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タイムライン
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タイムラインの評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.81pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全29件 1~20 1/2ページ
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タイムトラベルものと言う事で、クライトンのお手並み拝見と読んでみた。量子論をガジェットにしてタイムパラドクスをうまく回避か?と思わせるが、結局は多元宇宙論であり、パラドクス自体も回避来ていない。量子論を使うのであれば、転写エラーもいいけど、もっと量子揺らぎやシュレディンガーの猫的ギミックも使って欲しかった。SF的には消化不良感がある。警官のエピソード等あまり効果的ではない無駄な部分も多い。アンドロメダ病原菌の精緻な構成、緊迫度とはほど遠い。 じゃあ、つまらなかったのか?いや、面白い。かなり面白い。中世の風俗や建築、人々の行動様式等を語る時、クライトンの筆は冴え渡る。時代考証もかなり綿密に思える。 この作品はSFファンなどという小うるさい連中相手ではなく、誰もが楽しめるエンターテイメントの佳作だと思う。ジュラシックパークならぬミドルエイジパークへようこそ! P.S. 教授存在感なさすぎ。 中世舞台の小説に興味が出た方、ケン・フォレットの「大聖堂」おすすめします。 | ||||
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これタイムラインとあるけれど実際は多元宇宙間異動機なんだよなぁ、この世界と同様な他宇宙が在ると 言う設定だろうと思うよ、ま、しかしその方が遥かに難しいけれども。 しかし、クライトンの原作の映画はもう作って欲しくない、原作の味が消えてしまう。 | ||||
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マイケルクライトンのファンにとってはたまらないSF仕立ての痛快活劇です。 | ||||
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この夏は時間SF小説を読んでみようという試みの第2弾。マイクル・クライトン著「タイムライン」(上・下)を読み終えた。かなりボリュームはあるが、現在と中性を舞台に残された時間が迫り来る中を交互に切り替えながら物語は進行するので、ちょうど24(Twenty Four)を見ているような感じで読み進める。 量子テレポーテーションや多世界解釈などを駆使して、人間そのものを14世紀という世界へ送り込むテクノロジーが開発されたという設定だ。 現実には、光子や電子といった素粒子の世界では、可能になっている技術ではあるらしいが、もちろん人間は素粒子と違うので、そう簡単にはいかないだろう。 しかしながら、多世界解釈という考え方自体は、物理学者の中で少数派だとはいえ、理論的説明として生きている。 そして作者は言う「我々の技術は時間旅行とは何の関係もない。我々が開発したのは、むしろ一種の空間旅行だな。正確に言うと、量子テクノロジーを利用して、直交する多宇宙の座標を変動させているんだ」 マイクル・クライトンは、「アンドロメダ病原体」や「ジュラシック・パーク」で有名な作家だが、今まで私は読んだことがなかった。また、医学部出身であり、「E救急救命室」の原作者でもある。 今回読んでみてなかなかにスリルとスピードのあるいかにも映像受けする小説という感じがした。 2008年11月4日に喉頭癌で亡くなっている。66才であった。 | ||||
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そんなに英語が得意ではないが、テンポ良く読める。昔、スティーブンキングに挑戦し、撃沈されたのに比べると。細かいこと気にせず、冒険活劇として読んでみたら。 | ||||
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ハイテック物で著名なマイクル・クラインが、一方で歴史物にも大変な好著を残しているのはご存知のとおりです。そういう意味で、本書は、マイクル・クラインの得意の2大分野を扱った、絶好の作品と言えるでしょう。だから、面白いです。掛け値なく。 物語の大部分は、14世紀のフランスの社会風土が占める。これが、実は知らない事だらけで、非常に興味がわく。知的好奇心をずいぶん満足させてくれる。なんというかな、普通の人の生活も、貴族の生活も、騎士の生活も、知らないからね。具体的なところは。 どうやって服を着るとか、どうご飯を食べ、どうお風呂に入るのか。。。。 あの長い槍のようなもので、馬に乗って、ロボットのような甲冑をつけた騎士が戦うけど、それも、その難しさ、重さ、迫力。。。知らないよなぁ、実際には。 このあたりの描写が、じつにおもしろかった。。。と、一方で、結構しんどいところもありましたな。 実際、かなり残酷です。このころの民族、国家の広さは今よりかなり狭いようで、他民族、他宗教、他文化を排除するさまは実にすざまじい。実に残酷で、これは我が国の戦国モノなんかに比べ、どうも非常にきつかった。ここらの残酷さがちょっと読みにくかったですね。正直なところ。 ただ、それこそまさにその時代、ということで、それだけリアルなんだろう、とは思います。 とにかく、これは面白かった。 まぁ、他の作品同様、これは映画にするよなぁ。。。という感じにもなります。 格闘シーン、逃走シーン。。。ちょっと言葉では追い切れないところが事実ありますもん。 今度は、映画の方タイムライン [DVD]を見てみることにしましょう。 | ||||
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続きが気になって一気に読んでしまいました。 クライトンの描く登場人物はいつも魅力的です。ありえないと分かっていても、だんだんクライトンワールドに引き込まれてしまいます。 現実世界でも過去世界でも次々に問題が起こる。そしてタイムリミットが迫ってくる…。 ハラハラドキドキの冒険物が読みたい方にお勧めです! 映画も見ましたが、設定がかなり変更されている上、省略されているので、原作も読まれた方が楽しめると思います。 | ||||
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続きが気になって一気に読んでしまいました。 クライトンの描く登場人物はいつも魅力的です。ありえないと分かっていても、だんだんクライトンワールドに引き込まれてしまいます。 現実世界でも過去世界でも次々に問題が起こる。そしてタイムリミットが迫ってくる…。 ハラハラドキドキの冒険物が読みたい方にお勧めです! 映画も見ましたが、設定がかなり変更されている上、省略されているので、原作も読まれた方が楽しめると思います。 | ||||
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マイクル・クライトン得意の・・・主人公たちがある空間に隔離されてしまいそこから抜け出すために奮闘するというパターンの話。そして、専門用語を使った緻密な感じのある話。今回はタイムマシーンですね。よく話の種になるものですが、ありきたりな話ではなくとてもおもしろかったです!!いつも通りはらはらドキドキさせられました☆☆一読の価値あり!!な本です。 | ||||
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クライトン得意の「専門用語を使った荒唐無稽なサスペンス」です。人間を元素にばらして送信するファックス、と言ってもねぇという感じなのですが、中世フランスの描写は良かったです。特に修道院を舞台にした追跡場面や、中世人に紛れるために当時のコスチュームを身に纏う場面は、かなり情景が目に浮かぶようです。映画化もされましたが、あまりにストーリーを飛ばしているので、原作を読んでいないと何が何だかチンプンカンプンかもしれません。 | ||||
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映画化されて2004年に日本でも公開されていますからご覧になった方もいらっしゃるかと思います。タイムスリップものですが、スリップ先は中世ヨーロッパです。タイムマシン理論の説明シーンなど、クライトンのテクノ・スリラーの真骨頂といった感じですね。英語は簡単ですし、話が面白い割に展開は比較的普通なので、ペーパーバック初級者にはうってつけだと思います。どんでん返しはないけれど、結末はなかなかいい感じです。少なくとも私はこういうのも好きですね。 | ||||
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考古学と時間旅行を組み合わせた物語であり、エンターテイメント性も充分な作品です。 マイケルクライトンの作品を読みなれている読者にとってはパターン化されている感じが気になるかもしれませんが、私が気に入ったのは、時間旅 行のアイデア。 かつての作品は、ネオレトロなデザインのタイムマシンに乗って機械ごと過去へ遡ったり、不思議な空間が繋がってそこを通り抜けると過去に到 着というやり方がほとんどだが、この物語では据え置き式の機械で人間を分解し、FAXのように送信する。 何度も時間旅行を繰り返すことによるリスクについては、コピーしたものを更にコピーを重ねていくようにだんだんと歪みやノイズが生じてくる という設定。背景に敷いた理論展開についても読者をだますには充分である。 お決まりのハラハラドキドキの冒険譚ではあるが、時間旅行自体は救出を目的とする行動であり、歴史を動かすとなどという大それた行為が前面 に押し出されていないのも気に入っている理由。 | ||||
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以前からクライトンの作品が好きで日本語訳を購入して読んでいたのですが、今回は作品の本当の雰囲気が味わいたくてペーパーバックスを選びましたが、最初の一冊にこのタイムラインを選んでますますクライトンのファンになりました。話は砂漠で奇妙な男性と遭遇するところから始まるのですが、話の流れもさることながら、登場人物一人一人の仕種や表情、情景が細かく表現されていて、物語が進むにつれて自分も登場人物の一人になってしまったような錯覚を起こさせるぐらいに物語りに引き込まれてしまい、私は何度も降りる駅を乗り過ごしてしまいました!これこそまさにクライトン・マジック!あなたもファンになるこ間違いなし! | ||||
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映画を見る前に読んだときには、中世のなじみのない表現も多くて、あまり面白いとおもわなかった。でも、映画を見て、一応頭の中に中世のイメージが出来てからもう一度読んだら、すごく面白かった。でてくる登場人物が中世おたくのような、学者がおおいので、予備知識が少しは必要だったようだ。いつもクライトンは状況描写はよくても、人物描写はあまり、得意じゃないと思うのだが今回はもともと淡白な学者さんたちの話なのでそちらが苦にならなくてよかったのだろう。ぜひ、二回ぐらい読んでください。 | ||||
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マイケル氏の作品はことごとく読んで来たが、いまだに駄作がないどれも良作、傑作だ!今回の作品はタイムマシンとまた古典的なものを持ってきたなあ、とおもったが嬉しく期待を裏切ってくれた。精密な科学描写とくに量子学をよく分かりやすく、そしてCOOLに書いてありそれらを用いて現代にタイムマシンを作り上げるという、ストーリイもよいがそれを中世とつなげたのが面白い。城、騎士、攻城戦、などの詳細な書き方とめくるてがとめられない活劇、この本はSFというジャンルだけにとらわれないような本であり、かって損はしないだろう。 | ||||
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登場人物は、野心家の経営者・フランスの南西部で修道院の発掘をしている歴史学者とそのアシスタントたち。 そして中世の騎士たち。物語の舞台は、100年戦争中のフランス南西部・ドルドーニュ地方。史実に基づいたストーリーに、架空の登場人物たちが見事にフィットしています。 現代と違って、日常的に危険と隣り合わせの時代に送り込まれた登場人物たちの成長は見ものです。 また、中世の世界の描写も秀逸です。 歴史に興味のある方にはお勧めです。 | ||||
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最近のクライトンは、かなりワンパターンになってきた。なぜか。内容が変わっても、スタイルが同じだから。ほとんど、駄菓子屋ののり。ただ、そこが圧倒的に良い。最初のページから、終わりのページまで、ぐっと引き寄せられ、そして彼の設定した世界の中に、無理矢理監禁状態となる。既に知られている最新の科学技術を、彼一流のやり方で、おおげさにセンセーショナルにプレゼンテーションする。最新作、"Prey"は、若干、求心力が劣っていたが、この"Timeline"は、上記のプレゼンがうまくいっている。職人的にうまい構成力に、後は徹夜で酔うだけ。私は良く英文で物を書かなくてはならない事があるのですが、彼の文体は非常に役に立ち助かっています。上手い文章を書こうとしたらまずは彼のストーリーテリングの手法をまねするに限ると思っています。 | ||||
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ハラハラしながら電車のなかで黙々と読んでしまった・・・とにかく安心していられないんです!迫り来る馬のひづめの音、騎士の鎧が立てる金属音、空を切る剣の音、耳に詰めた受信機から聞こえてくる仲間の声、降るように飛んでくる火矢の音、中世の世界は危険だらけのハプニングだらけ。映画の方もほとんど別物ではあるものの、原作にないロマンスの要素を強めてあって、Marekのラストがグッと泣ける演出になっていて面白かったです。中世の建物や衣服、街や城の雰囲気など、やはり映像で見るとわかりやすいですね。想像では限界があるので。色々なキャラクターが出てきますけど、僕は嫌われ役のDoniger社長が好きです。とても利口で、何でもかんでも、時にはアクシデントだって自分が有利になるように利用してしまうんです。そして誰も信じない。嫌な奴もここまでいくと読んでいてスカッとするんです。異空間への転送の理屈や、発掘にまつわる技術的な内容、教会などの建物の構造についての叙述は見覚えのない単語が多くてわりと難しいかもしれません。でもストーリーの本筋を理解する上では問題なし。 | ||||
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出てすぐに買って、初めて読んだときはかなり興奮しました。しばらく私のベスト1の本でした。今回映画化になって、読んでから数年たっていたのでまた読み直してみたら、前回読んだときよりさらに入り込むことができて、すごく楽しかく読めました。映画とは話がぜんぜん違うので、映画は観たけど小説はまだという人はぜひぜひ読んでみてほしいと思います。アンドレが好きで、<私はよい人生を選んだ>という言葉がかなり心にきます。最後の数ページは何度も読んでしまいます。私は量子論はあまり分からないので歴史物語の感覚で読みました。 | ||||
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出てすぐに買って、初めて読んだときはかなり興奮しました。しばらく私のベスト1の本でした。 今回映画化になって、読んでから数年たっていたのでまた読み直してみたら、前回読んだときよりさらに入り込むことができて、すごく楽しかく読めました。映画とは話がぜんぜん違うので、映画は観たけど小説はまだという人はぜひぜひ読んでみてほしいと思います。 アンドレが好きで、<私はよい人生を選んだ>という言葉がかなり心にきます。最後の数ページは何度も読んでしまいます。 私は量子論はあまり分からないので歴史物語の感覚で読みました。 | ||||
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