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タイムライン
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タイムラインの評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.81pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全9件 1~9 1/1ページ
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私にとって久し振りのクライトンでしたが、冒頭から引き込まれました。皆さんご存知の通り、作者は最新科学技術を巧みに取込んで且つ娯楽性の高い作品に仕上げていますが、本作では単一の宇宙“uni-verse”に対して複数のそれ“multi-verse”(造語)という概念を提起、更に量子物理学により現在から過去に「移動」することを可能にします。思えば“Jurassic Park”シリーズは過去を現在に蘇らせていましたが、その逆です。 結果として前半は最新技術と中世社会を上手く対比させ読者を放しません。が、行きがかり上後半は普通の中世冒険物となってしまい、作者ならでは時代考証に基いた逸話や若干の変化はあるものの斬新さと緊張感は薄れます。飽く迄も他のクライトン物に比べればですが。世界史は大の苦手なので、辛かったです(苦)。映画化もされていますが、そちらの媒体の方に遥かに向いていますね。但し、廉価版$4.99という価格は、とっても嬉しいです。 | ||||
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人の生命を犠牲にしてでも儲けようとする企業に利用された科学者(本作では歴史学者)が恐怖に遭遇する・・・という全てのク作品に一貫する共通性。そして他のどの作品にもないユニーク性、即ち中世社会への時間移動。著者クライトンの魅力が遺憾無く発揮されている。 タイムマシンと言えば日本人読者は、机の引出しから乗って人気マンガを先読みしたり、大人になった静ちゃんに会うなど楽しい目的を考えるが、彼は残念ながらあまり良い夢は抱いていないようだ。恐怖というより愉快さが先行する本作も、結局は彼の作品全般の基底にある、欧米人が持つ科学技術に対する不信感を改めて認識させられたようで、後味はあまり良くない。 171Pの time paradoxes の議論は体よくはぐらかされた思いもするが、当時のKnightの装身具やjoust の様相、所々にある城郭の挿絵、その内部で三次元の躍動で奮闘する主人公など、掻き立てられる興味は尽きない。滅多にお目にかかれない物理学用語・中世の建築用語などが頻出するので、時間を惜しまず辞書を引いて、未知の語彙との遭遇を楽しみたい。 | ||||
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途中、内容がワンパターン化し、劇画タッチとなるも、最後はそれなりにしまった。 面白いけど、もう一ひねりほしかった。 英単語のレベルはかなり高いと感じた。 | ||||
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映画にする分には良いかもしれないが、小説として読むにはストーリーがバタバタと進んでいく感じで、読み出したらやめられないという感じでもないし、あまり面白いとは思いません。 英語の表現も少し分かりにくいように思いました。 連続活劇とでも言ったら良いような感じでが、スカッとした気分になるわけでもなく、シリアスでもない、なんとなく読んでしまったような感じで、それほどつまらないというわけでもありませんが、他の作品を読む気にもなれません。 | ||||
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さすがにマイクル・クライトンですね。ジェラシックパークやロストワールド、スフィアでも見られたスピード感あふれる展開は健在でした。さらに現実と仮想の区別が読み進めるにつれて解らなくなるところあたりもクライトン流です。途中少し、中世の時代背景が解りにくくこのあたりの理解があればもう少し入り込めたかな?という部分が減点項目ですが全体的にはあっという間に読み終えた次第です。まさに今、映画化されているので読んでから映画も観るともっとはまるかもしれませんね。 | ||||
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さすがにマイクル・クライトンですね。ジェラシックパークやロストワールド、スフィアでも見られたスピード感あふれる展開は健在でした。さらに現実と仮想の区別が読み進めるにつれて解らなくなるところあたりもクライトン流です。途中少し、中世の時代背景が解りにくくこのあたりの理解があればもう少し入り込めたかな?という部分が減点項目ですが全体的にはあっという間に読み終えた次第です。 まさに今、映画化されているので読んでから映画も観るともっとはまるかもしれませんね。 | ||||
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やっぱり期待して読んでしまうもので、その期待に以上のものが出てこないとホントにがっかりしますね。設定も時間移動をして(タイムマシンではないらしい)帰れなくなった大学教授を助手の生徒達が助けに行くと、そーんなには意外性がないので、『これをどんな風にひねるのかしらん』と思っていたのに。なかなか面白いなと思いはじめるのに時間がかかって、私の場合は半分くらいまで来てようやくちょっと面白くなってはきたんですけど。でもそれまでは『もしかして違う作者の本では・・・』と思って表紙を確かめる程でした。展開も予想の範囲内で、どうなるんだろというドキドキ感はあまり持たせて貰えず、「ふーん」という感じで読めてしまった1冊でしたね。 いつも面白い本ばかりで寝るのも惜しい位の勢いで読んでしまっていたのでちょっと残念でしたが、巨匠もたまにはこういう事あるのね、と次回に期待している限りです。 | ||||
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すごく期待して読んだ。もちろん彼流の科学的な説明方法によって中世の時代に行く。でもその後は、ご都合主義じゃないですか?みんなが思っている展開に、思っている結末でした。ちょっとガッカリ! THE ANDROMEDA STRAINとかCONGOの様にハラハラ唸らせて欲しい。それからTRAVELSはお勧めです。ERが好きなひとな人なら、クライトンの医学生時代の話でチョットドジな彼が楽しめます。 | ||||
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ちょっとミーハー的なマイケル・クライトンの本ですが、 (恐竜ブームの時にJurassic Park、そして、テクノロジー時代の今 Timelineが出版されるあたり) 軽いタッチの本が読みたいなぁというときにはおすすめ。話しの中で、別の時代に連れてってくれることが多いのですが、今回もタイムラインの中で中世時代へと旅することになります。ハードコアなSFなどがお好きな方にはちょっとものたりないかもしれないのですが、個人的な感想としてはまぁまぁだと思いました。 残念な点は、少し話しの設定(技術の説明)に無理があるかなということでしょうか... | ||||
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