらよいのか?得意の一連のサスペンス小説としての充実度からは程遠い出来で、スキー場を舞台に時限爆弾絡みの題材は悪くないと思うけれど、結末までの伏線がなく、ただ単にダラッと結末まで通してしまった感じで、いつもの一ひねり、二ひねりの味付けが無い。中途半端な物語の展開で、これでも東野作品かと、本当に消化不良を起こした。売れすぎて、本来のパズルを組み立てるような丹念な仕事ができなくなったのかな?「宿命」や「秘密」、「白夜行」頃までの本当に引き出しの多い、多種良作を連発していた頃の彼が懐かしい。多忙不作か?、本来の東野圭吾の実力は、こんなものではないであろう。文庫化の新作で、作品の質を選んでるわけでもないでしょう? | ||||
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スキーヤーやスノーボーダーの技やゲレンデに対する思い入れなどが細かく描写してあるのでウィンタースポーツをやる人が読むと面白いと思う。私自身はスキーやスノボーは苦手なのだが、その私が読んでも情景が目に浮かびゲレンデに行ってみたい気分になった。犯人の逃走シーンなどは映像化すると面白そうだ。ただ、東野さんにしては軽いというか少し物足りない感じがするのは否めない。それでも最後まで一気に読ませる本ではあったので、それなりに面白いとはいえると思うが。「白夜行」などの本気作品ではなく「ゲームの名は誘拐」のような娯楽小説といったかんじだ。 | ||||
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なんとなくいきなり文庫化の理由わかるような作品です。作者も自作品のなかでは出来がよくないのはわかっていたのでは。 | ||||
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以前から新聞広告にデカデカと掲載された本書の宣伝文句が気になっていたが、「いきなり文庫化」の戦略にも驚かされた。本の最終形態はむろん文庫である。東野圭吾の作品は「単行本化」され、数年後に「文庫化」される。出版社の戦略が功を奏したのか、ついに「100万部突破」との見出しが載った。こんなことは東野作品でしか起き得ない現象だ。「いろいろ推理するだろう。でも全部はずれている」との著者直筆の挑発的文言も効いたのか。「読み出したらとまらない」、彼の作品の魅力は本書も同じだ。 しかし、である。本書のようなウインタースポーツを題材に、ゲレンデで発生した時限爆弾に絡む犯人との身代金合戦という筋書き。彼の作風としてはストーリーの伏線や犯人の意外性など、正直なところ新鮮さをあまり感じることはなかった。わたしはもっとスリリングな展開性を予想していたので、その落差はあった。われわれ読者はたしかに「いろいろ推理する」だろうが、挑発されたように「全部はずれている」とは言い難いのではないか。『カッコウの卵は誰のもの』のほうがその点では物語の深みがあったように思われる。今作品は全体を通じて「展開の速度」に比重があるようで、読み終えると余韻に浸るような心境にはならない。「へ〜、そういうことか」という感慨を抱く程度なのだ。社会的・政治的思惑を窺わせる脅迫状も「凝った」だけか。 だから「本書の売れ方」は必ずしも内容に魅了されてのものではないだろう。東野圭吾は常に「人間の心」をモチーフとする深い味わいのある作品を世に送り出してきた。そういう趣向が本書では乏しい。迫力はあるし、貪り読みたくなる疾走感はある。読者評価は多様であろうが、少なくとも私にはそう感じられた。ただ、「100万部突破」という記録はさすが。司馬遼太郎氏に続いて「好きな作家2位」という衰えない人気ぶりもさすがだ。東野作品には「読書離れ」は生じないようだ。 | ||||
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大いに期待外れで、半分で全てのスジが読めました。どういう意図でこの作品を書いたのか、疑問です。友人(東野圭吾のファン)は、「これは東野圭吾の作品ではない」と言っていました。 | ||||
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いきなり文庫というのは嬉しい限り。ただ、なんだかなぁ。。。初めから「東野圭吾」という名前に期待を持ち過ぎる私がいけないのか、ストーリー、登場人物、どれをとってもいまひとつでした。新人作家だったら許容範囲なのかもしれないですが。確かに、スラスラと最後まで一気読みさせる文章力は存在しているもののどうも物足りない。文庫の値段だから買って損したとは思わないけど、単行本(ハードカバー)の値段を出して買っていたなら正直、無駄遣いしたな、と思ってしまうレベルでした。どうも最近の作品は片手間な感じが否めず残念でならない。力のある作家さんだけに入魂の一作が読みたいです。 | ||||
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普通のミステリーです。 期待して読むと、ストーリーを進める簡易的な説明文に、途中で何度かびっくりします。登場人物のそれぞれの立場で生じる行動を、常識の範囲内で絡ませて、ちょっと硬派に仕上げて。 それはそれでよしですけれど、、、東野さん。 今回、手を抜いたわね。と思ってしまうのは、わたしだけじゃないはず。いろいろ描けるのも器量のうちですけれど、せっかくの才能、独特な世界観を放つ【本腰の入った作品】を期待しています。 | ||||
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