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シャトゥーン ヒグマの森



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シャトゥーン ヒグマの森の評価: 3.22/5点 レビュー 101件。 Bランク
書評・レビュー点数毎のグラフです平均点3.22pt


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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全101件 61~80 4/6ページ
No.41:
(4pt)

この本の中に飲み込まれる

この作品は、ミステリーとわ言えないないのですがそこは置いといて情景描写がとてもすごく読んでいる自分まで緊張感、天塩研究林の寒さ、極寒の地の厳しさまでもすごく伝わってきます。シャトゥーンと呼ばれる冬に穴にこもれず凶暴性の上がったクマに子ずれの雌という条件のクマを扱っていて一応フィクションなので、物語の主体となる人たちの視点から見れるので前に見た吉村昭さんの「羆嵐」に比べて視点が襲われたりする人に近いので面白っ方です。人は科学の力がないとここまで無力なもであることや、密猟者から自然の中に生きる動物を守る研究者の心、今までにあった熊による獣害の事件にも触れ熊に対する知識も学べる所が多々ありました。そして、熊に対する意識や他の動物に対する意識にこの本を読んで変わりました。
シャトゥーン―ヒグマの森Amazon書評・レビュー:シャトゥーン―ヒグマの森より
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No.40:
(5pt)

ミステリーではない

内容は面白いのですが、ミステリーではないです。
とりあえず最後の最後にミステリー要素を見ることは出来ますが、ヒグマの恐怖に完全に持っていかれてます。
これはパニックホラーというほうが正しいかもしれません。
ただ途中まではリアルな内容で綴っておいて、B級怪獣映画のようなラストというのはなんだかなあ・・・
シャトゥーン―ヒグマの森Amazon書評・レビュー:シャトゥーン―ヒグマの森より
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No.39:
(2pt)

全体的に突っ込みどころ満載です。

実在の事件を参考に書かれた作品のようですが、出だしから突っ込みどころ満載でした。

設定にいろいろと無理がありすぎるような…。また、人間模様を描きたいのかヒグマの恐ろしさを描きたいのかはっきりせず、展開も「おいおい、そりゃあり得ないだろ」と首を傾げる強引さでした。
特にエンディングの強引さにはびっくりしました。

これがミステリー大賞の優秀賞とは…違う意味で「このミステリーがすごい!」と思いました。
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No.38:
(4pt)

期待してたよりずっと面白い

本屋で何度か手にとってはやっぱりやーめた。を繰り返していた本でしたが
ふとしたきっかけで購入して読みました。
思っていたよりずっと面白かった。もっと早く買えばよかったです。
え?という部分も多くありますが期待以上だったので星4つです。

よかった点は、熊の執念深さが 破壊力と相まって非常に恐ろしく描かれていた点です。
肉食獣は近くにいる獲物を無条件に襲うだけと思っていましたが、もはやターミネーター級
です。
主人公の弟はいい仕事してたと思います。自然を守ろうとた教授共々結局は災害の引き金
になったようだし因果応報、自然をコントロールして守ろうとすること自体人間のおごりでは
ないかというメッセージは 岩明均の寄生獣に登場した市長の演説もそんなこと言ってたな
と思い出しました。
あと熊との戦いも現実感があって純粋に面白かったです。(主人公の戦いは主人公補正が利きすぎで微妙)


微妙だった点は人間のほうで、
・想像を絶する敵が現れたら、些細な争いはいったんおいといて生き残ろうとするのが
 人間の本能だと思うのですが ミステリー的な要素を入れたかったのか登場当初の
 人間関係が最後まで同じなのが気になりました。 特に不慮の事故?で仲間を撃ってしまった
 人との絡みは極限状態に置かれた場面とは思えず日常的に感じ違和感があります
・運の強弱が桁違い。それは主人公級とやられ役では違うのは当然ですが
 差がありすぎのような気がします。
・熊の食欲と時系列が微妙。 1人目の犠牲者の食事時間は長いのに後ろに行くほどあっさり
 平らげているような書かれ方で違和感がありました。
 普通に考えれば久しぶりの肉はあっという間に食べ、徐々にペースが落ちたるのではないか
 と思うのですが、人間の食欲をベースに考えるからいけないんですかね。
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No.37:
(3pt)

さらっと流し読み。

このミス大賞と言うことで手にしたものの、熊の恐怖が今一よくわからずに放置していた。ところが最近他のブログでちょっと残酷だから勧めない、のようなコメントで俄然読みたくなってチャレンジ!綾辻行人の殺人鬼を読みながら焼き肉を食べられる私のこと、むしろそのコメントは大歓迎!てな感じで。驚いたのは熊に喰われる人物の気持ち&状況説明まであったこと。なるほど。でも、前振りないしは伏線だと思っていた点がまるでスルーだったりと、若干ギモンは残った。面白かったけど他のこのミス作品、例えばチームバチスタなんかに比べると、ちょっとさっぱりし過ぎかも、と、思いましたとさ。
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No.36:
(3pt)

通学・通勤用にお勧め!

ほかの辛口レビューのとおり、現実味のない設定と展開が目立つので
いちいち突っ込みたくなります。
主人公の女性はかっこいいけど金銭感覚がおかしいし…
でも、ストーリーのテンポが良い上にヒグマの信じがたい凶暴さもあいまって、
電車のなかでは最高のエンターテイメントでした。
これをかばんに入れていた間は、通勤時間が全く苦にならなかったです。
文庫で読んだ人間としては値段相応分しっかり楽しませていただけました。
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No.35:
(4pt)

娯楽小説としては良作

極寒の地の描写やヒグマの習性、人間の自然破壊が生物に与えた影響など、良く調べられているなーと感心します。
かといって、くどくどと説教じみたことを書いてるわけではなく、皮肉を込めつつさらっと書かれているのが心憎いですね。
どうやらこの著者は北海道大学に通い、その後は北海道新聞社にも務めていたようで、その時の経験がこの作品に生かされているようです。
登場人物にマスコミや大学関係者がいますが、この人物たちはあるいは著者やその知人の代弁者なのかも知れませんね。
リアリティに関しては他の方が言ってるように大傑作『熊嵐』と比べてしまうと見劣りします。
また、上記したようなメッセージ性がある反面で、登場人物の思考・行動のチグハグさが目立ってしまっているのも難点。
もっとも、クマに蹂躙されながらも長い時間生きながらえて苦しむ様は、極寒の地ということもありテケテケの都市伝説(wikipedia参照)のような妙な説得力があったりしますがw
兎にも角にも娯楽小説としては十二分に評価に値する作品だと思います。
深く考察せず、B級パニックホラー映画を見るような心持ちで読むのが一番楽しめるでしょう。
冒頭からすぐさま没頭できるスピード感あふれる作風なので、気になったら書店で最初の数ページを読んでみましょう。
きっと、そのままお買い上げして続きを読みたくなりますから。
PS.「このミス大賞」の名でミステリ作品を期待すると拍子抜けするのでそこはご注意を!
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No.34:
(5pt)

面白かった

いろいろ酷評もあるようですが、面白かったです。まあ読んでみたらわかるのではないでしょうか?一気に読めます。フィクションとはいえ十分リアリティーもあります。ひどい評価もあって読もうかどうしようか思っていましたが夢枕さんのあとがき通りすばらしいものでした。
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No.33:
(1pt)

くどくも惨たらしい駄作

動物パニック物というのは、映画でも小説でもよくあるジャンルである。
この作品では羆が恐怖の対象として登場する訳だが、出ずっぱりで暴れっぱなしなのが興をそぐ。
映画の世界では既存の羆物で、「羆の登場シーンが同じ場面の繰り返しで、襲撃シーンに迫力がない」という酷評をよく見る。
若しこの小説をSFXなどを駆使して迫力満点に映画化出来れば、スプラッタ映画として娯楽作にはなり得るかも知れないと思う。
だが小説での表現としては、一寸どうかと思わざるを得ない。
例えるなら、「二度目以降に見る呪怨」とでも言おうか。
「ボクシング漫画が全編試合シーンで、顔の腫れ方が尋常ではない」とでも言おうか。
・・・・兎に角、しつこいのである。
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No.32:
(5pt)

増田俊成の今後が楽しみ

5トンのマイクロバスを持ち上げる腕力
100メートルを7秒で走る脚力
ワンボックスカー並みの巨体
ライオンやトラと格闘させれば10秒ほどで決着する
ベテラン猟師を出し抜く知恵
壮絶な内容は、以前読んだ、故吉村昭のノンフィクション「羆嵐」のリメイクのような気持ちにさせられるほど衝撃的だった。
最近読んだ本の中では一番印象に残った本である。
「羆嵐」は三毛別事件と呼ばれ、北海道の開拓民の集落を襲った、日本最大の獣害を描いたノンフィクションである。
「むしろを玄関の戸とするような粗末な家を新婚の棲家としている夫婦を、深夜にヒグマが襲い、寝込みを襲われた新妻の骨を噛み砕く音を、なすすべもなく夫は外で震えながら聞いていた・・・・」そんな内容だったと記憶しているが、その「羆嵐」の現代版として蘇ったかのような小説である。
一気に読み終えて、作家増田俊成の今後が楽しみであります。
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No.31:
(5pt)

絶対オモロイでっせ!

芥川賞とか直木賞とか有難がる人種からは、間違いなくヒンシュクもんでしょうな・・・でも僕はこういうのが読みたかった!一端読み始めたらやめられません。ほとんど暴力的に。小説読んでるというより、ターミネーターとか、エイリアンみたいな映画観てる感覚です。こういう今様の小説(?)は好きです。プロットも人物描写もヘッタクレもありません。
芥川賞みたいなの読みたい気分なら、僕はジャン・ジュネでも読みます。
とにかく中途半端なのが一番苦手や・・・
夢枕獏の解説に乗っかって「黄色い牙」も読んでみました。直木賞派ならこっちの方がいい?熊の生態なんか作家は全然知らない点では同じです。好き嫌いなら僕はやっぱ全然シャトゥーンだ。「羆嵐」は昔読んでブルった記憶がある。再読してみのだが途中で投げてしまった。シャトゥーンの印象が強すぎてもう効かない・・・「文学」としてはまともなんだろうが、そんなこと興味ない。どうでもいい。エンターテイメントとして読みたいだけだから・・・
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No.30:
(5pt)

熊の執念深さが際立っている。

Mr.Childrenの「蘇生」のサビにあわせて、この本の内容を手短に説明しますと、
何度でも何度でも僕は食われ咬まれていく
といったところです。(やや不謹慎か?)
この小説を読むと、ヒグマと人間の身体能力の圧倒的な差を、襲撃の場面で感じることでしょう。
彼らの異常なまでの獲物への執念深さに背筋が凍ることでしょう。
食われる人間の痛みがよく伝わってくることでしょう。
だんだんと人間のどの部分が上手いのかを理解していくヒグマが憎らしくもなるでしょう。
ショットガンを何発食らおうと、全力全開で狩りに来る熊さんがタイラントさんに見えました。
(注 タイラント…カプコンから出されたアクションアドベンチャーゲーム「バイオハザード」のボス。
巨大なツメと機敏な動きでプレイヤーを恐怖のどん底に叩き落します。)
母熊が主に襲い掛かってくるのですが、仔熊はほとんど襲ってきません。
ラストバトルでも母熊がかなりのピンチの時も子ども達は見ているだけです。
実際そんなものなのでしょうか。
上記のように冷静に見返せば突っ込みどころはいろいろとあると思います。
しかし、夢中で読ませてくれる勢いがあります。熊に目をつけられている場面の緊迫感は相当なものです。
何時出てくんだ、でてきたらどうすんだと気になってついつい読み進めることになりました。
この世には絶対に人間の力の及ばない存在があるのだなあ、と読み終わってしみじみ感じました。
シャトゥーン―ヒグマの森Amazon書評・レビュー:シャトゥーン―ヒグマの森より
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No.29:
(1pt)

つっこみ所が満載のB級小説!

熊が人間を襲うのは古くは映画の「グリズリー」があり、題材としては現実離れしすぎている、
という気はしませんが、細かいところで、「いやいや、それはちょっと・・・」という点が
多すぎ、途中からはそれがむしろ楽しくなりました。厳寒の地なのに住んでいる家がプレハブ
だったり、人も通わない奥地の住んでいるのに食料の備蓄が全くなかったり、外を熊がうろつ
いているのにガラス窓の部屋で寝たり、積雪30cmを女性が10分間走って熊から逃げたり・・・
「このミス」はあまり大した事のない作品が受賞したりしている事が時々あり
(「チームバチスタの栄光」は素晴らしいが)、これを選んだ選者の方は本気だったのか
洒落だったのか、と思ってしまう程の作品でしたよ。トンデモ本並のインパクトです。
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No.28:
(2pt)

ヒグマの怖さ

ヒグマの怖さは伝わってきます。私が読んでみた感じ、文章が簡単に書いてあり、あまりハラハラ感が得られなかった所がありました。そこが残念でしたが、ヒグマの怖さは知らない所があり勉強になりました。
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No.27:
(2pt)

なんだかなあ。

バトルシーンはそれなりですが、他の方も書いていらっしゃるように人物描写が出鱈目過ぎます。発言内容から性格までページを繰ると前触れなく変わっていたりするので驚かされます。
あと、とにかく気になったのが登場人物達の生命力設定の出鱈目さ。
ヒグマのパンチを最低でも4発は食らっていて腹も咬まれているはずの
小学生女子がなんで立って歩いているのでしょうか?
主人公親子は何回も遭遇している上に結構な攻撃を受けているのに最後のシーンまで生きて歩いています。他のキャラは遭遇=死ってぐらいおざなりに殺しているのに。ていうかそれが本当でしょ。
動物パニック物は好きですし、筆者の自然に関する知識や思想には賛同できるものの、小説としては厳しいものがあります。
本来星一つとしたいですが、バトルシーンだけは必要以上に力が入っていたので。
グロ過ぎのような気もしますが。
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No.26:
(3pt)

よくできた習作

動物を扱ったサスペンスあるいはパニック小説としては
ヒグマというモチーフは意外と新鮮で,かつリアルな題材である.
あまり知られていないヒグマの習性や冬の自然環境ををよく調べていて
怖さは十分に伝わってくる.
また,もう一つのテーマとして野生動物に関わる人間の生き方や情熱も
ある意味怖いくらいに表現されていて読み応えがある.
しかしながら,リアリティという点では今一つだし
ストーリーも登場人物が次々にヒグマに殺されるだけの内容に終始してしまっている.
小説として楽しませるためには,ヒグマの怖さを十分に表現した上で
その逆境に立ち向かう人間の創意工夫に重心を置くべきである.
これではヒグマの生態小説にすぎない.
面白いモチーフを見つけて,それを丁寧に調べた努力は評価に値する.
作者の今後に期待.
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No.25:
(2pt)

ホラーとしては

 十分楽しめますが、単行本から何故変更を加える必要があったのか理解に苦しみます。
(特に最後の最後・・・)
あれが無ければ☆☆☆といきたいところですが・・・
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No.24:
(2pt)

面白いのかな?

自然の厳しさ、羆の恐ろしさは十分に伝わりましたが、襲われた人間が「痛い!」とか「やめて!」と羆に向かって叫ぶ点に違和感を覚えました。(普通に考えれば、そんな余裕ないはず)
これは一例ですが、登場人物の行動に共感も同意できないシーンもありました。
そして期待のエンディング。見事にうっちゃられた感じです。
害獣の恐さは素人の私にも伝わりましたが、同じ動物モノなら、キングの「クージョ」の方が恐かったかもしれません。
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No.23:
(3pt)

展開がよめすぎる

早い段階からストーリーが展開されて、ほぼノンストップの状態だったので読みやすかったです。ただあまりにも展開がよみやすかった…
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No.22:
(2pt)

ミステリー小説とゆうよりモンスター小説。

文庫本解説が夢枕獏氏とゆうのが頷ける格闘小説です。エイリアンの設定を北海道や羆に置き換え、羆に関する知識を使って書いていますが、登場人物たちの行動や心理描写には?が付いてしまいます。格闘シーンは力が入ってます。サラリと読めます。吉村昭氏の羆嵐とは比べるべきものはありません。
シャトゥーン―ヒグマの森Amazon書評・レビュー:シャトゥーン―ヒグマの森より
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