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月と蟹
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月と蟹の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.42pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全26件 1~20 1/2ページ
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1日で一気に読みました。 ただダラダラと自己中心的な男子小学生が惨たらしくヤドカニを毎日炙り殺す日常が続きます。 学校や家庭でうまくいかなかったり、ちょっと楽しいことがあったりの繰り返しです。 生物を殺す描写が多くて気持ち悪かったです。 | ||||
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作者による認識と経験の処理が感じられない、作者によるマスターベーションの稚拙な小説。慎一の心情を知るぐらいならお笑い芸人によるあるあるネタを聞いてきた方が何倍もまし。春也の火傷を無視する終章を見れば、ロココ調の下らない絵画を見ているような感覚。慎一の骨折にもっとフォーカスしたならまだ「小5設定」の稚拙な伏線も回収できたのにしない、完全に技量不足。この程度が直木賞なら、小説が売れないのも無理はない。 | ||||
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なんか退屈な小説でした。 | ||||
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直木賞受賞作ということで読んでみた。しかし、これが直木賞受賞作?と、失望した。主人公慎一は祖父昭三と母澄江と三人暮らし。転校生の鳴海という女の子と親しくなるが、この子どもの母親は研究者でかつて昭三の船に乗っていて命を落としたという設定。もうひとつの物語ラインは慎一に春也というクラス名がいて、彼と山の秘密の場所でヤドカリを焼くという遊びが延々と描かれる。さらにもう一つのラインは母澄江と成美の父親が男女の関係にあることを知るというもの。この3つ目のラインはあきらかに別の小説のパクリではないかと思った。鳴海の父親の車にこっそり乗りこみ母とその男がラブホテルに行くことをつきとめるという筋は別の作品で使われれている。もっともずっと以前い読んだ作品で著者もタイトルも思い出せないが・・・。原作者からパクリだと訴えられなかったのか?そのほかの物語、つまり春也・成美・慎一のいびつな関係が延々と描かれるくだりはオリジナルかもしれないけど。が、なんといっても成美の父親と慎一の母親の関係、それを車に乗り込んで真相をしるというくだりは、別の作品と酷似している。それなのに、これが直木賞?どうも腑に落ちません。 | ||||
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『本当に直木賞受賞作品なの?理解できない』 『面白くない』 一般的に評価が低いようです。自分も同様です。 | ||||
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男の子が母親の交際相手の男性に殺意を抱き、友達を使って殺そうとするところが三島由紀夫の「午後の曳航」と話の流れが似ていた。 | ||||
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作者の他の作品を幾つか読んでいたが、直木賞受賞のこちらは未だに読んでいなかったので読んでみた。子供から大人になり始めようとしている繊細な時期の不安定な行動や心理の変化が描かれ、淡々と物語が続いていく。ストーリー的な起伏は終盤まではこれと言ってなく、まさに淡々と。別に大どんでん返しや壮大な伏線なんかはいらないけど、もう少し読み込みたくなるような何かが足りない。描写はいいのだけれど、ストーリーが薄味すぎるのだと思う。読み手を選ぶ作品と言ってしまえば聞こえは良いかもしれないが。 | ||||
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とにかくつまらない。何を言いたいのかも解らないし、伝えたいことも解らない。読む価値のない作品です。 逆にプロの作家でここまでつまらなく物語を書け、世に出せる精神が素晴らしすぎる。作者自身で読んでみて、「こりゃ駄目だ」と思わなかったのだろうか? | ||||
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少年の無垢なる残酷、もしくは残酷なる無垢などと言えば分かったような気にもなるが、とにかく話が進むほどにすべての登場人物からリアリティが失われていき、従って感情移入は愚か反発すら感じえない。前半は良かったのだが・・・。昨今の直木賞の水準を示すエンターテイメント最優先な一作。 | ||||
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子どもの頃はだれにでも秘密があって、、、みたいな事を前提にしていると思うが、作者の思い込みが激しいだけ。正直なところ全然リアリティを感じられず、いまいち。登場人物の子ども達にまったく共感できないし、ぜんぜん感情移入して読めませんでした。残念。直木賞なんてこんなものなの?って感じ。 | ||||
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ほかの方もコメントしてますが、読後感が悪すぎ、、、ずっ‾と暗いまま進んでいき、いつ盛り上がるのかと読みましたが、結局・・・道尾さんの作品ならもっと面白のがたくさんあるのになぁ。直木賞の基準って? | ||||
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いかに小説の中であっても、それが小学生の行為であったとしても、動物虐待の描写は読んでいて不愉快極まりないです。 ヤドカリが可哀そうで仕方ない。なにがヤドガミ様だ。 それに目をつむったとしても、全く面白くありませんでした。 自分が読んだ道尾さんの作品でワースト1です。 | ||||
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道尾さんの小説をいろいろと読みかじっている中で、これは少し面白みに欠けました・・。ミステリーぽさが乏しいかも。 | ||||
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何の事件も起きず、何のミステリーもない、ただありきたりの幼少時代を描いた作品でも直木賞って取れるんですね。 しかも登場する子供は妙に大人びててリアリティ無いですし。回りくどい文章表現がウザイし。何か明らかに純文学意識してるし。もしかして道尾さんという人は身の程も知らずに芥川賞でも狙ったのかな。そういうのはもう少し実力付けてからにして欲しいですね。まるでピアノ習いたてでショパンを弾くようなもんですから。 | ||||
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どこかで読んだような気がするストーリー。つまらなかった。時間をムダにした | ||||
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デビュー作「背の眼」以来、作者の作品は殆ど読んでいるが、本作は一番の駄作と言って良いのではないか。小学生中高学年向きの児童書と言い切っても良い内容で、大人の鑑賞に堪え得る物ではない。思春期を迎え始めた少年の心象を切り取った作品であるが、舞台・人物設定、エピソード、ストーリー展開のどれを取っても工夫が感じられない。ヤドカリ(少年が殻を破って大人になる事の象徴か ?)の執拗な描写が印象に残る程度の些末な作品。 作者のデビュー当時、私はその作品が持つ"異界性"に魅かれたのであるが、本作を読むと、"幼児性"を異界性と勘違いしていたとさえ思える。本作だけでなく、作者の作品全般に対して言えるのだが、子供と老人(と小動物)は巧く描けるのだが、所謂現役世代の心情や人間模様に関しては今一つの感が否めない。これから、作者の作風がどうなって行くのか不安・心配を抱かせる内容だと思った。 | ||||
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すごい作品に出会った。最初から最後まで一切見所のない小説というのも珍しい。物語の起伏は一切なく、終始淡々と話は進む。かといって人物の心情が掘り下げられているということもない。作者がここを書きたいという熱意が一切ないのである。ネタもなく、話を広げる要素もなく、ただただ原稿枚数を消費するという苦痛のうちに、無理矢理書かされたという感じがヒシヒシと伝わってくる。このような小説が出版できる小説業界とはすごいものである。またこのような小説が直木賞をとる小説業界とはすごいものである。物語のすべてが蛇足と言えよう。 | ||||
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この人の作品何冊か読んで、後味悪いは、トリックは納得感無いはで嫌いでした。 直木賞受賞と最近の売れっ子ッぷりに久々に買いましたがやはりつまらなかったです。 少年達の感情を良い言い方すれば丹念に描いている、物語的にはあえて大きな起伏を作らず子供達の感情の動きで見せて行く作品です。 狙いは分かるし嫌いじゃない、また大きな起伏を作れない分けじゃ無いのも知ってますからあえてやっているのもよく分かる。 でもやっぱり気持ち悪い、子供達がそんな事考えているとかある意味リアルかも知れないけど、そんな気持ち悪い話しはリアルな世界に満ち溢れているんじゃないでしょうか。 せめて最後は気もてを暖かくして欲しかった。 最初から最後まて、やんわり気持ち悪い。 | ||||
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話自体は、裏山でヤドガミ様を観察するという感じのもので、あまりそこからは 進展がない。そこの場面で少し残虐的な表現はあったものの、意味的に深い部分は 残念ながら感じられませんでした。後半の母親と車のところでも、最終的にオチが 無く、あまり何が言いたいのか分からない。小学生が生き物観察をやっていて、 その情景がよく描かれていたというのは面白いし、新鮮なのだがそれだけに 留まったというのが感想です。☆2.5 | ||||
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直木賞受賞作品という事で興味があり購入しました。 正直期待はずれ・・・つまらなかったです・・・ ストーリー展開がゆっくりすぎるというか、劇的に展開していかないところにイライラ。 「それで?それで?どうなるの?どうなっていくの?」と読み進めたくなる好奇心がわきませんでした。 半分読んだところで断念中・・・ “作家らしい”文章表現には優れているのかもしれませんが、それにとらわれ過ぎな部分もあるような・・・ 批判ばかりの感想で申し訳ありません。 『月の恋人』のドラマはそれなりに面白かったのですが、『月と蟹』が映像化される事はないでしょうね、きっと。 | ||||
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